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久しぶりにTangerine Dreamの名前を見かけた

先週の月曜日(13日)、休みということもあって昼間からビールを飲みつつ、Gyaoで何か面白そうな映画はないかと探していると、トム・クルーズのデビュー作、卒業白書をやっていたので、適当なタイトルが面白そうで見てみました。
内容は、まあ、どう見ても現実的でない、しかも適当にでっち上げたようなストーリーでしたが、ほろ酔い気分で見るなら全然問題にはならない感じ。
で、トム・クルーズより、適当なストーリーより驚いたのは、最初のクレジットで音楽がタンジェリン・ドリームだったということ。

う~む、まさかこんなところで名前を見かけるとは。
よく考えて見ると、ウィリアム・フリードキン監督のリメイク版『恐怖の報酬』(1977年)のサントラもタンジェリン・ドリームでしたっけ。

もうこの時点では、名作Rubyconの面影はありませんが、それでも中々いい雰囲気を出していたと思います。
Rubycon

今はどうしているのかと思って、ウィキペディアで調べてみると、かつての中心メンバーだったエドガー・フローゼが息子のジェローム・フローゼと2人でまだやってるんですね。

で、Gyaoでレビューした人のひとりは「テクノ」だと書いているし、アマゾンのレビューでは「アンビエント・ミュージックの傑作」と書いている。
ちょっと待ってくださいよ、それを言うならRubyconは「ジャーマン・プログレの名作」でしょう、やっぱり。
いや、まあ、今聴けばそういう音楽のジャンルになるだろうというのは分かりますが、このアルバムがリリースされた1975年にはそういう言葉はなく、やはりプログレということになるだろうし、あえて言えばミニマルミュージックってとこでしょうか。

このアルバムと、一つ前のフェードラはこのバンドにとっても、ジャーマン・プログレにとっても、ひとつのピークと言ったら大げさ?
かつては、この曲に合わせて作られたアニメーションがあって、中々いい雰囲気だったのですが、YouTubeにもないようですねぇ。

タンジェリン・ドリームが登場したついでに、プログレのカテゴリーも作ってしまおう。

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