- 2009-10-25 (日)
- ワイン & フード
あ、もちろんワタシではありません。
ワタシの両親が結婚60周年ということで、ささやかなお祝いをしました。
60年というと凄いですね。
『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、60年はダイヤモンド婚ということになるよようです。
ワタシ達の場合だと、60年というと、ゆうに100歳超えてしまいますから、2人揃って結婚60周年を迎えることができるのは、大変おめでたいことだと思います。
どこか外で食事ということも考えましたが、両親とも足腰弱ってきてるし、出歩いたり、慣れない場所で食事するより、落ち着けるのではないかということで自宅でちょっとよい料理を揃えて、ということにしました。
最初はどこか地元の仕出屋から調達しようとしたのですが、4人分だし、どこがおいしいかも中々分からないので、ネットでお取り寄せということに決めました。
ところが、あちこち探しても、お節はともかく、料亭などのサイトでも単品の料理の通販はありますが、ちゃんとしたお重のような形での通販は中々ないことがわかりました。
それでも、あちこち検索していると見つかるのがネットの便利なところです。
ぐるなび食市場で、京料理 矢尾卯というところを見つけました。
ここのサイトでは、秋の行楽弁当や秋の特別御膳もありますが、その中で「季節の行楽弁当(松花堂弁当)」を選びました。
この「季節の行楽弁当(松花堂弁当)」は、ちゃんとした弁当になっていて、4つに分かれていて、私とカミさんにもちょうどいい量でした。
最初はもう少し見た目も豪華な「季節の行楽弁当(お重入り)」にしようかと考えていましたが、「季節の行楽弁当(松花堂弁当)」で正解でした。
こういった、いわゆる弁当ものでは安全のためか味付けの濃い物が多いような気がします。
でも、今回お取り寄せした「季節の行楽弁当(松花堂弁当)」は、京都ということもあるのか、どれもうす味でした。
うす味なんですが、それぞれしっかりした出汁が効いていて、物足りないということはなく、ひょっとして、今までの経験から地元の仕出屋で調達するより遥かにおいしかったのではないか、とも思えてしまいます。
ちらし寿司はしっかりとした酢が効いているし(甘いのは苦手)、京都らしい生麩や湯葉がおいしかったし、緑の梅を甘酸っぱい味付けにしたものが、ちょうど箸休めになるし、大根も柔らかく、上品な味付けだったり、コンパクトなサイズながら何品あるのか覚え切れないくらいバラエティーに富んでいて、飽きないし、食べながらの会話も弾みます。
全体はこんな感じ
で、写真を撮るのをすっかり忘れていて、両親の記念写真を撮った画像から切り出した画像が、これです。
で、こういうおめでたい日ですから、シャンパンとワインも用意しました。
といっても、飲むのはワタシとカミさんなんですが……
シャンパンはニコラフィアットのハーフ。
泡立ちはそれほどでもないのですが、パンのようなイースト香がパーッと広がって、味もほんの少し甘みを感じで鋭さのない、予想外においしいシャンパンでした。
もう1本の赤ワインは、最初ストックしているものを開けようと思ったんですが、せっかくのお祝いに見合ったワインで、今飲んでおいしそうなものがないのに気づき急遽ネットで調達することに決めました。
とはいっても、思い立ったのが木曜日なので、できれば翌日配達できるショップ、ということで楽天の「あす楽」という、翌日配達可能なショップを検索できるサービスを利用してみました。
「あす楽」では、配達先の地域ごとに「あす楽」対応のショップを調べることができるのですが、何とワタシが住んでいる中国地方に「あす楽」で配達きるショップが意外と少ない。
地元に近いワインショップもあるし、今まで何度か利用していていい印象のべリタスは大阪ですが、「あす楽」非対応。
更には、「あす楽」対応にはなっているものの、ショップの配送に関するページを見ると「2日以内に発送」となっていて、「あす楽」とは明記されていないをうたっていないショップもありました。
結局5箇所くらいの「あす楽」対応ショップから、今までに何回か利用したことのある「ワイナリー和泉屋」で買うことにしました。
このショップは東京なんですが、中国地方も「あす楽」できるとのことでしたが、万が一のことを考え配達日時希望欄に「翌日配達なら時間指定なし、土曜日の配達なら14時~16時」と書いておいたのですが、ショップからのメールでは翌日配達できるとのことで、実際には16時頃届きました
16時までの注文はは当日発送できるとサイトに書かれていますが、商品のピックアップから梱包、発送の手間を考えると、中々しっかりした配送体制がとられているのだと思います。
さすが、楽天では老舗のワインショップであります。
さて、選んだワインはサンテミリオン衛星地区リュサック・サン・テミリオンのシャトー・シェロー(Chereau) 2000」。
価格が価格ですから、余り多くは期待しませんが、良年の2000年、このクラスでは十分塾生が期待できるヴィンテージなので選んでみました。
抜栓して、いつものようにかごに寝かせましたが、ヴィンテージを考えて、余り置いていません。
グラスに注ぐと色は若干褐色が入って予想通り熟成している感じ。
香りもバッチリ熟成した複雑な香りがします。
味は、これも予想の範囲内で、軽めになっていますが、スルスルした喉越しと甘みもあり、ちゃんと熟成したバランスのいい味になっていて満足、満足。
で、 最後は4月のカミさんの誕生日にも作った、ココアブラウニーとコーヒーでシメました。
このココアブラウニーはネットを検索してみつけたレシピなんですが、とても簡単なプロセスで、材料の下準備さえちゃんとやっておけば、まず失敗しないのではないかと思います。
今回は作るのが2度目なので、大体の手順も覚えていたし、材料もそれぞれ別の器に入れて並べていたので手際よく作業できました。
ココアはバンホーテン(ヴァンホーテン)を使っているせいもあるのか、凄くよい香りがします。
元々のレシピではクルミだけですが、今回はドライフルーツをラム酒に漬けて入れてみたら、これが結構おいしかった。
いやぁ、楽しかった。
やっぱりお祝いというのは、なんにしてもおめでたい雰囲気があって楽しいものです。
次は是非結婚70周年もやりたいものです。
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