- 2010-08-17 (火)
- ワイン & フード
先週、13日の金曜日から日曜日までは毎年の恒例で、カミさんの実家へ遊びに行ってました。
今回も、行きは平日なので早朝割引の高速料金、帰りは休日割引の1000円です。
さて、13日は朝早く出かけ早く着いたので、風呂に入ったり夜食事に行く店を探したりして過ごしました。
今回、カミさんが住んでいてワタシも通ったので懐かしい、四ツ橋近辺のビストロ系の店を何店かと、アメリカ村の店を1箇所候補にあげて出かけました。
電車が大阪駅に到着し、降りようとしたとき、視野の端に見たような顔(カミさんの友人K子さん)が見えたような気がしたものの、まさかこんなところで会うはずもなく降りようとしたところ、後ろの方で「〇〇ちゃん、なんでここにいるのぉ~」というけたたましい声が……
やっぱりワタシが見たのはご本人でした。
彼女もワタシを見て「まさか」と思ったそうですが、脇にカミさんがいたので驚いたそうです。
というわけで、今回は急遽3人で食事となりました。
四ツ橋方面はあいにく、予定していた店が予約で一杯という店と、盆の間は休業、ということだったので、直ぐに一番最初に行こうと思っていた、アメリカ村の世界のワイン・チーズ工房AloAlo(アロアロ)という店に行きました。
ここはぐるなびのサイトで見ても、ワインが非常に安い。
分かりやすいところで、Veuve Clicquot(ヴーヴ・クリコ) イエローラベルが、7,880円です。
正規品かどうかは分かりませんが、並行モノでも今や5000円近くしますから、こうした飲食店でこの価格は安いといえるでしょう。
女性スタッフの方も、うちは安いですからというようなことをおっしゃっていました。
まずは、スパークリングワインで乾杯。
その後、シャブリをグラスで飲んだ後、さあ赤は何にしようかということで、ぐるなびで8,400円とのことだった、2004のローザン・セグラにでもしようかと、とりあえずリストをお願いしたところ……
今度は女性スタッフに代わって、男性スタッフ、と思いきやオーナー氏が直々になにやらブルゴーニュ風のボトルを手にいらっしゃいました。
そして……「私を信じていただくしかありませんが、このワイン、ヴォルネイ(Volnay)ですが、コルクはプルミエ・クリュのレ・カイユレと刻印されていて、実は……」とワインの由来について詳しい説明をしていただきました。
1998年というヴィンテージもあって、カミさんはいたく気に入りこれをいただくことに。
香りはまだ熟成しているわけではなく、かといって若々しい感じでもなくちょっと熟成したいい感じ。
味は、軽めの味わいでキュッと締まった酸が効いたいかにも古風な、「コレコレ」という感じのブルゴーニュ。
その間も、他にお客が少なかったこともあってか(途中からはワタシ達だけ?)、マシンガントークで、面白い話をたくさん聞かせていただきました。
ワタシが「キノコっぽくなったワインが好き」といえば、今度はその辺りのうんちくを……
そんなカンジで40分以上は話していらしたんではないでしょうか。
ワタシはやはり地元には絶対ありえない、こういう店が好きです。
地元の店はどちらかというと例えば「5千円で美味しい物を出しているんだからさっさと食べて帰ってね」はちょっと言い過ぎかもしれませんが、お客を楽しませようというところは皆無です。
さすがエンターテイメントの街大阪ということでしょうか。
グラスもかなり大型のもので、話しながらもグラスが空くことのないように適切な量のワインを、しっかりいいタイミングで継いでいただきました。
テーブルチャージが掛かっていたのはちょっと驚きましたが、それでも料理はどれも美味しかったし、価格も非常にリーズナブル。
その上、いろんな話で楽しめて、久しぶりに充実した外食を楽しみました。
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