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ソニーエリクソンのXperiaは意外に早く手に入りました

前回の記事にも書いたように、ショップでは2週間待ちと言われました。
が、実際には2日後に入荷しました。
10日ちょっと使った感想などを書いてみたいと思います。

【携帯電話として】
まず、スマートフォンという名称ですが、使ってみると電話はオマケの機能なのではないのかと思えてきます。
例えば、恐らくバッテリーの消耗を防ぐためと、ポケットの中などでミスタッチを防ぐ目的なのでしょう、標準では1分でスリープ状態になり、ディスプレイがオフになります。
この状態で電話がかかってくると、下の画像のようにディスプレイが復帰します。
ディスプレイは復帰するのですが、この状態では呼出に応答できません。

ソニー・エリクソンのスマートフォンExperia(エクスペリア)SO-01B

応答するためには、画面にある三角のアイコンに指をあてて、円周上のパターンに沿ってなぞってロック状態を解除しなければなりません。
ロック状態が解除されればすぐに通話できるのですが、例えば雨の中で片手に傘を持っているシーンを考えると、通常の状態でも何となく持ちづらい形状ですから、落としてしまいそうです。呼び出しに応答するというのは、電話の基本的な機能ですが、ロック中状態からの電話への応答は、どのキーを押しても可能な設定にできなければならないと思います。

縦に単純に並んだ電話帳も、五十音別のインデックスはあるものの、慣れないと使いづらいです。
タブ形式に切り替えができるような機能が必要でしょう。
まあ、この辺りはソフトウェアのインストールやアップデートで対応出来るのでしょうから、今後に期待したいと思います。

更に気になるのは、マナーモード的なモードもあるのですが、その状態で電話をかけてみると
ただ単に呼び続けるだけです。
マニュアルによれば、ソニーエリクソンのXperiaには通常の携帯電話でできる、本体内にメッセージを保存する伝言メモ機能はない、ということです。
同様の機能が欲しければ、有料の留守番電話サービスを使え、ということです。
これは携帯電話としては、いかんでしょう。


【携帯とは別の世界】
というようなわけで、このスマートフォン、ソニーエリクソンのXperiaは、電話というよりコンピューターに近いもので、携帯電話とは世界が違います。
携帯電はというのは、確かにiアプリなどでアプリケーションはインストールできるかもしれませんが、いろいろ調べてみてもゲームや一般的なツール類が主流のようです。

しかし、ソニーエリクソンのXperiaでは、そういったツール類やゲームの他、デスクトップそのものを変更して、通常、左ー中央ー右に配置されたデスクトップの面数なども変更できたり、タスクマネージャーやなんと、Adobe(アドビ)純正のフォトショップまであるから驚きです。
ブラウザも純正以外のものが使用できますし、文字入力に関しても、フリックス入力を採用したものなど、好みのものをインストール・アンインストールすることができます。
しかも、なかなか使えるフリーウェアがたくさんあって、気分はコンピューターの世界です。

携帯電話というのは、多くのサービスが有料で、キャリアが囲い込んでいる感じ。
着メロにしても、直接メモリカードに書き込んで使うことができず、一旦サーバーに置いてダウンロードさせなければ使えないという仕様です。
その時は当然パケット通信代がかかるというわけで、ドコモが儲かる仕組みになっています。

その点、フリーウェアでシステムに関するツール類も多く、着メロも直接メモリに転送して使用できるなど、コンピュータの世界に馴染んだワタシには、とても居心地がいい世界です。
ブラウザも標準のものの他、何種類かあるようで好みの使い勝手のものをインストールして使えます。

このような感じなので、全く違和感なくXperiaに移行できました。
確かに、まだまだ改良の余地はあると思いますが、基本的にはソフトウェアのアップデートで対応出来そうですし、年内にはiモード対応などもアナウンスされています。
これからの成長がたのしめるというものです。

【便利なツール類】
ワタシが使ってみて便利だったのは、

・IMoNi
iモードメールを受信するソフトで、ワタシにとってツタヤのクーポンのために必須のソフト。

・List To Buy
お買物リスト。
単純にその機能しかないのですが、簡単に使えてカミさんや実家から頼まれる買物には重宝しています。
自分で書いておいて何を買うのだったか読むのに苦労することがないのが大助かりだったりして。(^^;

・Toggle Settings
設定メニューのいろんな階層にある項目を、簡単にタップひとつで設定可能なツール。
例えば、着信音量、通話音量などが1画面の中で設定できるのも便利。

・APNdroid
一番最初にインストールしたツール。
これをインストールして、3Gをオフの設定にしておくと、バックグラウンドで自動的に行われるソフトのアップデータのダウンロードなどパケットがかさむと思われる3G通信を抑制できます。

【必須の無線LANアダプター】
これらのソフトウェアの他に、欠かせないハードウェアとして、BUFFALO(バッファロー)のUSB2.0接続の無線LANアダプターWLI-UC-GNがあります。

USB2.0タに接続したBUFFALO(バッファロー)の無線LANアダプターWLI-UC-GN

LEDが点灯しているのがWLI-UC-GNですが、USBコネクタと比べてみると、その小ささが分かると思います。
1500円未満ですが、送料無料キャンペーン中だったので、amazon(アマゾン)で送料無料で買えました。
自宅では、このBUFFALO(バッファロー)のUSB2.0接続の無線LANアダプターWLI-UC-GNを親機モードにして無線LANに接続しています。
最初、中々設定がうまくいかなくて予想以上に時間がかかりましたが、気がついたら接続できていました。
どこをどう設定したのかよく憶えてないくらいつっつきましたが、結果オーライであります。
ちなみに、自宅はワンフロアーで126平方メートルあり、結構壁が多いと思いますが、実際に使用してみて思うのは、BUFFALO(バッファロー)のUSB2.0接続の無線LANアダプターWLI-UC-GNが、こんなに小さいにもかかわらず、自宅のすべての部屋で問題なく使えていることです。
スマートフォンの他にも、Wi-Fi対応の携帯電話やニンテンドーDSやPSPで使用している方も多いのではないかと思います。

自宅以外でネットを必要とする場面として、ワタシの場合は週末のDVDレンタルの時、みんなのシネマレビューを参考にするのですが、その時だけ3Gに接続しています。
この時も、ソニーエリクソンのXperiaのブラウザはキャッシュが効いているので、予めサイトを表示させ、検索語を入力したタイミングで3Gに接続し、検索させて目的の映画をクリックします。
レビューが一覧が表示されたら、3Gを無効にして、後はキャッシュされたデータを見ていきます。
もちろんレビュー全体は読むこができませんが、最初の1、2行分で大体のところは分かりますから、これで不自由していません。

【音楽】
音楽に関しては、携帯電話より遥かに使い勝手がよいと思います。
まず、MP3に対応しているために、ワタシの場合は今までに作ったデータを再エンコードすることなく使えて便利です。
CDからも簡単にデータを作ることができ、専用ソフト、Media Goで転送します。
この時、アルバムのジャケットを自動的に検索して表示する機能があり、Xperiaに表示させることができます。

これは、タイトルや収録曲から判断しているらしく、同じアルバムで輸入盤と国内盤が登録されていたり、曲目の表記が違っていると別のアルバムと認識されて、2枚に分散されることもあります。
そういった場合は、タイトルや曲目をチェックして認識されるように変更するか、とりあえず不明のまま転送しておいて、Xperia側でアルバムアートを検索させるという手もあります。
それでもダメなら、CDのジャケットをスキャンして、その画像をジャケットとして登録するということもできるので、全くジャケットを表示できないということは殆どないと思います。

肝心な音に関しては、今まで使っていた携帯電話NECのN905iμが、まるで携帯電話の内臓のスピーカーからの音に感じるくらい高音質です。
そもそも、N905iμはイコライザーや低音をブーストするエフェクトを組み合わせても、ペラペラな音で、なんとか我慢すれば聴けなくはない、という音質でした。

ソニーエリクソンのXperiaには、イコライザーはついていないのですが、ワタシのパナソニックの耳掛け式のイヤホンでは、音域のバランスもいいし、楽器類とボーカルなどの音の分離もよくて、なかなか聴きやすく良い音質です。
さすがソニーという感じがします。
そもそも、イコライザーは音を良くするためのものではなく、原音を歪めるためのものなので使わない状態で聞ける音が出るならそれにこしたことはないわけです。
ワタシが自宅で使っているプリメインアンプ(IA-4S:ナカミチ)も、実家に置いているプリアンプ(PRA-2000:DENON)もトーンコントロールはついてなくて、入力を切り替えたらボリュームを回すだけ、というもので、これで十分いい音が出ています。

最後に、バッテリーについて。
バッテリーはあっという間に消耗します。
毎日の充電は必須で、寝ている間に充電するようにしていますが、夕方になるとほぼ使い切っている感じ。
昨日も帰宅の途上音楽を聴いていたのですが、途中で止まったと思ったら充電を即すメッセージが表示されていました。
これも今後の大きな課題ですね。

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