- 2013-03-11 (月)
- ワイン & フード
昨日はワタシの誕生日でした。
我が家では互いの誕生日にちょっといいワインをプレゼントして楽しむというのが毎年の恒例になっています。
ところが、今年はカミさんがたまには違うパターンで、と、以前からお互い気になっているレストラン「トランキリテ」を予約してくれました。
ネットを見ると、ブロガーな皆さんはレストランでの食事の際にはこまめに写真を撮影して掲載されているのですが、ワタシは不器用なせいかアングルを考えたり、撮り直したりと撮影していると、どうも食事に集中できなくなるので今回も写真は撮影しませんでした。
その分臨場感のない内容になってます。
このレストランはコースのみでアラカルトはありません。
事前に食べられないものなどを確認されましたので、若干の内容の調整はできるものと思われます。
シャンパンはヴーヴ・クリコ・イエローラベル。
久しぶりに飲んでみると、意外と甘さも感じられて柑橘系の香りでスッキリした味わいという記憶と良い意味で違っていて楽しめました。
白ワインはボルドーのソーヴィニヨン・ブラン100%のものでしたが、酸味もそれほど強くなく、スーッとした香りはオードブルにもぴったりでした。
赤ワインは今回のホストであるカミさんがリストから選ぼうとして、「これどお?」と指さした一つ上に書かれていたワインに目が止まりました。
価格的にはこちらが安いのですが、ピンときたのは価格ではなく「ルロワブルゴーニュ・ルージュ2000」という表記でした。
1999年とまではいかなくても良年と云われる2000年産でルロワが確か6300円。
こういう時にはアルコールが入っていても頭が回転します。
多分、このワインだと楽天最安値は4000円程度のはず、ということはこういったレストランでは8000円くらいでもおかしくないのではないかと思い、カミさんにその旨伝えました。
ちなみに、後ほど楽天を調べてみると「正規品」と表示のある最安値のものはこちらのショップで4,809円でした。
結果は大正解で、コルクにはしっかりワインが染み込んだ感じがあり、グラスの中のワインは若干煉瓦色が入りかけた色合い、香りも甘酸っぱいベリーっぽさに熟成感のある雰囲気。
酸味が強くなってきているだろうと思った味は、まず甘くて酸味は控えめタンニンも柔らかくなっておりスムーズな喉越し、素晴らしいワインでした。
フレンチですが、どの料理も素材の味が活きている穏やかな味付けです。
肉でも魚でも蟹でもとにかく穏やかで優しい味わいです。
なんでもご主人は最初日本料理の世界に入られたということで、そうした経歴が味に現れているのかと勝手に納得しました。
ソースも滋味深く、2皿ほどはパンで綺麗に拭いていただきました。
更に、カミさんが予約の時に誕生日ということを伝えたいたようで、デザートを1品多くして頂き、チョコレートでフランス語(と仰っていたと思います。)の「お誕生日おめでとう」の文字が書かれており、ハッピーな気分が増幅されました。
こちらのレストランは、オープンキッチンになっておりカウンター席もあるので。次回はカウンター席を予約して調理されている様子も楽しませていただこうと思います。
良い料理と良いワインがあって楽しい雰囲気があれば、いつもより多く飲んでいるのですが、翌日はスッキリしています。
ちなみにワタシはおいしいワインや料理を頂いていると、表情筋が緩んで笑いっぱなしの状態になります。
以前シャス・スプリーン1986を自宅で飲んでいた時、正面に座っていた兄嫁に「顔が笑ってるよ」と言われたことがありますが、昨日はきっとずっと笑いっぱなしで、ある意味変な人だったかもしれません。(^^;
何れにしてもよい誕生日プレゼンをありがとうございました。
と、ここで改めてカミさんにお礼を言っておきましょう。
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