Home > ギターメインの音楽 > ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー

ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー

ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサーのライブDVDを買いました。



ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー



事前に、ここでレビューがあるか調べたら、2人の方が正反対の評価をされていて、正直ちょっと躊躇しました。(^^;

(これを書き込んだ時点では2人の方のレビューしかありませんでしたが、現在は増えています。)



結果、大正解。



音楽をどう捉えるかというのが個人個人で差があって、難しいものだとつくづく思いました。

実際に見てみる、最初にレビューされた方が「終止おちゃらけたような不真面目な演奏」と書かれている部分はワタシ的には「気心の知れた2人のギタリストがリラックスした雰囲気の中で、自由かつ縦横無尽に即興演奏を繰り広げている。」と感じました。



音楽はリハーサルをしっかり重ねて、ちゃんと構成されたものでなければならないという観点からは、このような即興による演奏は最初にレビューされた方のような捉え方になるのかもしれませんが、バンドのギタリストではなく、ギター1本で音楽界を渡り歩くギタリスト2人のライブであれば、意外性、ギミックのある演奏を期待してしまいます。



ギタリストのライブは「曲を聞く」のではなくて、「ギターを聞く」ためのものと思っているので、曲は単なる素材、ギターを弾きやすくするための伴奏程度にしか考えていません。

このDVDでもルカサーのソロにさりげなくハーモニーを入れるカールトンのうまさ。

ロック寄りで、太いギターの音かつダイナミックながら、割と細かいワザも入れるルカサーといかにもセミアコの音で、ブルージーかつスイング感のあるカールトンの対比が楽しめました。



誰かが言ったか、創作したか知りませんが、「ジャズには名演奏はあっても名曲はない」というのを何かの本で読みましたが、共通するものを感じます。

ジェフ・ベックもやはり同じようなスタイルで、スタジオ盤はその時の演奏を記録したもの、という感じです。

ライブでは、ソロは全く違うスタイルになっていることが殆どですし。







【ミュージックギフトカード】 記念日には音楽の贈り物♪

Comments:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Remember personal info

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://k-s--factory.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/6619
Listed below are links to weblogs that reference
ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー from ギター至上主義

Home > ギターメインの音楽 > ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー

Search
Feeds

Page Top