- 2006-01-16 (月)
- サスペンス
今週は前々から気になっていた、アメリカン・サイコを。
気が付いたら、ここのところクリスチャン・ベールの映画を立て続けに見ているような。
そういえば、ひところは気が付けばジョニー・デップ主演ちう時期もあって、そんなもんですな。
アメリカン・サイコ ブレット・イーストン・エリス 東芝デジタルフロンティア 2002-01-25 売り上げランキング : 16247 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
なんというか、それほど面白いわけじゃないけど、アイディアは悪くはないです。
でも、こういう映画は基本的に現実的に描かれていなければ主人公の異常さが際立たないと思います。
出てくる連中がどうでもいいような名刺に異常にこだわっていたり、レストランにこだわっていたり、みんな変な奴らで、この連中の仲間なら1人位アブナイのがいてもおかしくないと思ってしまう。
そもそも、仕事はしてないのか、という。
いわゆるエリートを批判する内容だとすれば、外観へのこだわりだけでなく、バリバリに仕事ができている場面がないと、現実的ではないなぁ。
まあ、話全体が別の人格の願望というか現実でなかったのなら、もう一人の自分が出てこない分シークレット・ウィンドウやマシニストなんかより好感の持てる作り方だと思った。
ジェネシスやヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(FORE!はアナログ盤持ってます。)への異常なこだわりとか、ラストにデビッド・ボウイがかかったりとか、音楽的にはニヤッとさせられる部分があり、楽しめました。
- Newer: こういうシステムはうれしいかも
- Older: Dream Theaterのライブ
Comments:0
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://k-s--factory.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/6603
- Listed below are links to weblogs that reference
- 週末シアター(01/14/2006) from ギター至上主義