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Dream Theaterのライブ

1992年のセカンドアルバムは衝撃的でした。

メンバー一人一人のテクニックとそれをフルに駆使したアンサンブル。

曲もスリルある展開で、目から鱗の音でしたが音で隙間なく埋め尽くす曲の構成に疲れてしまい、アルバムも追いかけなくなって何年という感じ。



で、今回やっと初めてライブを見てきました。

当然、お目当てはギターの John Petrucciなわけでした、ライブ中もギター方面中心に見てるし。(^^;

久しぶりにギタリストのライブではないバンドのライブを見てちょっと驚いたのは、当たり前のことだけど、ギターの音が小さい、というか聞こえにくい。

だもんで、細かい部分が聞こえてこなくてストレスが溜まりました。



書きながらよくよく考えて見ると、バンドのライブを見たのはTOTO以来?

今年の来日が3年半ぶりとか何かと書いてあったようなので、約3年ぶりにバンドのライブを見たことになるということでしょうか。

そういえば、この間見たのは、アル・ディメオラ、クラプトン、ルカサー、パット・メセニー、ジェフベック……

いずれもギタリストがフロントにいて、バリバリ弾きまくるライブのみ。

なるほど、バンドの音はこんなんだったかと、妙に納得。



曲はスタジオどおり、音の塊といった感じで疲れました。

その分、アンサンブルのまとまりの凄さは、初めて聞いた時の驚きを思い出させてくれましたが、ボーカルが出たり入ったりという構成は何となく落ち着きがなく、気になった。

テクニック面に関しては、初めて聞いた時から時間を経てウマい人を一杯知ったので特に驚きはありませんでした。



このバンドのいいところは、それぞれのテクニックを曲作りに活かせているところです。

いくらいいミュージシャンが集まっても、曲が書けなければテクニックの披露会に終わってしまう。

例えば、ワタシにとってボジオ・レヴィン・スティーヴンスの1stとかはそんなイメージです。(ロンリー・ベアーズもかな?)



後ろのスクリーンに、デビュー時から年代に沿ったアルバムジャケットが映し出され、それぞれの時代の曲を演奏したようですが、ピーター・フランプトンなんかも出てきたりして、今回のツアーのコンセプトはなんだろう?

更には、フロイドの Wish You Were Here を混ぜたり、いかにもフロイドの曲が始まりそうなキーボードソロとか、これは何なんだろう?

噂だと、同じ場所で2回公演する場合は、1回分は狂気をフルコピーするとのですが、そんなコピーに何の意味があるんだか。(今回は第2部でパープルのライブ・イン・ジャパンをコピーしたそうです。(^^;)

これはその予告編?

そういえば、オープニングは『時計仕掛けのオレンジ』のテーマでしたが、これは関係あるんでしょうか?



肝心なギターとは色のない音質とフレーズで最後まで心が通わず、寂しさが残りました。

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