- 2012-03-12 (月)
- ワイン & フード
我が家では毎年お互いの誕生日にワインを贈り合うというのが何年も習慣になっていて、カミさんはブルゴーニュ(Bourgogne)、ワタシはボルドー(Bordeaux)というふうにいつの間にかなっています。
ワタシがボルドー(Bordeaux)のワインを選んでいるのは、単純にヴィンテージされ間違わなければ外すことが少ない(ボトル自体のコンディションはどうしようもありませんが)という単純な理由からです。
今年カミさんが選んだのは、ジュヴレ・シャンベルタン1級 コンブ・オー・モワンヌ[1990] ルネ・ルクレールです。
「今年はヴィンテージにこだわって選んだ」そうですが、確かに1990年は良い年ということです。
ルネ・ルクレール(Domaine Rene Leclerc)といえば、一昨年の年末、カミさんの実家に行った時、大阪のデパートでベーシックなジュヴレ・シャンベルタン(Gevrey Chmbertin)2006を買ってきております。
乾杯用のシャンパーニュは、久しぶりのヴーヴ・クリコ イエロー・ラベル NV 375ml〈正規品〉。
量産品としては甘味とコクが感じられるモエとは正反対に、キリッとした柑橘系の味わいはホタテのバター焼きにバルサミコで作ったソースにピッタリです。
ワインの方はいつもどおり、1時間くらい前に抜栓して……
と思ったら、コルクが予想以上にグズグズになっていて、スクリューをねじ込もうとしても全然手応えがないというか引っかかりがありません。
強引に引き抜こうとしたら、スクリューの周りだけにコルクがくっついて抜けてしまいました。(^^;
もうこうなったら、筒状になったコルクをできるだけ掻きだして、残りはボトルに落とすしかありません。
コルクがワインに浸かると、エグ味が出るということを聞いたことがあるので、今年は諦める気持ちでかごに寝かすこと約2時間。
グラスに注いでも思ったほどコルク屑は浮いていないし、色も健康そうなワインの色に若干褐色がかった感じで、問題なし。
香りはこれこれ、という感じの熟成したブルゴーニュなリキュールっぽい香り。
残念ながら土臭い、キノコっぽい湿った香りにはなっていませんでした。
思うに、最近こういったワタシ好みの香りのワインに殆ど出会わなくなったような。
たまたま出会わないだけなのか、そういういうワインは受けないのか……
味は、まだしっかりとしていて軽くなってもいませんが、ちょっと酸味が勝っているかな?
もう少し甘味があるともっとよいのですが、タンニンもきめ細かい感じでバランスのとれた味です。
最初心配したエグ味は全く感じることなく、飲み終わるまでもちこたえ、今年の誕生日も無事終了しました。
今年も美味しいワインを選んでくれたカミさんに感謝であります。
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