- 2006-04-30 (日)
- スティーブ・ルカサー(Steve Lukather)
久しぶりにTOTOを見てきました。
セットリストはTOTO rocksのものと同じでした。(多分)
前回はバンドのギタリストという感じだったルカサーが仕切っていて、下ネタ連発「ボビーは女性用の下着をはいてる」だの「ワタシスケベサン」その他耳から聞いた日本語マネも笑えたし、下着の話の時にはキンボールが出てきてズボンを下ろして黒いパンツを見せるは、体型を意識してか(^^;相撲の物まね、子供、マーロン・ブランドの物まね、まあ楽しめました。
それにしても、TOTOなんだしブルーノートじゃないんだから……
これではコミックバンドだ。(^^;
でも、演奏は凄かったです、相変わらずうまい。
新加入のグレッグ・フィリンゲンは初めてソロを聞きましたが、ちょっとキース・ジャレットが入っていて中々いいソロでした。
ただし、ボーカルはスタジオ盤に比べて弱く、最後のアフリカでも歌い切れていない感じ。
キーボードも、ペイチの方がバタ臭くてこのバンドのカラーに合っていると思った。
キンボールは目を閉じて全身から声を絞り出す感じ。
見る見る顔が真っ赤になっていくんで、大丈夫かと思ったほど。
時々声が怪しくなったものの、最後までしっかり歌いました。
ポーカロはもういかにも職人っぽく、淡々と弾いてました。
サイモン・フィリプスはやっぱり凄いですね。
音数は多くないけど一音一音の粒立ちがよく、アタックが鋭いのでタイトでダイナミックで、更に小技も効いていて素晴らしい。
ギター、ベース、キーボードの単純なリフにのってのドラムソロは単調にならないアイディアだと思ったし、こんなに楽しめるドラムソロは他に知りません。
ルカサーはやっぱり凄いなぁ。
緩急自在のギター、ギミックもたっぷりで申し分なし。
ギターソロでは血液が沸騰しそうで、後でコメカミが痛いような気がした。
危なかったかも。(^^;
観客はそれなりの年齢層なので、最前列といえども大人しめの人たちが多かった。
で、いつも思うんだけど、手だけの手拍子は何とかならないものか。
やっぱり、リズムは腰が基本だと思うんですが。
それから、これもどのライブでもいつも思うんだけど、ギターソロになると途端につっ立ってしまうのはなぜ?
ギターではのれない?
ワタシはギターソロのときが最全開でしたけど。(^^;
で、最後はルカサーが手招きで観客を前に呼んでタッチという、大サービス。
長い間いろんなライブを見てきましたが、これは初めてのことだったかも。
しっかりルカサーの太い指にタッチしてきました。
ということで、楽しめたライブでした。
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