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「Google日本語入力」ベータ版を使ってみました

Google(グーグル)が12月3日に公開した、日本語入力ソフト「Google日本語入力」ベータ版を早速インストールしてみました。
Windows 7、Vista、XP、Mac OS X 10.5以上が対応OSだそうです。
インストールは、Google 日本語入力 - ダウンロードから「Google日本語入力 をダウンロード」というボタンをクリックするだけで「Google ツールバー」と全く同じ感覚でインストールできます。

いかにGoogle(グーグル)とはいえ、辞書や変換エンジンはPC側で持っているようです。
まあ、日本語入力のシステムや辞書をWEB上においたら、混雑している時なんかは大変でしょうし、サーバーがダウンでもしてたら使い物になりませんから当然といえば当然でしょう。
ネット上の情報によれば、辞書はほぼ力技でネット上から機械的・自動的に作成したということらしく、実際に変換してみると以下のような結果に。(笑)

新語、専門用語、芸能人の名前なども多数収録されているとのことです。
しばらく使ってみていますが、ベータ版とは思えないくらい使い勝手はいいです。
MicrosoftのIME2003に比べても普段使いには全く支障がありません。
ただひとつ残念なことは、IME2003にある英単語変換機能がない点です。
例えば、IME2003では「まいくろそふと」と入力して変換すると「Microsoft」が候補に入ってるという具合。
これもすべての単語ではありませんが、スペルの分からない英単語でも日本語入力から変換できるのでかなり重宝するので、正式版ではぜひ搭載していただきたい機能です。

ユーザーの入力パターンに合った変換候補が表示される機能(サジェスト機能)や、入力中に次々と候補が表示されます。(予測変換機能)
このあたりも使い慣れてくると入力のスピートが上がることにつながるかもしれません。
ただし、「予測変換機能」が有効なのは、どうも文節単位のようなので、ワタシのようにある程度の長さの文章単位で入力・変換をしている場合にはあまりメリットががないように思います。

面白い機能として、日本語入力中に全角で「hっtp:・・」とタイプしてやれば、入力した段階で自動的に「http://」に変換されますが、これは意外と便利そうです。

いやいや、やはりGoogle(グーグル)は侮れませんななぁ。
この「Google日本語入力」は、当然Google(グーグル)が来年公開するというGoogle Chrome OS(グーグル・クローム・オーエス)の日本語入力システムとして採用されるのでしょう。

もう、IME2003に戻す必然性もないような気がするので、このまま「Google日本語入力」使おうかという気にもなります。

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