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アーチ・エネミーのライブDVDタイランツ・オブ・ザ・ライジング・サン

タイランツ・オブ・ザ・ライジング・サン

昨日は入籍記念日とあって、実家近くに今年オープンしたビストロを予約したので、万が一の時には途中で中断してもよいように、映画ではなく最近入手したばかりのアーチ・エネミーのライブDVDタイランツ・オブ・ザ・ライジング・サンを見ることにしました。

映像ではアーチ・エネミーと表示されています。
やっとこういう読み方になったのかと思いました。

画質もいいし、音質もスタジオ版のCDに比べても抜群にいいです。
最近のアルバムを実家のメインのシステムは聴いてないので分かりませんが、少なくともWages of Sinの頃は音がペラペラで分離が悪く、音質的にうるさい感じでボリュームを上げて聴く気がしないものでした。
ところが、このDVDでは音の分離もよく、しかも全体的に音のまとまりがよいので迫力がありながら、各パートの音もしっかり聞こえます。

一度だけライブを見たことがありますが、なぜかギターの音量が小さくてこんな迫力のある音ではなかったので、ライブを見ながらストレスが溜まるという不思議な経験をしました。
私の見ている位置の問題かと思ったら、もっと前の方で見ていたカミさん(メタラー)も同じことを言っていたので、そういうミキシングになっていたのでしょう。

アンジェラはロック系全ジャンル併せても、今最強のボーカリストではないでしょうか。
デス声の音域もかつては低い声だけだったのが、ライブにもかかわらず高い音まで出ているし、この迫力と、ずっとこの声を維持し続けている、その努力は賞賛に値すると思います。
この庫を維持するために、「大きな声を出さない」「酒・タバコはやらない」「辛い物は食べない」「夜は早く寝る」ようにし、更に、ボイストレーナーも付いているそうです。
ストイックにこの声をキープしている、その姿勢にも驚きます。
ベジタリアンでもあるそうです。

個人個人のテクニックとか云々ではなく、バンド全体の音に勢いがあって、ドライブ感・疾走感も十分。
泣きのメロディー部分の落としどころもバッチリ決まっているし、いまや脂が乗り切った感じですね。
ギターは弟クリストファー・アモットの方が華がある感じだけど、後半になるとマイケル・アモットも調子が出てくるというか、聞かせどころが多くなる。

もし、このバンド、Arch Enemyをまだご存じない方、だまされたと思って一度ご覧になって見てください。(ほんとにだまされたと思っても責任は持てませんが……)

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