- 2015-10-04 (日)
- ジェフ・ベック(Jeff Beck)
毎度の遅ればせながらのレポートです。
去年に続きジェフ・ベックを見ることができるとは、ありがたいことです。
但し、今回はBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN出演の傍らという感じで大阪ではスタンディング(2階は指定席あり)の会場ZEPP NAMBAです。
もちろん最前列が狙える可能性があるスタンディングを選択。
中々いい整理番号だったものの、さすが最前列とはいきませんでしたが、2列め正面若干左より、という最近のステージセッティングではジェフ・ベックのポジションを狙った場所取りです。
これが正解で立ち位置からそのまま前に出てくると目の前です。
ステージ中央にいても、まるでブルーレイの映像を見ているように、指使いもはっきり見ることができました。
今回はフェスティバル出演ということもあってか、ボーカルとしてジミー・ホールが参加しています。
前々から思っているのですが、ジェフ・ベックのバンドにボーカルは必要ないなと。
調べると、ジミー・ホールは70年代ウェット・ウィリーのボーカリストだったんですね。
で、このバンド、どんな音か全然知らなかったんですが、当時名前だけは音楽雑誌等で知っていたバンドです。
Youtubeで検索してみると、をを、中々良いバンドじゃないですか。su
ボーカルもよく声が出ていて、バリバリのバンドですね。
スリムだし、声にもっとハリがあるけど、ジミー・ホール氏に間違いないでしょう。(^^;
やっぱり今回もボーカルが入るとバンドの音の方向性が変わってしまい、ちぐはぐな印象になってしまいました。
ところが、周囲の反応を見ると、ボーカルがいないジェフ・ベック本来の演奏の時にはみんな突っ立ったままで身動きしない、ボーカルが入ると途端に体でリズムを取り始める感じ?
これは何なんでしょう?
ボーカルがいない時はジェフェフベックの演奏に集中、ボーカルが入るとバンドの音を楽しむ?
ジェフ・ベック単体だとリズムに乗り切れない?
なんか周囲は謎のリアクションでした。
ワタシら夫婦はというと、どちらも全身でリズムってかんじでした。(^^;
今年のジェフ・ベックは甘さを抑えた全編ソリッドな音で、気力充実している様子。
71歳にしてこれなら、まだまだ大丈夫です。
でも、年齢は年齢です、いつ何があるか分からず、その意味もあってレギュラーなジェフ・ベックのバンドではないものの見てよかった。
ボーカルが入った分、聞きたかった曲が演奏されなかったのは残念ではありますが、大満足のライブになりました。
ひとつ残念だったこと。
去年のライブでは、ライブ開始の前に会場にアナウンスがあり、デジカメ、タブレット以外は撮影オーケーで、ツイッターなどSNSのアカウントを持っていたらどんどんアップして良い、ということだったので期待していたのですが、今年はしつこく録音、撮影不可を繰り返していました。
前回は時代は変わったものだ、と感慨深かったのですがやはりプロモーターによるんでしょう。
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