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ギターメインの音楽 Archive

Girlpool最強のデュオ 次はコレだ!

個人的にプッシュしていたバンドが、日本でも評価されるようになって来たようで、別にワタシが喜んでもしょうがないけどなんとなく嬉しい感じ。
一つ目は、フランス、スウェーデン、アメリカの混成バンドで、こちらでも紹介したBlues Pills。
ドラムスが交代したようですが順調に活動していて、それなりに人気もでてきている様子。

もう一つは、先達て来日したThe Struts。
確か最初に聞いたのは去年の初めかそれより前だったかもしれませんが、今年(2017年)2月になってやっと日本でもアルバムがリリースされた模様。
今まで未発売だったのが信じられません。
こんなにいきのいいバンドなのに。

そして、今回見つけのがタイトルのGirlpoolです。
ロサンゼルス出身の、Cleo Tucker(ギター)、 Harmony Tividad(ベース)のデュオ。
ウィキペディア英語版によるとfolk punkということになっていますが、たしかにパンクで一昔はやったLo-Fi(ロウファイ)というカテゴリーにも当てはまるかもしれません。

演奏はスカスカですが、ボーカルは意外とパワーがあってハモるところはしっかりハモります。
この無防備とも感じられるパワーが凄いです。
EPとアルバムも2枚あって、amazonでは最新アルバムBefore the World Was Bigが2017年3月20日に入荷予定となっています。

Before the World Was Big

Spotifyでは既に音を聞くことができます。(amazonでは入荷予定なのに!)
スタジオではほんのちょっとだけ立派な音になっています。

私のオススメのインストアライブっぽいライブ映像はこれ。

R.I.P. Alvin Lee

テン・イヤーズ・アフター(Ten Years After)のアルヴィン・リー(Alvin Lee)が亡くなりました。
ワタシにとっては中学生の頃ギターヒーロでした。
60年代のそれまでのギタリストとは明らかに違う、ロックを感じさせてくれました。
当時買って本当によく聞いたシングル盤の画像を貼り付けておきます。

テン・イヤーズ・アフターのアルヴィン・リー(Alvin Lee)が亡くなりました R.I.P.

その後、高校生になったばかりの頃ウッドストックの映画を見て、聞く音楽の傾向が変わりました。
オープニングのリッチー・ヘブンス(Richie Havens)、ジョー・コッカー(Joe Cocker)、サンタナ(Santana)、CSN、スライ(Sly & The Family Stone)など強烈な個性と勢いのミュージシャンばかりでした。
そんな中でギターヒーロー、アルヴィン・リー(Alvin Lee)も強烈な印象でした。

段々70年台に活躍したミュージシャンも歳をとっていきます。
ジェフ・ベックもついに来年は70歳。
みんな元気でいて欲しいと思います。

エリザベス・コットン(Elizabeth Cotten)

Freight Train And Other North Carolina Folk Songs and Tunes

ギター至上主義というタイトルを掲げながら、うかつにもこんな素晴らしいギタリストのことを今まで知りませんでした。

エリザベス・コットン(Elizabeth Cotten)は、1895年1月5日生れのアメリカのギタリスト・シンガーでバンジョーも弾きます。
エリザベス・コットン(Elizabeth Cotten)は左利きなんですが、ギターの弦は右利き用の張り方のまま、親指と人差指のツーフィンガースタイルで演奏します。
ということは、親指でメロディー、人差し指でベースラインを弾いているということです。

その経歴も中々変わっていて、詳しくはウィキペディア(Wikipedia)のこちらの記事をご覧下さい。

実際に演奏する映像がYouTube(ユーチューブ)にあります。
見ていてもごく自然に弾いているので、親指でメロディーを弾いているように見えません。

1曲目のFreight trainは11,2歳の頃に書いた曲だそうで、確かにシンプルで子供の歌という雰囲気もありますが、歌詞にはブルースに感じる枯れた雰囲気もあります。
チョーキングがアクセントになっていて、このアイディアは素晴らしいです。

訳詞はレモンさんのサイト、LEMON TREE レモンツリーをご覧下さい。

Focus Live at The Rainbowの映像がYouTubeに

特にFocus(フォーカス)のファンというわけでもなく、アルバムはFocus Live at The Rainbow1枚しか持っていません。
にもかかわらず、来日ライブは見に行きました。
新宿の厚生年金ホールのA席という、いかにもやる気のなさそうな席です。
結局目当てはHocus Pocusだったわけで、実はその他の曲がどんなだったか、ライブ直後から記憶に残っていません。(^^;

YouTubeには何か映像があるだろうと思い検索してみると、まず見つかったのが、日本で放映されたと思われる映像。
1973年ですから、Focus Live at The Rainbowと同じ頃ですね。
まあ、とにかくキーボード・フルートの演奏も表情も凄い、テイス・ヴァン・レール(Thijs Van Leer)の一人舞台ですね。
バンド自体の勢いもすごく、絶頂期という感じです。

まさかレインボーのライブは映像がないだろうと思いつつ検索してみると、ありました。
さすが、YouTube(ユーチューブ)、えらいぞ。
オフィシャルの映像ですから、ひょっとしてビデオかDVDがあるのかも知れません。
この曲が何となく好きというか、耳について離れないので何度となくこのライブ盤を聴いていますが、やっと映像が見れてちょっとだけ感激しました。

更にYouTube(ユーチューブ)で検索してみると、こんな映像が。
カッコイイじゃないですか、ジャズロックです。
へぇ、こんないい演奏をするバンドだったのか。
これは画質もいいですが、初期のバージョンなんでしょうかね。
テイス・ヴァン・レール(Thijs Van Leer)の演奏にヤン・アッカーマン(Jan Akkerman)が笑ってます。



う~む、当時から感じていたことなんですが、改めて見てもヤン・アッカーマン(Jan Akkerman)はどうも掴み所がないというか、上手いようなそうでもないような……

AC/DCのライブを見てきました

2010年3月16日、大坂の京セラドーム(Kyocera Doom OSAKA)でAC/DCのライブを見てきました。
今回はカミさんが会員となっているファンクラブのチケットで、花道からも近い絶好のシートです。
仕事も若干無理矢理に早めに切り上げ、新幹線で新大阪経由でドームに着いたのが18時5分くらい。
思ったより早く、ちょうどいい時間の到着です。
仕事を休んで一足先に来てチケットを受け取っていたカミさんと合流。
最初はちゃんと受け取れるか、ほんとにネットで予約したとおりの咳なのか不安がありましたが、実物を見て安心しました。

会場に入ると久しぶり(エアロスミス以来)のドームはやっぱり広くて気持ちいいです。
それにしても、ステージもジェフ・ベックには比べようもないくらい大きいし、セットも大きく凝っていて、いかにもライブ会場に来たぞ、という雰囲気で気分が盛り上がります。

ライブはPAのエージング用にかかっている曲が良いと、そのあたりから更に気分が盛り上がりますが、今回はバディー・ガイ(Buddy Guy)でした。
しかも!
ジェフ・ベック(Jeff Beck)がギターで参加、というか恐らくオーバーダビングしている、マスタング・サリー(Mustang Sally)までかかって、なんか来月の予告編のような……
この辺りで2人とも結構盛り上がってますが、あくまでワタシら2人だけです。

それからしばらくして、暗転、YouTube(ユーチューブ)で何度となく見ている、あのビデオから始まります。
このビデオは音がすごい。
PAから風が吹いてくるような音圧感で、圧倒されます。

その後、演奏が始まると一気にボルテージと血圧が上昇。
隣のカミさんはずっと飛んでるし、腕は振り上げてるしヘドバンしてるし、結果、翌日から全身筋肉痛という結果。
ワタシも負けずに腕はふりあげるし、ヘドバンも声もあげるしで、心配しましたがほとんで影響はありませんでした、日頃の鍛錬のおかげでしょうか。
さて、ライブは最初から最後まで一部を除いてトばしまくりで、ブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)などは62歳とは思えないくらい声も出ていたし、動き回っていました。
メンバーみんな元気です。
花道に出てきたときには、たいてい私たち見ているあたりで立ち止まり、こちらを向いて指さしながら歌ってるくれるので、まるでDVDを見ているような信じられない臨場感。
さすがYouTube(ユーチューブ)、私たちがいた辺りの映った映像がありました。
この映像で花道に出てくる時、最初に立ち止まる付近にいました。

臨場感といえば、曲によってステージのセットが火を吹いたり、花火が上がったりしますが、その熱が頬に伝わってくるのが、これまた凄い臨場感。

そうこうして、ライブも進んできた頃、いつの間にか後ろの辺りに酔っ払った外人がきて、ふらふらしながら近くの男性と肩を組んだりしています。
最近こういうのが多くて困るらしいのですが、よく見るとフェンスの向こうにいるセキュリティー担当者らしき人が無線で連絡をとっている模様。
しばらくして気がつくと背後にセキュリティー担当者がきていて、なんとか連れだそうとしている感じなんですが、人も多いので穏やかにことを運ぼうとすると酔っぱらいがのらリくらいかわしている雰囲気。

その様子をフェンス側からじっと見ていた外人の白髪男性スタッフがいたのですが、酔っぱらいがフェンスにもたれかかった瞬間、後ろから肩のあたりに手を回しぐっと押さえて、耳元で何か話しているようす。
その後酔っぱらいはおとなしく連れられていき、白髪男性スタッフは何事もなかったように、また周囲に目配せしながら歩いていきました。
今回はライブ以外にも、紙吹雪を吹き出していたホースのすばやい回収風景とか、下支えするスタッフの動きも見れたり、何からなにまで楽しめた感じでした。

これは今回のライブ全体で思ったのですが、見ていた位置の関係で花道の出だしの部分とステージが見渡せ、ライブ映像によくあるようなアングルなので、まるで巨大なスクリーンで3DのDVDを見ているような、不思議な感覚。

最後の最後まで、非日常的な体験ができました。
恐らく、AC/DCにとってはこれが最後の来日かもしれませんが、初めて見たAC/DCは最高のロックンロールバンドでした。

orianthi(オリアンティ)の映像

orianthi(オリアンティ)の映像をYouTube(ユーチューブ)で見つけました。
ちなみに、フルネームは Orianthi Panagaris(オリアンティ・パナガリス)だそうです。
ひとつは、これ

Steve Vai(スティーヴ・ヴァイ)とのバトルです。
いい勝負ですが、やはりワタシにはSteve Vai(スティーヴ・ヴァイ)の方が1枚上手に思えます。

で、こちらはSantana(サンタナ)との共演映像

これも中々いい演奏を聴かせてくれます。

で、この両方の映像を見て思ったこと。
Steve Vai(スティーヴ・ヴァイ)もSantana(サンタナ)もエロい。
エロくて華がある、けど、若いし、女性ということもあるのかorianthi(オリアンティ)はシャープではあるけど、華やかさには欠ける感じ。

もっと経験と年齢を重ねて、いい意味で変なギタリストになってくると面白そう。

AC/DCのチケット確保

今日はカミさんが加入してるAC/DCのファンクラブでチケットが発売される日でした。
いわゆる分クラブチケット、というやつです。
朝10時から発売開始ということで、少し早めの時間から待機して待っていると、きっかり10時から発売開始になり、早速 BUY TICKET のリンクをクリックして、ランダムに表示されるアルファベットを入力すると、なんと席番が表示されます。

その昔、70年代には会場のシート配列を見ながら、そのプレイガイドが確保しているチケットの部分がマーカーで色付けされた中から選べたのですが、最近ではチケットが届いてみないとどんな席なのか分からない、というのが現在日本で販売されているチケットでは殆どなのではないでしょうか。

しかも、この席が気にいられければ、何度でも(表示回数に制限があるかも?)表示させることができるので、次々に表示させて一番よいと思われる番号が表示された時点で購入しました。
位置は大体花道のすぐ近く、前からもひと桁の行です。
さすがファンクラブチケット、中々いい席が確保されています。
チケットは当日会場で受け取るようになるらしいのですが、無事見ることができるでしょうか?

AC/DC来日決定

ちょっと遅いですが……
いいチケットが手に入るでしょうか?

日程は、14日の記事で書いたとおり、

2010年3月12日:さいたまスーパーアリーナ
2010年3月16日:京セラドーム大阪

です。

ところで、AC/DCについて、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみると、初代ボーカリストについて書いてありました。
それによると、AC/DCの初代ボーカリストは Dave Evans という人だったらしいのですが、以下の記述が笑えました。

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またアンガス兄弟はゲーリー・グリッターの様なグラムロッカーからの影響が強かったDave Evansはバンドに合っていないと結成直後から考えおり、バンドのマネージャーだった Dennis Laughlinが彼の代わりにステージに上がるという事もあった(この事がヴォーカリスト交代劇の伏線となっており、Dave Evans は Dennis Laughlinを酷く恨んでいたという)。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2009年10月17日 (土) 06:32版より引用
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「結成直後からバンドに合っていない」って、なら最初から他のボーカルを探せよ、と突っ込みたくなります。(笑)
さらには、マネージャーがステージで歌うっていうのも凄いですが……
最近は「探し物は、YouTube(ユーチューブ)に聞け」ということになっております。
で、探せばちゃんと見つかるものです。
偉いぞ、YouTube(ユーチューブ)!

Ac/Dc CAn i sit next to you girl Whit Dave Evans

まあ、アンガス兄弟と他のメンバーには確かに違和感はありますが、結構歌えるボーカルだと思うし、アンガス兄弟のギターのコンビネーションもいいし、ポップで中々いいと思うのですが……
私は結構好きです、このAC/DC。

AC/DC来日確実か

AC/DCが来年3月来日の噂があるということは08月29日の記事に書きましたが、いよいよ日程が決まったというニュースがネット上では流れていますね。
オフィシャルサイトSony Music Japan Internationaのオフィシャルサイトにもまだ何も公表されていませんが、新聞に載っていた(未確認)という話も聞きましたので、ほぼ確実なのかな。

スケジュールは

2010年3月12日:さいたまスーパーアリーナ
2010年3月16日:京セラドーム大阪

ということです。

大阪は平日ですが、これを見逃すわけにはいきません。
チケット争奪戦は熾烈を極めるのではないかと思われます。

昨夜の夕食BGMは Sir Lord Baltimore(サー・ロード・バルチモア)

Kingdom Come/Sir Lord Baltimore


毎日、夕食後更新すればいいんですが、何しろ1時間半~2時間くらい音楽とビールとワインと、たまにラム(RUM)が混ざってウダウダやっていると、後はまともな文章が書けません。(^^;

で、昨夜聞いていたのは アメリカのハード・へヴィーロックバンド、Sir Lord Baltimore(サー・ロード・バルチモア) の1970年のファーストアルバム、Kingdom Comeです。
このアルバム、実は学生時代によく目にしたジャケットが印象的で、気にはなっていたものの、ちゃんと聞いたことはなかったバンドです。(知り合いに1、2曲聞かせたもらった記憶があるものの、音の記憶なし。)

バルチモアというからには、ボルチモア(Baltimore)出身のバンドかと思えば、ウィキペディア(Wikipedia)によれば、American heavy metal band from Brooklyn, New Yorkということです。
1968年結成ということですから、音楽的にはサイケ~アートロック~ハード・へヴィーロックと、ロックの流れが急速に変わっていく時期ですね。

イギリスでは、このアルバムがリリースされた1970年近辺は、既にレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)やキング・クリムゾン (King Crimson) 、エマーソン・レイク・アンド・パーマー (Emerson, Lake & Palmer ) 、の強力なファーストアルバムがリリースされた時期で、ディープ・パープル( Deep Purple)は、イン・ロック(in Rock)をリリースしています。
やはり、この時代ハード/プログレはイギリスが先行していて、ブリティッシュ・ロック全盛時期のはしりの頃です。

一方、本題のSir Lord Baltimore(サー・ロード・バルチモア)はというと、ひょっとしてこうしたブリティッシュ・ロックのニュース、音源が届いていなかったのではないか、と思えるくらい独自の発展をしたハード・へヴィーロックサウンドになっています。
ボーカルは地声で無理やりのシャウト、各楽器パートも力任せの勢いで演奏している感じ。

しかし、今聞いてもこの勢いとドライブ感は凄い迫力です。
ハードロックとはいっても、メロディー重視、まるでAORのようなサウンドになった80年代のハードロックに比べると、ゴリゴリした音は正にハード・ロックと言えます。

で、食事の後半は既にこのアルバムが終わってしまったので、 ドナルド・フェイゲン(Donald Fagen)の2006年のアルバム、モーフ・ザ・キャット(Morph the Cat)を聞いていました。
全く異なるサウンドですが、これはこれで、今の時期、夜聞くにはぴったりの音です。

AC/DCといえば中山美穂

中山美穂・ミポリンのMellowシングルCD画像

ミポリンです。
なぜ?
と思われる方は、下のYouTube(ユーチューブ)の音を聞いてみてください。

YouTube(ユーチューブ)で中山美穂の Mellow

いかがでしょう?
どう聞いても、このリフはAC/DCの Back In Black のパクリとしか思えません。
ワタシも最初聞いた時は耳を疑いました。
ひょっとして聴覚が変になったんじゃないかと思いました。
それで、当時約10年前、ネットで知り合った韓国人にもこれを聞いてもらいました。
そしたら、「をを、かの有名なアンガス・ヤング(Angus Young)のリフではないか。」という返事が返ってきたので、やっぱりワタシの耳のせいではないんだと確信しました。

そういえば、誰の曲でしたっけ?
ロッド・スチュワート(Rod Stewart)の I''m Sexy のベースラインをパクッた曲がありましたよね。
まあ、あれもよくやったと思いましたが、この曲のアレンジャーは、きっと日本ではAC/DCの一般の知名度は低いからバレないだろう、大丈夫だろうと思ったのかどうか……

もちろん、AC/DCはロック界では超メジャーな存在ですが、一般の、中山美穂を聞く人たちの間では無名に等しいでしょうから、そういう意味では一般にもかなり知られていると思われるロッド・スチュワート(Rod Stewart)の曲よりネタ元が分かりにくいだろうということかな。

このCDシングルはレンタル屋の中古盤コーナーで100円くらいでした。
ジャケットに折り曲げた痕があますが、盤自体は綺麗でしたからお買い得といえるでしょう。
で検索してみると、現在 amazon(アマゾン)のマーケットプレイスでも買えます、しかも1円から

AC/DCファンの方も1枚いかがでしょうか?(^^;

夕食時のBGM(昨夜)はお腹一杯になるギターアルバム

Centrifugal FunkCentrifugal Funk
MVP

曲名リスト
1. Actual Proof
2. So What
3. Hey Tee Bone
4. Tokyo Blue
5. Splatch
6. Elegant People
7. Love Struck

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以前、このアルバムの2曲目、So Whatを聞いて、弾きまくりのギターに笑ってしまった。
で、昨日の夕食のBGMには、この曲が入っている、マーク・ヴァーニー・プロジェクトのCentrifugal Funkを聞いていました。
1990年作ということですから、かれこれ20年前のアルバムですね。

フランク・ギャンバレ(Frank Gambale)、ブレット・ガースド(Brett Garsed)、ショーン・レーン(Shawn Lane)の3人のギタリストが参加しています。
3人の内、ショーン・レーン(Shawn Lane)は以前聞いたことがあり、ジャズとロックの両方のテイストのあるテクニカルなギタリストという記憶があります。
ブレット・ガースド(Brett Garsed)の名前は初めてだと思ったら、テクニカル系プログレ(?)のプラネットXの初代ギタリストだそうで。(ちなみにトニー・マカパインが加入した後のアルバムは持っています。)

1曲目は割りと控えめにスタートしますが、2曲目では聞きながら顔が笑っているのが自覚できて、傍から見たら気持ち悪いことでしょう。(苦笑)
その他の曲も、これでもかと3人がギターを弾き倒し、はっきり言って誰がどのパートを弾いているのか、私に分かりませんが「そこまでやるか」という感じで、やっぱり笑うしかありません。
曲もマイルスやウェザー・リポートなどですが、ファンクにアレンジされています。

アルバムとしての完成度云々より、テクニックのあるギタリストが3人好き放題に弾いたらどんなアルバムになるか、ギター好きの好奇心を満たしてくれるようなアルバム。
「ギター至上主義」な世界が展開しています。

フジロックフェスティバル '09 に ネビル・ブラザーズがっ

昨日、FUJI ROCK FESTIVAL '09 のサイトを見ていたら、出演者の中に Neville Brothers(ネヴィル・ブラザーズ)Gong(ゴング)が。
で、早速YouTube(ユーチューブ)で今年の両者の映像を検索して見ると、Aaron Neville(アーロン・ネヴィル)も今年68歳にもかかわらず、綺麗なファルセットで歌っているのは素晴らしい。
Aaron Neville(アーロン・ネヴィル)の声は是非一度生で聞いてみたいと思いつつ、中々機会がなかったんですよね。
苗場は遠いですから、是非この機会に大阪辺りでライブをやっていただきたいものです。

テル・イット・ライク・イット・イズ/ネヴィル・ブラザーズ

それから、Gong(ゴング)も凄いです。
デビッド・アレン(Daevid Allen)は1938年生まれの71歳ですから。

ユー/ゴング(K2HD/紙ジャケット仕様)

Gong(ゴング)ではないけど、この映像は中々しっかりした演奏をしていて、期待できるんではないでしょうか?
オフィシャルサイトによると、キーボードとしてDave Sturt(デイブ・スチュアート)が演奏しているようなことが書いていあるようです。(英語得意じゃないのと訳分からない書き方のようなのでさっぱりです。)
当然(ユー・リズミックスじゃなくて)、Hatfield and the North(ハット・フィールズ・アンド・ザ・ノース)のDave Sturt(デイブ・スチュアート)ですよね。
メンバーとして来日するなら、これも楽しみのひとつになるでしょう。

それから、同じ日の同じステージに、System 7が出演する予定になっています。
こちらは、Steve Hillage(スティーブ・ヒレッジ)とMiquette Giraudy(ミケット・ジローディー)のアンビエントユニット。
ということは、ひょっとしてゴングのギターもSteve Hillage(スティーブ・ヒレッジ)なんでしょうか。
とすれば、かなり期待できそうですよね。

ギター小僧発見

まあ、ネット、特にYouTubeを見ていると、ギター小僧は山ほど見つかります。
その中でも、特にフュージョン系やスティーヴ・ヴァイに関しては、Cesar Huescaという人が中々いい演奏をしています。
と思って、久しぶりにYouTubeを見たら、CDデビューしてたんですねぇ。

で、最近、ユーチューブ見つけたのがこの人
ギター小僧、小僧というと少年というイメージかもしれませんが、女性です。
女性に対し使う「小僧」に当たる言葉は何か、思い使いないので、こう呼ばせていただきます。

赤いストラトとゴスロリ風コスチュームとアクションがナイスでしょ?
ギターも中々いい音で鳴っていると思うし。
この曲なんか弾いている人は一杯いるんですが、この人は音のキレがいい感じです。
他にも色々「メタル布教活動」として弾いてます。

この人のYouTubeチャンネルを見ると、Favoritesにラリー・カールトンが!
やっぱりギターが好きだっていうが何となく伝わりますね。

今夜の夕食BGMは Live Flames Snowy White and the White Flames

Live FlamesLive Flames
Snowy White and the White Flames

曲名リスト
1. I'll Be Moving On
2. That Ain't Right
3. What I'm Searching For
4. Land of Plenty
5. Time Waits for No Man
6. Miracle I Need
7. Wintersong
8. Emmerpeirissa Express
9. Whiteflames Blues
10. American Dream
11. Long Grey Mare
12. That's When I'll Stop Loving You

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今夜の夕食BGMはスノーウィー・ホワイトのアルバムです。
スノーウィー・ホワイトはピンク・フロイドのステージギタリストとして知られていますが、元シン・リジーでもあります。

この人の特徴は、何と言っても哀愁を帯びた声と、それを活かしたメロディーにありますが、こうして聴いていて、歌い方は何となくロジャー・ウォータースにちょっと似ている気もします。
どの曲もブルージーで、適度にギミックのあるギターが素晴らしく、バンド自体もそれぞれがのパートがいい音を出しています。(ベースはフレットレスかな?いい味出してます。)
キーボードも中々やるではないか、と思ったらはマックス・ミドルトンだし。
録音も秀逸で、それほど大きくないと思われる会場の雰囲気がよく捉えられていて臨場感あります。

ライブ映像や写真をみると、ゴールドのレスポール・デラックスを使っていることが多いように思いますが、このアルバムでも、これこれ、レスポールの音ってこれですよ、という感じでよく鳴っていると思います。
聴いていてなんか身をよじらせて聴くような、そんな粘りのあるギターが素晴らしい。
ベースとドラムスのソロもかなり聴かせます。

う~ん、こういうのをビルボード・ライブで見たいなぁ。

今日の夕食BGMはフル・ムーン

フル・ムーン・セカンドフル・ムーン・セカンド
バジー・フェイトン&ニュー・フル・ムーン

曲名リスト
1. ヘイ・ディンウィデイ
2. ザンバ
3. リトル・シスター
4. ダーリン・アレキサンドラ
5. セクシャル・ケミストリー
6. パーティ・シューズ
7. リアル・ラヴ
8. ア・リトル・モア・ホープ
9. ヴァージン・バース

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今日は、だいぶ前に「セカンドがあるとは知らなかった」と書いたことのある、2003年リリースのフル・ムーンのセカンドアルバムを聴いていました。
フル・ムーン名義では厳密には、1972年のアルバムがあるので、3rdということになると思いますが、前作はラーセン・フェイトンバンドから一転リリースしたアルバムのタイトルなので、バズ・フェイトン的にはフル・ムーンのアルバムではなかったということでしょう。

ワタシはスケールには詳しくないんだけど、何となくミクソリディアン、ドリアンを使いまくっているような曲やソロが多いような気がして、その辺がカミさん曰く「エリック・ジョンソンに似ている」ということなんだろうか?
このアルバムのジャズ・フュージョン・ポップ・ロックな曲のスタイルとの違いは別として、確かに全体的な雰囲気やソロの感じは案外当たっているかも。

この人のギターは乾いた感じのソリッドな音がよくて、このアルバムでもたっぷりと聴くことができます。
ボーカルは以前よりウマくなってますが、やっぱりボズ・スキャッグスを思い出させます。
聴いてすぐにいいと感じて、すぐに飽きてしまうアルバムではなく、聴けば聴くほど味の出るタイプのアルバムだと思います。

今夜の夕食BGMは Bebop: JAY GRAYDON

Bebop(import)Bebop(import)
JAY GRAYDON

曲名リスト
1. Joe Graydon TV show 1951
2. Oh Yes, There Will
3. Blow Man
4. 4.2
5. Go 'Way Moon
6. Tubs
7. C Bop
8. My Hot Girth
9. G Wizz
10. Star Spangled Banner

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JAY GRAYDONといえば、私は何といっても Steely Dan の PEG のギターソロです。
このアルバムについて、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが解説しているDVD「スティーリー・ダン/彩(エイジャ) [DVD]」によれば、4,5人のギタリストがこのソロを弾こうとしたけれどうまく行かず、最後に来たジェイ・グレイドンが一回で弾いてしまった、というエピソードを紹介していましたが、ほんとにアイディアに溢れるギターを弾いていると思います。

で、このアルバムですが、タイトルのまんまジャズをやっています。
きっとこういうスタイルで弾くなら、ルカサーだってかっこよく弾くだろうし、他のロック系ミュージシャンでも同じでしょう。
でも、やらない。
それを、こんなまっとうなジャズのスタイルで弾いてしまうのがすごいというか何というか。
とはいえ、Tubsではハーモナイザーを使っていたりとか、やっぱりこの人のセンスはただ者ではないな。
アレンジも演奏もすごくまっとうなジャズだけど、スイング感があって粋な音に仕上がっていて聴いていて理屈抜きに楽しい。

ピンク・フロイド Household Objects の音源 これはガセネタ? まあ当然そうでしょう

ネットをウロウロしていたら、ピンク・フロイドが The Dark Side Of The Moon の次に予定したいたものの製作に至らなかった、又は製作を中断したと言われる Household Objects の Track1だという音源にぶち当たった。

音自体は噂さされていたような現実音を使ったものではなく、全体に「吹けよ風、呼べよ嵐」に使われた風のような、シンセのノイズにフランジャーを効かせたような音が最初からずっと続くのをバックに、テープの回転を遅くしてピッチを落としたような人の声のようなものや、更に何らかのノイズ(ラジオをチューニング中の音のようにも聞こえる)がミックスされた、どう見てもフロイドっぽくはない音。

ネットに溢れている、ファンが作った音源なのだろうとは思うけど、やっぱりこういうタイトルがついていると聴いてみたくなるのがファンの心理というもの。
あちこち見たけど、フロイドは色々準備はすすめていたものの、製作そのものは中断して元々音源はない、というのが正解なのかな?

オールマン・ブラザーズ・バンドつながりでGov't Mule

Live...With a Little Help from Our FriendsLive...With a Little Help from Our Friends
Gov't Mule

曲名リスト
1. Thorazine Shuffle
2. Dolphineus
3. War Pigs
4. 30 Days in the Hole
5. Mr. Big
6. Look On Yonder Wall

1. Soulshine
2. Mule
3. Sad And Deep As You
4. Devil Likes It Slow
5. Cortez the Killer
6. Afro-Blue

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オールマン・ブラザーズ・バンドのもう一人のギタリスト、ウォーレン・ヘインズのいるバンドです。
アルバムはたくさんありますが、ワタシはこのライブアルバムが一番好きです。
年越しライブのようで、1曲目が終わりカウントダウンのタイミングを計るようなDolphineus~カウントダウン、で、新年の1曲目がWar Pigsですよ。
夕食のとき一緒に聞いていたカミさんは「新年最初曲がサバスかい!」(関西人です)と叫びました。(^^;
はっきり言って、このバンド演奏テクニックはすばらしいのですが、どうも曲が書けない。
確かに、ギターのリフやソロはいいんですが、続けて聞くと退屈するというパターン。
そのせいか、ゲストがいるせいか、War Pigs、30 Days in the Hole、Mr. Bigとカバー曲連発していますし、またこれがいい演奏なんです。
更に、このバンドが好きなのは、基本的にはサザンロックベースのバンドだと思うのですが、ギターソロがブルース一辺倒になることがなく、ジャズっぽいスケールで弾いていたり、アレンジがジャズっぽかったり、まるで70年代のバンドのように長い演奏があったり、ちょっと冷めた部分がある点です。
70年代のバンドは、ライブではレコードの片面全部使ったような長い演奏が多かったですよね。
さてと、つながりシリーズはこれでネタ切れです。(^^;
あとは、もう一度オールマン・ブラザーズ・バンドつながりに戻して、Susan Tedeschi(デレク・トラックスの奥さん)かとも思ったんですが、ワタシ何曲か聞いたことがあるだけで、この人のことはあまりよく知らないので……

クラプトンつながりでオールマンブラザーズバンド

ウドーのサイトでもクラプトンの告知がありましたね。
う~む、『ウドーで予約して東京公演のオリジナル・チケットをゲットしよう!!』だそうですよ。
まあ、こういうチケットは懐かしいけど、逆に今となっては別に見れればプリントアウトしたものでも同じなかな、とも思います。
それより、ワタシ的には70年代のライブは、座席表を見ながらチケットが買えた、ということのほうが大きいですね。
一人だけで見に行くと、大体2枚ずつ買う人が多いのか、ポツっとひとつだけいい席が空いてたりして、予想しなかったいい席で見れたライブもありました。

で、オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストのひとり、デレク・トラックスについては、デレク・トラックス・バンドの音源を聞いたことはあったのですが、特にオールマンのファンではないので、詳しい経歴などは知りませんでした。
今回調べてみると「オリジナル・メンバーであるブッチ・トラックスの甥」ということらしいでね。
ご存知のように、前回クラプトンが来日した時メンバーとして来日しています。
ところで、Gyaoをご存知でしょうか?
USENが運営している、無料テレビ放送というようなサイトですが、ここでオールマン・ブラザーズ・バンドのライブを配信していました。
現在は検索してもヒットしないので、既に配信は終了しているのでしょうが、いまどきオールマン・ブラザーズ・バンドのライブ、しかも2時間以上ある映像を配信するとは、中々やるなと思います。
デレク・トラックスのボトル・ネックは、ライ・クーダーのような渋さはありませんが、スピード感のあるいい演奏を聞かせていました。

クラプトン来日続報

2月のライブなら、そろそろ先行予約の葉書が来るはずだけど、とウドーの会員になっているカミさんが言っておりましたが、突然、「そういえば、10月くらいに会員の有効期限が来るはずだった、ヤバい」と叫び大騒ぎで9月に届いたジェフ・ベックの来日告知葉書を見ると……
宛名面に「10月で会員有効期限が切れるので会費の振込みを」とプリントされていたのを発見。(^^;
既に会員ではなかったというオチ。
すぐにライブ仲間で、いつもいい席を確保している人に連絡。
そしたら、その人も会費払い込み忘れという2重のオチ。
その方がウドーに電話したら、会費を払い込めば会員資格は継続するけど、クラプトンの案内葉書は発送済みとのことだった模様。
ということで、クラプトン来日は決定のようです。(これを書いている時点ではウドーのサイトには未掲載)

クラプトンは本当に来日するのか?

巷では、来年2月エリック・クラプトンが来日して、ちょうどその頃来日しているジェフ・ベックと埼玉アリーナで競演、という噂が流れていますが、未だにウドー~会員向けの案内はがきは来ないようだし、もちろんサイトにも載っていません。
国内外のサイトで流れている Tour Dates によれば

Japan Tour 2009 2月12日(木)大阪城H (Osaka)
  13日(金)大阪城H (Osaka)
  15日(日)武道館 (Budokan)
  18日(水)武道館 (Budokan)
  19日(木)武道館 (Budokan)
  21日(土)埼玉SPA With ジェフ・ベック (Saitama)
  22日(日)埼玉SPA With ジェフ・ベック (Saitama)
  24日(火)武道館 (Budokan)
  25日(水)武道館 (Budokan)
  27日(金)武道館 (Budokan)
  28日(土)武道館 (Budokan)

という予定だそうですが、2月のライブなら通常は正式に発表があってもいい頃です。
まあ、ジェフ・ベックも1ヶ月位前に発表されたこともありますから、なんとも言えませんが、どうなんでしょう……
ワタシは2月19日平日に大阪までジェフの最終日を見に行くので埼玉までは行けないし、特に2人が競演するのを見たいとも思わないので別にいいんですけど。
ただ、クラプトンは見ておきたかったので、もし本当にこの日程ならうらめしいところです。

Peter Frampton グラミー賞受賞

FingerprintsFingerprints
Peter Frampton

曲名リスト
1. Boot It Up- featuring Courtney Pine
2. Ida Y Vuelta (Out And Back)
3. Black Hole Sun- featuring Matt Cameron & Mike McCready (of Pearl Jam)
4. Float- featuring Gordon Kennedy
5. My Cup Of Tea- featuring Hank Marvin and Brian Bennett (of The Shadows)
6. Shewango Way
7. Blooze- featuring Warren Haynes (of The Allman Bros./Govt Mule)
8. Cornerstones- featuring Charlie Watts & Bill Wyman (of The Rolling Stones)
9. Grab A Chicken (Put It Back)
10. Double Nickels- featuring Paul Franklin
11. Smoky
12. Blowin' Smoke- featuring Matt Cameron & Mike McCready
13. Oh, When......
14. Souvenirs De Nos Pティres- featuring John Jorgenson

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Best Pop Instrumental Album 部門で、新譜 Fingerprints が受賞しました。
ワタシはフランプトンはギタリストとして捉えているので、これは非常にうれしいことです。
サンプルを聞いた限りでは、メタルっぽいものからジャンゴ・ライハルトっぽいものまで、いかにもフランプトンが好きそうな選曲、早速オーダーしようと思います
特に、Sound Garden の Black Hole Sun はクライベイビーを効果的に使って原曲の味を生かしつつ素晴らしい演奏をしています。

他に同じカテゴリーにノミネートされていたのが

New Beginnings
Gerald Albright

Fire Wire
Larry Carlton

X
Fourplay

Wrapped In A Dream
Spyro Gyra

ですから、この受賞は価値あるものと言えるでしょう。
是非とも、この勢いで来日を決めていただきたいものです。

今年の初ライブはいつ?

そういえば、今年はまだライブの予定がない。

今の時点でないということは、チケットの発売日を考えると

5月、いや、6月くらいまでは行く予定のライブがないということ。

う〜む、すごいことに半年間ライブの予定がないことになる。



こんな年は初めてだなぁ。



ウドーから来るはがきも、エイジアに、ビヨンセでは……

ウドーフェスもさすがに、というか、やっぱり今年ないそうで。



ブルーノートはどうよ?

去年最後のライブ、ラリー・カールトンが最高によかっただけに

早くライブを見たくてうずうずしているところですが……

生存宣言

一応息してます。

気絶している間に、すっかり冬になりました。(^^;

この間、hyipで遊んでたり、ブルーノートでラリー・カールトン/ロベン・フォードのライブ見たり、相変わらずでした。

おいおい書いていこうと思います。(書けるか?(^^;

UDOフェス見てきました。

当日晴天だったらどう見ても終日立っている体力はないので、ジェフ・ベックをピンポイントで見るつもりでしたが、朝起きてみるといい具合に曇ってます。

これなら大丈夫と、朝から出撃。



会場に着いたのが11時45分くらいで、2番手のバディ・ガイが終わりかけのとき。

2つのステージが意外に近いので、結構音がかぶりそうで残念。

少しだけしか見られませんでしたが、さすがバディ・ガイはいいですね。

ギター弾きまくってました。



で見たのは



★ヌーノ・ベッテンコート

最初、シールドの具合が悪くノイズが中々消えません。

これくらいの人ならスタッフがいいケーブル持ってくると思ってたんだけど、そうでもない?

テンションは高めでしたが、ギターは今ひとつ。

曲も縦ノリの曲から腰にくるファンキーなものまで色々器用にやるんですが、あまりぱっとしない。

この人ならではというギターのスタイルもないし。

例えば、ルカサー、ジェフ・ベック、クラプトン、ラリー・カールトンならクレジットを見なくても音だけで分かる訳ですが、そういう個性に欠ける感じ。

あ、ギターじゃありませんが、聞いただけでエロさからこの人と分かるデビッド・サンボーン。

そんな中でファンキーな曲とインド風アコースティックギターのインストがよかった。

終わった後、後ろの方から「バディ・ガイに負けてるな。」という声が(^^;



★プリテンダーズ

アルバムを2枚くらい持ってたかな。

嫌いではありませんでしたが、スタジオ盤であの程度の声の出方ではライブはキツいんじゃないかと思ってたら、そのとおりで声が全然通らないし、バンドの演奏もスカスカ。

すっかりおばさんになったクリッシー・ハインドが痛々しかった。



★ドゥービー・ブラザーズ

この頃から雨がポツリポツリ。

さすがに皆歳とってますが、やっぱりライブバンドですね。

オフィシャルサイトを見てもずっとツアーを続けているだけあって、とてもうまい。

ハーモニーもしっかりしているし、イメージどおりの音を聞かせてくれました。

ライブを見るのはこれが初めてだったんですが、いいものを見せていただきました。

もっと若い頃ならきっとパット・シモンズがフェンスの間に下りてきたんでしょうね。

トム・ジョンストンがハイテンションで中々よかった。

途中から本格的な雨に。



★ジェフ・ベック

今回は雨でコンディションもよくないだろうし、野外でリハーサルも十分ではないだろうし心配していましたが、しっかりバンドの音になっていて安定していました。

去年はリハーサル不足だったのか、ジェフ・ベックがどういう風に演奏するのか皆掴めていない感じで、ジェフ・ベックが各パートに気を使っている感じでした。

ドラムに対してもっと叩けという感じのアクションをしていたり、キーボードに対しても同じように指示していたような気がします。

今回はここでどういう音を求めているかが分かっている感じで、メンバーに余裕が感じられ、その分ジェフもギターに集中できたように思います。

何といっても、ヴィニー・カリウタが笑顔で叩いていたし、ジェイソン・リベェロもジェフの演奏に反応して笑っていたりするし。

ジェフのギターは絶好調というわけではありませんでしたが、ギターの音質もホールとはまた違っていて、いいライブでした。

ちょっとエフェクターを使う比重が大きくなったのが残念。

もっとストレートな音だけで聞いてみたいと思った。

セットリストはここのと同じです、多分。(手抜き)

アンコール1曲目のScottish One、新曲なんでしょうか?

何となく適当なタイトルっぽいので、ライブのために用意した曲のような気もするし。

でも、新曲なら、新譜リリースも近い?

とるすると、来年は新譜を引っさげて来日だ〜。



★サンタナ

この頃になると、100円ショップで買った合羽の隙間から体中を雨が伝ってずぶぬれに近い状態に。

2曲ほど終わった時点で撤退。

後ろのテントの中で聞いていましたが、今回はPAがよくて結構いい音で聞けまたした。

音的にはロックラテン?

それをいうなら、ラテンロックじゃないか、とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ワタシ的にはラテンロックはラテンフレーバーのロック、ロックラテンはロック歌謡と同義でロックっぽいラテンという感じ。

バンドは中々いい音でした。

天気がよければぜひ前で見たかった。



終わった後は寒くてまずいラーメンとビールで何とか暖をとって帰りました。

それにしても、観客が少なかった気がするし、聞けば東京も少なかったようで、来年はどうなることやら。

続くとしたら、客を呼べそうな日本のバンドを増やすというテも考えられそうですが、そうなるとワタシとしては残念な結果。

Donald Fagen - Morph The Cat

モーフ・ザ・キャットモーフ・ザ・キャット
ドナルド・フェイゲン

曲名リスト
1. モーフ・ザ・キャット
2. H・ギャング
3. ホワット・アイ・ドゥ
4. 派手なナイトガウン
5. ザ・グレイト・パゴダ・オブ・ファン
6. セキュリティー・ジョーン
7. ザ・ナイト・ビロングズ・トゥ・モナ
8. メアリー・シャット・ザ・ガーデン・ドア
9. モーフ・ザ・キャット(リプライズ)

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最近の夕食BGMはこれをかける割合が大きくなっています。

前作は各楽器の演奏をデジタル化して組み合わせたような、ちょっとソリッドかつ冷たい感じでしたが、今回は全体に温かみがあって厚みもある音でスティーリー・ダンっぽいといえばそうかも知れませんが、違いはバタ臭さでしょうか。
スティーリー・ダンだともうちょっとクールかつシャレた音に仕上るような気がします。

で、今回はギターももちろんいいんですが、ベースとドラムがいい感じです。
やっぱりこの人はリズムセクションにいい音を持ってきますね。
ドラムが重くないのがよいです。
これで重いドラムだと全体にもっとドローっとした感じになりそうなところを、軽めのドラムにすることでいいバランスになっていると思う。

ぜひ来日していただきたいものです。

The Lonely Bears


The Lonely Bearsの91年ファーストアルバム。
ワタシの持っているのは、フランスのnatoというレーベルのもので、ジャケットデザインが異なっています。

元々はTerry Bozzioがいるということで、Zappa好きなパソ通の知合いの方々の間で話題になっていて、どんなもじゃ、と買ってみたもの。
はっきり言って、ワタシは当時このアルバムの面白さが理解できませんでした。
最近になって聞いてみると、訳分からない音がとても気持ちいいです。

(フリー)ジャズ、ロック、フュージョン、エスニックなどミックスされた変拍子な曲をテクニカルに演奏するバンド。
と書いてもやっぱり訳分かりませんが、キーボードのTony HymasとTerryの2人は、Jeff Beckのアルバムで競演した、いわゆるギターショップトリオのメンバーだし、緊張感があって一人一人の演奏の粒立ちがよくて、というワタシの好きなパターンなのに、なぜか当時心にヒットしなかった。

処分しないで持っていてよかったとしみじみ思う。(ちょっと大げさ)

ピンポン玉の嘆き 四人囃子 歌詞

というキーワードで Music Junkbox にたどり着いた方がいらっしゃるようですが、インストなので歌詞はありません。



ワタシが見たライブでは大抵この曲がオープニングで演奏されていました。

ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー

ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサーのライブDVDを買いました。



ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー



事前に、ここでレビューがあるか調べたら、2人の方が正反対の評価をされていて、正直ちょっと躊躇しました。(^^;

(これを書き込んだ時点では2人の方のレビューしかありませんでしたが、現在は増えています。)



結果、大正解。



音楽をどう捉えるかというのが個人個人で差があって、難しいものだとつくづく思いました。

実際に見てみる、最初にレビューされた方が「終止おちゃらけたような不真面目な演奏」と書かれている部分はワタシ的には「気心の知れた2人のギタリストがリラックスした雰囲気の中で、自由かつ縦横無尽に即興演奏を繰り広げている。」と感じました。



音楽はリハーサルをしっかり重ねて、ちゃんと構成されたものでなければならないという観点からは、このような即興による演奏は最初にレビューされた方のような捉え方になるのかもしれませんが、バンドのギタリストではなく、ギター1本で音楽界を渡り歩くギタリスト2人のライブであれば、意外性、ギミックのある演奏を期待してしまいます。



ギタリストのライブは「曲を聞く」のではなくて、「ギターを聞く」ためのものと思っているので、曲は単なる素材、ギターを弾きやすくするための伴奏程度にしか考えていません。

このDVDでもルカサーのソロにさりげなくハーモニーを入れるカールトンのうまさ。

ロック寄りで、太いギターの音かつダイナミックながら、割と細かいワザも入れるルカサーといかにもセミアコの音で、ブルージーかつスイング感のあるカールトンの対比が楽しめました。



誰かが言ったか、創作したか知りませんが、「ジャズには名演奏はあっても名曲はない」というのを何かの本で読みましたが、共通するものを感じます。

ジェフ・ベックもやはり同じようなスタイルで、スタジオ盤はその時の演奏を記録したもの、という感じです。

ライブでは、ソロは全く違うスタイルになっていることが殆どですし。







【ミュージックギフトカード】 記念日には音楽の贈り物♪

音楽ファンド

そういえば、以前ネット上でアーティストに投資するファンドが云々という記事を読んだことがありましたが、実際にやっているんですね。



サイトで公開さている利回りを見ると少なくともマイナスになっているものはなく、これで一儲けとか考えなければ、投資家特典も一応あるし、ワタシがやるとしたら株なんかより好きなアーティストに投資も面白そう。

ああ、ジェフ・ベックに投資できたら。(^^;

投資家特典で特別ライブとか握手会とか。(^^;

John Petrucci のアルバム

オフィシャルサイト(The Official John Petrucci Web Site)のジャケット画像にリンクしようと思って利用規定を見たら、Webmasterに連絡せよ、と書いてあった。

英語よくわからんし、ま、いいか、ということでジャケット画像はありません。(^^;



いや、自分でスキャンしたりしたものでもいいけど(実際 Music Junkbox ではそうしてる)ここではできる限りオフィシャル又は堂々と利用できるものを利用しようかなと。

そういう意味でamazonのアフィリエイトは自由にジャケット画像が使えて重宝しています。

曲名も入るし、入力の手間激減であります。

でも、これって問題ないんだろうかと思いつつ、amazon が認めているものだから、いいんでしょう。



で、音の方は……



当然ながらギターメインなので音もでかい、ギターの音質も太くてしっかりした音でひと安心。

曲調は当然ながら、Dream Theater風のものや、何となく70年代アメリカンプログレみたいな雰囲気、サイケ、アンビエントや歌謡曲っぽいものもあるし、ギターの音質も変化に富んでいて、泣きのフレーズもしっかり入るし、クライベイビーも踏むしで無機質、モノトーンなバンドでのイメージとは全然違っていて、やっぱりギタリストはこうでなくては。



ただし、他のギタリスト、例えばスティーブ・ヴァイなんかと比べると、ちょっと色気がないかな。

淡白な感じ。



もっとアクや色気が出てくると、聞き終わった後に残る印象が強くなりそう。

更に欲を言えば、ドラム、ベースがもっとテクニシャンで音数が多くなって、渡り合う曲もあるとよかったかな。



でも、いいアルバムです。



ライブを見たくなる。

これならきっと心通う、いいライブになるでしょう。

Dream Theaterのライブ

1992年のセカンドアルバムは衝撃的でした。

メンバー一人一人のテクニックとそれをフルに駆使したアンサンブル。

曲もスリルある展開で、目から鱗の音でしたが音で隙間なく埋め尽くす曲の構成に疲れてしまい、アルバムも追いかけなくなって何年という感じ。



で、今回やっと初めてライブを見てきました。

当然、お目当てはギターの John Petrucciなわけでした、ライブ中もギター方面中心に見てるし。(^^;

久しぶりにギタリストのライブではないバンドのライブを見てちょっと驚いたのは、当たり前のことだけど、ギターの音が小さい、というか聞こえにくい。

だもんで、細かい部分が聞こえてこなくてストレスが溜まりました。



書きながらよくよく考えて見ると、バンドのライブを見たのはTOTO以来?

今年の来日が3年半ぶりとか何かと書いてあったようなので、約3年ぶりにバンドのライブを見たことになるということでしょうか。

そういえば、この間見たのは、アル・ディメオラ、クラプトン、ルカサー、パット・メセニー、ジェフベック……

いずれもギタリストがフロントにいて、バリバリ弾きまくるライブのみ。

なるほど、バンドの音はこんなんだったかと、妙に納得。



曲はスタジオどおり、音の塊といった感じで疲れました。

その分、アンサンブルのまとまりの凄さは、初めて聞いた時の驚きを思い出させてくれましたが、ボーカルが出たり入ったりという構成は何となく落ち着きがなく、気になった。

テクニック面に関しては、初めて聞いた時から時間を経てウマい人を一杯知ったので特に驚きはありませんでした。



このバンドのいいところは、それぞれのテクニックを曲作りに活かせているところです。

いくらいいミュージシャンが集まっても、曲が書けなければテクニックの披露会に終わってしまう。

例えば、ワタシにとってボジオ・レヴィン・スティーヴンスの1stとかはそんなイメージです。(ロンリー・ベアーズもかな?)



後ろのスクリーンに、デビュー時から年代に沿ったアルバムジャケットが映し出され、それぞれの時代の曲を演奏したようですが、ピーター・フランプトンなんかも出てきたりして、今回のツアーのコンセプトはなんだろう?

更には、フロイドの Wish You Were Here を混ぜたり、いかにもフロイドの曲が始まりそうなキーボードソロとか、これは何なんだろう?

噂だと、同じ場所で2回公演する場合は、1回分は狂気をフルコピーするとのですが、そんなコピーに何の意味があるんだか。(今回は第2部でパープルのライブ・イン・ジャパンをコピーしたそうです。(^^;)

これはその予告編?

そういえば、オープニングは『時計仕掛けのオレンジ』のテーマでしたが、これは関係あるんでしょうか?



肝心なギターとは色のない音質とフレーズで最後まで心が通わず、寂しさが残りました。

Pat Methny Group の The Way Up

The Lonely BearsThe Lonely Bears
The Lonely Bears

曲名リスト
1. Our Red Sea
2. Zugzwang
3. Eastern
4. Oka
5. Freedom of the Wind
6. Trois Tambours de Abed
7. Canterbury Song
8. Sartre
9. Alpes as We Knew Them
10. Chanson du Bonhomme
11. Alarums
12. ...And Excursions
13. Nana

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B00074C4N0ザ・ウェイ・アップ(初回)
パット・メセニー・グループ

曲名リスト
1. オープニング
2. パート1
3. パート2
4. パート3

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グループとしては、3年ぶりになるそうです。

何せ、90年代になってからのパットは大作主義というか、オーケストラを使用しまるで作曲者? アレンジャー?(はライル・メイズか?)、指揮者? とも思えるような作品が続き、ギタリストとして身近に感じられなくなってしばらく離れていました。

4月にライブを見て、やっぱりこの人の凄さを思い知らされて、このアルバムを聞いてみました。
心配は取り越し苦労でした。
ライブで見たとおりの音が出ていて、まるでスタジオライブのような感じ。
そもそも、ライブでは全く乱れないジャストタイミングで全員の音が出るような、聞いていてその音の出方が小気味よかったんですが、それは当然スタジオでも同じなわけで、スケール感がありながら音の構成はとてもシンプルで見透しがいいです。

音的にも、ECM時代のような内向的な感じが漂っていて、ジャズっぽくもあり(個人的にはこのスタイルが好き。)で、長いアルバムなのに全然飽きない。
こういうアルバムは、聞くたびに違ったイメージが湧いてくるので、プログレもそうだけど大好きです。

やっぱりギタリストのアルバムはこうでなくてはいけません。
いろんなスタイルで、いろんなタイプのギターを弾きまくってます。
久々に聞き終わってすっきりしたパットのアルバムでした。

Pat Methenyの動く姿を見ることのできるオフィシャル製品
シャドウズ・アンド・ライト[完全版]シークレット・ストーリー・ライブスピーキング・オブ・ナウ ライヴ・イン・ジャパンモア・トラベルズ

Terje Rypdal

B0000073ICAfter the Rain
Terje Rypdal

曲名リスト
1. Autumn Breeze
2. Air
3. Now and Then
4. Wind
5. After the Rain
6. Kjare Maren
7. Little Bell
8. Vintage Year
9. Multer
10. Like a Child, Like a Song

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Norwayのギタリスト、 Terje Rypdal 1976年のアルバム。

構成はTerje Rypdaのギター、キーボードとInger Lise Rypdalのヴォイスとシンプルですが、それがこの人のギターの個性を際立たせています。

ギターはストラト、ボリュームペダルを効果的に使って、透明感のある演奏。
音もジャケットもいかにも ECM。

中でも、アルバムタイトル曲 After The Rain は秋または冬に降った雨の水溜りに光が反射するようなイメージで、今でも夕食時のBGMとして聞きますが、空気が一瞬冷たくなる感じです。

これからの季節に気持ちいいと思います。

ベーシストのアルバムですが

B0000069N8Sound of Summer Running
Marc Johnson Pat Metheny Bill Frisell

曲名リスト
1. Faith in You
2. Ghost Town
3. Summer Running
4. With My Boots On
5. Union Pacific
6. Porch Swing
7. Dingy-Dong Day
8. Adventures of Max and Ben
9. In a Quiet Place
10. For a Thousand Years

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ベーシスト、マーク・ジョンソンのアルバムで、パット・メセニーとビル・フリーゼルという、どういう結びつきがあるのか分からない2人のギタリストがメインです。
タイトルがサマーになっているように、夏向きの脱力サウンド。(いい意味で言ってます。)

ギターの音質はおなじみのサウンドで、音楽的にはパット・メセニーのテリトリーとはちょっと違う感じだけど、存在感は十分です。
ビル・フリーゼルにはもっとウネウネとした変なフレーズを期待しましたが、パットと似たようなスタイルでいまひとつ押しが弱い感じ。

夏爽やかに聞けます。

Eric Clapton の新譜

B000A3DFZEBack Home
Eric Clapton

1. So Tired
2. Say What You Will
3. I’m Going Left
4. Love Don’t Love Nobody
5. Revolution
6. Love Comes To Everyone
7. Lost And Found
8. Piece Of My Heart
9. One Day
10. One Track Mind
11. Run Home To Me
12. Back Home

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ここのところ、ブルースアルバムが続いたクラプトンの新譜です。

Pilgrimが好きなワタシとしては、ああいった湿ったサウンドを期待していたのですが……

聞いてみると、ファウンデーションズとかその辺の69年サウンド(ワタシが個人的にそう呼んでいます。)ポップかつハッピーなR&Bがいいです。
ほかにもレゲエあり、モータウンっぽいのありとバラエティーに富んでいますが、このアルバムの一番のポイントはボーカルだと見た。

とにかく、ギターよりリキ入っている感じで、コブシもグイグイ回っています。

最初はちょっと軽く感じますが、リズムがいい感じなので、聞くほどによくなります。
この人は、その時々の状況が曲に反映されるところがあるようなので、音から見る限り今はとてもハッピーなのでしょう。

そんな雰囲気が伝わってくるいいアルバムです。

事前情報どおり、Steve Winwood も参加していますが、私は音だけで分かりました。

Buzz Feiten & Neil Larsen

B0000564V4ラーセン・フェイトン・バンド
ラーセン・フェイトン・バンド

曲名リスト
1. Who'll Be The Fool Tonight
2. Danger Zone
3. Further Notice
4. Over
5. She's Not In Love
6. Morning Star
7. Make It
8. Aztec Legend

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もう、黄金のコンビです、この2人。
ニール・ラーセンはハモンド中心なのがいいし、バズ・フェイトンは乾いた音質で弾くちょっと湿ってメロディアスなソロのバランスがとてもいい。
バッッキングのソリッドなギターはいつ聞いても小気味よいです。
常々、バッキングをしっかり聞かせるギタリストは素晴らしいと思っています。
Lukatherもマイケル・マクドナルドのこのアルバム2曲目の I Keep Forgettin' (Every Time You're Near) では抑えた感じのいいバッキングを聞かせてくれます。

知らないうちに、フルムーンのセカンド、なんかが出ていたんですね。
ファーストは1曲インストが印象に残っています。

B000068US6フル・ムーン・セカンド
バジー・フェイトン

曲名リスト
1. ヘイ・ディンウィデイ
2. ザンバ
3. リトル・シスター
4. ダーリン・アレキサンドラ
5. セクシャル・ケミストリー
6. パーティ・シューズ
7. リアル・ラヴ
8. ア・リトル・モア・ホープ
9. ヴァージン・バース

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さらに、こんなものまでリリースされています。
ぜひ聞いてみたいものです。


1. Message From Beyound
2. Little Cowboys
3. Futurama
4. Aztec Legends
5. Further Notice
6. Sierra
7. Demonette
8. Phantom Of The Footlights & Sudden Samba

Cyril Achard

B00005S0B1In inconstantia constans
シリル・エイチャード

曲名リスト
1.Alone Among My Friends
2.Fallen From Grace
3.Empty Vow
4.Fields Of Graves
5.Exile Is Over
6.The Deep One's
7.Be My Thing
8.The Lucky One

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(ジャケット画像はオフィシャルサイトより)

フランスのギタリスト、、Cyril Achard
このアルバム、1曲目が凄くいいです。
6分弱の曲なのに、次々と曲調が変化して出だしはアリス・クーパー(カミさん)途中からは、ドリーム・シアター風とグルグルと変わりますが、これが中々緊張感あっていいです。
ギターはどちらかというとフュージョン系で、そういうスタイルの方がこなれている感じです。
あと、この曲ではボーカルが歌えています、いいボーカルだと思います。

余談ですが、日本盤ではシリル・エイチャードと書かれていますが、エイチャードはいかにも英語的な感じです。
本来の発音は違うと思うのですが、どういう風に発音するのかワインのエチケット(ラベル)の読み方から推測してみました。(^^;

ワイン名の読み方からして"A"は”エイ”ではなく、”ア”と発音するんではないか。
例えばサンテミリオンのワイン、Chateau L'Angelus(シャトー・アンジェリュス)、ブルゴーニュのDOMAINE ROBERT ARNOUX(ドメーヌ・ロベール・アルヌー)などなど。
"ch"は、Chateau(シャトー)だから、”sh”の発音じゃないか。
で、"ard"と続くと例えば Pommard、ポマードではなくポマールとなります。
ということで、これらの情報からフランスでは「アシャール」と発音するのではないかという結論に達しました。(パチパチ)

朝からなにやってんでしょうか。(^^;

Musicman Lukeモデル

MUSICMAN LUKE/Radiance RedMusicMan LUKEモデル(withHARDCASE)MusicMan LUKE(with Hard Case)



ルカサーの使っているモデルですが、インタビューによるとずっとヴァリーアーツでルカサーのギターを作っていたダッドリー・ギップルがミュージックマンに移籍して作ったギター(MUSICMAN LUKE)だそうで、特別なカスタムメイドのギターではなく楽器屋に行けばまったく同じクォリティーのものが買えるということです。



赤がやっぱりいい色してますね。

フェンダーのキャンディー・アップル・レッドみたいな色なんでしょうか?



当たり前といえば、当たり前かもしれませんが、やっぱりミュージシャン本人が使ってるのはいいヤツなんですなぁ。

Cry of Love

B0000028ZHBrother
Cry of Love

曲名リスト
1. Highway Jones
2. Pretty As You Please
3. Bad Thing
4. Too Cold In The Winter
5. Hand Me Down
6. Gotta Love Me
7. Carnival
8. Drive It Home
9. Peace Pipe
10. Saving Grace

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恐らく、日本では、いや世界的にも全然売れなかったと思われるアルバム。

バンド名から判るように、ジミヘンの影響を感るギターとポール・ロジャースばりのボーカリストのいるバンドです。
これだけだと、あまりパッとしない印象かもしれませんが、とりあえずはサンプルを聞いていただきたいものです。

とても1992年のリリースとは思えない、スカスカの音。(いい意味で使ってます。)
要はバリバリの70年代ロックです。
ボーカルもいい声で、しっかり歌えているしギターもストレートでいい音しています。
ちなみに、ギタリストは後に Black Crowes に加入する Audley Freed です。

更に、ちなみに、バンド名はご存知ジミヘンのアルバムタイトルですが、このアルバムにはパーカッション、コーラスとして、Steve Winwood、Jim Capaldi が参加していました。

Cosmosquad & Jeff Kollman

Kollman(Guitar)、Barry Sparks(Bass)、Shane Gaalaas(Drums)によるトリオ。

トリオの効果は十分で、キレのよい、見通しのよいサウンド。



このバンドの魅力はなんといっても、Jeff Kollman のギターに尽きます。

COSMOSQUAD
コズモスクワッド
B00005F5I9
曲名リスト
1. エル・ペロ・ヴァイラ
2. 3A.M.
3. ザ・シーン
4. I.N.S.コンスパイラシー
5. エパポ・ファンク
6. ミッシング・ユー
7. ストレッチ・ホッグ
8. パッグス・イン・セントラル・パーク
9. スローバーン
10. ギャラクティック・ヴォイェッジ

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これは1997年のアルバムで、ジャケットは







こんな感じです。(オフィシャルサイトより。)



どことなくラテンの雰囲気があって、1曲目の El Perro Vaila はイントロのギターのリフがよくできていて、アルバム中出色のでき。

どの曲も大体ソリッドに小気味よく始まりますが、必ずといっていいくらい泣きのフレーズを絡めてくるのがツボにはまります。



よく効くクライベイビーを踏むタイミングがまたワタシのツボにはまるのでした。                                            

B000044U4FSlave to the Power: The Iron Maiden Tribute
Various Artists

曲名リスト
1. Another Life
2. Children of the Damned
3. Remember Tomorrow
4. Wrathchild
5. Powerslave
6. Moonchild
7. Total Eclipse
8. Flight of Icarus
9. Trooper
10. Aces High
11. Purgatory
12. Evil That Men Do
13. Alexander the Great

1. Running Free
2. Number of the Beast
3. Stranger in a Strange Land
4. Invaders
5. Murders in the Rue Morgue
6. Trooper
7. Wasted Years
8. Innocent Exile
9. Revelations
10. Prisoner
11. Where Eagles Dare
12. Prophecy
13. Run to the Hills

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こちらはアイアンメイデンのトリビュートアルバムです。



Fates Warning の Ray Alder のボーカルで、Murders In The Rue Morgue が収録されていますが、ここでも緩急のメリハリのついた素晴らしいギターソロとバッキングを聞かせてくれます。



ギターを聴いていると、ワタシの耳にはボーカルは聞こえません。(^^;



Cosmosquad オフィシャルサイト

Jeff Kollman オフィシャルサイト

Chris Duarte来日!

来年1月来日が決定した、テキサスのギタリスト。

テキサスということで、SRVと似たワイルドなブルースベースの音ですが、ジミヘンの影響も感じます。

ストラトのストレートな音が好きなんですが、最新アルバムでは歪みまくりな音質ですね。







ファンクラブサイト

インタビューとアコースティックギター弾語りが見れます。



来日スケジュール(ROCK★SHOW!より)

Sat 01/07/06 - Osaka, Big Cat

Sun 01/08/06 - Nagoya, Apollo Theatre

Mon 01/09/06 - Yokohama, Thumbs Up

Wed 01/11/06 - Sendai, Enn

Thu 01/12/06 - Tokyo, TBA



きっとライブではバリバリに弾きまくってくれるんでしょう。

大阪は土曜日!

見に行けるといいですが……楽しみです。

Craig Chaquico (cha-key-so)

B000003Z0WAcoustic Planet
CRAIG CHAQUICO

曲名リスト
1. Native Tongue (New At Two)
2. Winterflame
3. Find Your Way Back
4. Gathering Of The Tribes
5. The Greywolf Hunts Again
6. Anejo De Cabo
7. Just One World
8. Center Of Courage (E-Lizabeth's Song)
9. Acoustic Planet

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元ジェファーソン・スターシップのギタリスト、チャキーソと読みます。

B000003YZYAcoustic Highway
Craig Chaquico

曲名リスト
1. Mountain in the Mist
2. Return of the Eagle
3. Gypsy Nights
4. Angel Tears
5. Acoustic Highway
6. Sacred Ground
7. Summers End
8. Land of the Giants
9. Sunset Alter

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オフィシャルサイト

CDのジャケットにタイトルのように読み方が書いてありました。

元ジェファーソン・スターシップということは抜きにして、本当にいいギタリストです。

特にこの2枚は、アコースティックギターメインで、バックはほぼ打ち込みながら縦横無尽といった感じで弾きまくります。
ギターの音質がとてもクリアでさわやかな音に仕上がっています。
単にNew Age という範疇に収まらないスケール感がいい。

これ以後のアルバムは何かカラーが違ってきているというか、もっとフュージョンっぽくというか、透明感が若干なくなってきている感じです。

是非来日していただいて、ブルーノートでライブやってくれるとすばらしいです。
最前列で見たいものです。

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