- 2009-04-27 (月)
- コメディー
第29回ラジー賞(ラズベリー賞)堂々3部門受賞作です。
アマゾンのレビューもネット上のブログなどの評判もよくないし、日本では劇場未公開です。
見る前にカミさんには「相当評判悪いから最後まで見れないかも……」と断っておきましたが、どんな映画か妙に期待が高まります。
で、結果、私にはジャストミート。
面白いです、コレ。
最初の寺院でのモップ合戦から、大笑いでした。
下品でくだらないギャグの連続は、モンティパイソンを思い出します。
でも、このグル・ピトカはよく考えて見ると、ごくまっとうなことをやろうとしているし、暴力に訴えるわけでもなく、いつもニコニコしていて、ハッピーでヒョイヒョイ生きている人間という感じが好きです。
ちなみに、隣で見ていたカミさんは余り気に入らなかった様子でしたが、グル・ピトカがデュエットで歌う曲に突然「あ、この曲は、何だっけ、mr.BIG、違うなぁ、誰の曲だっけ?」と反応。
後で調べてみると、エクストリームの More Than Words という曲でした。
さすが、このあたりの曲はしっかりと押さえていますね。
このバージョンは、いかにも60年代~70年代初期のLove&happyな雰囲気が漂っていとてもいいです。
で、ワタシはというと、ラストの「ジョーカー」が大ウケでした。
スティーブ・ミラー・バンドの曲をインド風アレンでやるというのは、この曲が作られた時期を考えるとそれほどハズしていないかも。
ダブルネックのシタールやトーキング・モジュレーターも登場して、最高です。
そして、女性陣が加わるとこちらはインド風コブシの効いた節回しで、ボーカルの甲高い声も雰囲気出ていると思います。
とうわけで、かる~く楽しめて、後には何も残らない、コレはコレでよくできた映画といっていいのではないかと思いました。
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