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デス・プルーフ・イン・グラインドハウス

デス・プルーフ プレミアム・エディション
デス・プルーフ プレミアム・エディション

この映画はしばらく前に見たもので、ウィークエンドシアターとして今週見た映画ではありませんが、たまったものを少しずつ書いていこうと思います。
タランディーノといえば、ワタシはパルプ・フィクションで、スピード感とストーリーの新鮮さに驚かされたものです。

久しぶりにタランディーノの映画を見ましたが、期待はしてなかった分十分に楽しめました。
グラインドハウスという場末の映画館で2本立てで上映されていた映画云々ということですが、ワタシが住んでいる田舎町では子供の頃から映画は2本立てでは当たり前で、あちこち巡回してきたと思われるフィルムは「雨が降っている」状態で、途中フィルムが切れたりする場面に遭遇したこともあります。

そんなわけで、やはり「雨の降る」画面と、どぎつい色彩など、懐かしい気分で見ました。
内容的にも、ケバいオネーさん連中がどぎついことをやって、見終わった後はスッキリ。

何といっても映画の中で使われている音楽がいいですね。
ベイビー・イッツ・ユーはビートルズ版もありますが、このスミスのバージョンではボーカルのゲール・マコーミックが抑えにに抑えた後、最後に「バイビー・イッツ・ユー!」(ワタシにはバイビーと聞こえるのです。)のシャウトがすばらしい。
ナマで歌うのを見たいと思い、以前YouTubeを検索した時には、スタジオ版の口パクしか見つかりませんでしたが、今回検索したらありました、さすがYouTubeです。

ナマとはいっても、この時代は生放送で演奏しながら歌うということは殆どなくて、事前に録音しておいたものをバックに、ボーカルだけナマというパターンが殆どです。
この映像もどうやらそういう感じで、ホーンが入っているので、演奏はナマではないでしょうが、フェイドアウトしないで終わっているので、番組用に録音されたものでしょう。
何となく、ボーカルのゲール・マコーミックはカントリー畑の人かという雰囲気ではあるんですが、これだけ歌えれるのなら、いい曲さえあれば「一発屋」と言われるようなことにはならなったかと……

更に、車の中でかかる「ホールド・タイト」、映画では DAVE DEE, DOZY, BEAKY, MICK&TICH と正式名で呼んでいましたが、私は覚えることができません。(^^;
日本ではデイブ・ディー・グループと呼ばれていました。
実は、このバンドはリアルタイムで聞いていて、しかも結構好きなグループだったのです。

これが持っているシングル盤です。(クリックすると別窓で大きい画像が表示されます。)
このバンドは曲によって、マリアッチぽかったり、アフリカ風だったりするのが特徴だったのですが、ワタシが一番好きな曲は多分ヒットはしなかったと思われる、なんとなくミステリアスな雰囲気のある「ソーホーの夜」です。

映画の中で話題になっていた「バニシング・ポイント」も、同じようにスピード感とバイオレンスな感覚の映画でした。
「バニシング・ポイント」でも音楽的に中々レアな映像を見ることができます。
主人公コワルスキーが立ち寄る、キャンプ(?)のシーンで歌っていたバンドはデラニー・アンド・ボニー&フレンズで、リタ・クーリッジがボーカルで参加しているのが映っています。
この時期のリタ・クーリッジの映像はYouTubeでも見つからなかったので貴重なものだいえるでしょう。

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