- 2006-07-28 (金)
- ギターメインの音楽
当日晴天だったらどう見ても終日立っている体力はないので、ジェフ・ベックをピンポイントで見るつもりでしたが、朝起きてみるといい具合に曇ってます。
これなら大丈夫と、朝から出撃。
会場に着いたのが11時45分くらいで、2番手のバディ・ガイが終わりかけのとき。
2つのステージが意外に近いので、結構音がかぶりそうで残念。
少しだけしか見られませんでしたが、さすがバディ・ガイはいいですね。
ギター弾きまくってました。
で見たのは
★ヌーノ・ベッテンコート
最初、シールドの具合が悪くノイズが中々消えません。
これくらいの人ならスタッフがいいケーブル持ってくると思ってたんだけど、そうでもない?
テンションは高めでしたが、ギターは今ひとつ。
曲も縦ノリの曲から腰にくるファンキーなものまで色々器用にやるんですが、あまりぱっとしない。
この人ならではというギターのスタイルもないし。
例えば、ルカサー、ジェフ・ベック、クラプトン、ラリー・カールトンならクレジットを見なくても音だけで分かる訳ですが、そういう個性に欠ける感じ。
あ、ギターじゃありませんが、聞いただけでエロさからこの人と分かるデビッド・サンボーン。
そんな中でファンキーな曲とインド風アコースティックギターのインストがよかった。
終わった後、後ろの方から「バディ・ガイに負けてるな。」という声が(^^;
★プリテンダーズ
アルバムを2枚くらい持ってたかな。
嫌いではありませんでしたが、スタジオ盤であの程度の声の出方ではライブはキツいんじゃないかと思ってたら、そのとおりで声が全然通らないし、バンドの演奏もスカスカ。
すっかりおばさんになったクリッシー・ハインドが痛々しかった。
★ドゥービー・ブラザーズ
この頃から雨がポツリポツリ。
さすがに皆歳とってますが、やっぱりライブバンドですね。
オフィシャルサイトを見てもずっとツアーを続けているだけあって、とてもうまい。
ハーモニーもしっかりしているし、イメージどおりの音を聞かせてくれました。
ライブを見るのはこれが初めてだったんですが、いいものを見せていただきました。
もっと若い頃ならきっとパット・シモンズがフェンスの間に下りてきたんでしょうね。
トム・ジョンストンがハイテンションで中々よかった。
途中から本格的な雨に。
★ジェフ・ベック
今回は雨でコンディションもよくないだろうし、野外でリハーサルも十分ではないだろうし心配していましたが、しっかりバンドの音になっていて安定していました。
去年はリハーサル不足だったのか、ジェフ・ベックがどういう風に演奏するのか皆掴めていない感じで、ジェフ・ベックが各パートに気を使っている感じでした。
ドラムに対してもっと叩けという感じのアクションをしていたり、キーボードに対しても同じように指示していたような気がします。
今回はここでどういう音を求めているかが分かっている感じで、メンバーに余裕が感じられ、その分ジェフもギターに集中できたように思います。
何といっても、ヴィニー・カリウタが笑顔で叩いていたし、ジェイソン・リベェロもジェフの演奏に反応して笑っていたりするし。
ジェフのギターは絶好調というわけではありませんでしたが、ギターの音質もホールとはまた違っていて、いいライブでした。
ちょっとエフェクターを使う比重が大きくなったのが残念。
もっとストレートな音だけで聞いてみたいと思った。
セットリストはここのと同じです、多分。(手抜き)
アンコール1曲目のScottish One、新曲なんでしょうか?
何となく適当なタイトルっぽいので、ライブのために用意した曲のような気もするし。
でも、新曲なら、新譜リリースも近い?
とるすると、来年は新譜を引っさげて来日だ〜。
★サンタナ
この頃になると、100円ショップで買った合羽の隙間から体中を雨が伝ってずぶぬれに近い状態に。
2曲ほど終わった時点で撤退。
後ろのテントの中で聞いていましたが、今回はPAがよくて結構いい音で聞けまたした。
音的にはロックラテン?
それをいうなら、ラテンロックじゃないか、とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ワタシ的にはラテンロックはラテンフレーバーのロック、ロックラテンはロック歌謡と同義でロックっぽいラテンという感じ。
バンドは中々いい音でした。
天気がよければぜひ前で見たかった。
終わった後は寒くてまずいラーメンとビールで何とか暖をとって帰りました。
それにしても、観客が少なかった気がするし、聞けば東京も少なかったようで、来年はどうなることやら。
続くとしたら、客を呼べそうな日本のバンドを増やすというテも考えられそうですが、そうなるとワタシとしては残念な結果。
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