- 2014-04-08 (火)
- ジェフ・ベック(Jeff Beck)
そういえば、このブログの最初の記事も確かジェフ・ベック(JEFF BECK)のライブだったような気がします。
今回は新譜リリース後のライブになるのかと期待していたら、YOSOGAIというシングルがリリースされただけです。
それにしても、予想外とは、どうだアルバムだと思ったら予想外だったろう、という意味なんでしょうか?(^^;
会場には30分くらい前に入って、PAエージング用の曲を楽しみます。
今回はアル・グリーンがよくかかっていました。
最初聞いた時知ってる曲なのに誰の何という曲か思い出せませんでしたが、こういう時はスマホのSoundHoundというアプリが役に立ちます。
アプリを起動して曲を聞かせると、タイトルとアーティスト、アルバムなどの情報を検索してくれるというもので、最初はジョークアプリかと思ったくらいです。
でも実際使ってみると、こういう時にとても便利で、的確に曲の情報を表示してくれます。
スマホといえば、今回のライブで一番驚いたのは開始前のアナウンスでしょう。
大抵のライブでは、この開始前のアナウンスといえば「会場内でのカメラの使用禁止と、録音機器の使用禁止」と決まっています。
ところがこの日は「スマートフォンでの撮影は可、ツイッターやフェイスブックのアカウントがある人はアップロードしてください、ただしプロ用機器とタブレットは禁止」というような内容。
ほんの1年位前までは携帯電話のスイッチは切りなさい、撮影もダメです、というような内容だったと思いますから、時代は変わりましたねぇ。
まあ、総てのライブというわけではなく、夫婦でツイートしているジェフ・ベックならではの計らいなのでしょうか?
ライブ中に撮影するのは何となく音に集中できそうにないので、1,2曲部分的に試しましたが、やはりライブに集中できなくてつまりません。
最初に撮影し始めた時は「発熱のため中止」のようなエラーが出て、あっという間に停止しました。
それにもめげずチャレンジしましたが、画質は良くないし音は歪んでなんの曲をやっているのかすらわからない、大昔アナログ時代のブートのような音質。
せっかくなので、載せておきます。
こちらは動画からのキャプチャな上に、デジタルズームでの撮影なので画質悪いです。
動画そのものもアップしようと思ったのですが、1920*1080のハイビジョンサイズの割に画質が悪く、音は歪んでるしでやめました。
YouTube(ユーチューブ)にきれいな映像が上がると思いますので、そちらをご覧になって下さい。
今回はキーボードがいなくて、ギターがもう一人ニコラス・マイアー(Nicolas Meier)、というのが何となく気になっていましたが、始まってみるとジェニファー・バトゥンと同じような感じで、MIDI化したギターで控えめにストリングス系の音を流したり、リズムを刻んだりという感じでした。
残念なのは、ブルーウィンドなどではもうちょっと音量が大きくないと、せっかくの掛け合いがよく聞こえませんでした。
ジョナサン・ジョセフ(Jonathan Joseph)はタイトで音数も多くもシンプルにも叩ける中々いいドラマーでしたが、ヴィニー・カリウタやサイモン・フィリップス、テリー・ボジオに比べると華がないというか、ライブではもう一つプラスアルファがほしい感じはしました。
肝心のジェフ・ベックは相変わらず安定していて、小さい音からしっかりしたハーモニックスまで綺麗に出ていて、コンディションは良かったと思います。
ロニースコッツでのライブDVDのインタビューで、ハイポジションでのボトルネックは1cmで1オクターブ変化するというようなことを話していましたから、Angel(Footsteps)を演奏したのは、精神的にも充実していると感じました。
久しぶりのジェフ・ベックは、音がストレートに脳味噌に届く感じが素晴らしく、こんな感覚で聞くことができたライブは久しぶりで大満足でした。
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