- 2005-09-15 (木)
- ワイン & フード
毎日のワインには、このグラスを使っています。
リーデル(Riedel)の ヴィノム ブルゴーニュです。
毎日飲む安いワインだからショップのおまけのグラスで十分。
と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?。
安いワインは一部例外を除いて、大抵は香りが弱いです。
白ワインに至っては、頭がクラクラするくらい嗅いでやっと微かに香るというものも少なくありません。
赤ワインも同じような傾向があります。
だからこそ、大きいサイズのいいグラスを使いたいと思うのです。
大きいグラスだと、空気と接触す面積が広くなるし、このグラスは形によって香りが逃げにくなっています。
それから、空気とワインがうまく溶け合うせいなのか、小さいグラスで飲むより味がまろやかになる傾向があると思います。
更に、以下のようなわけでワタシは、これを使っています。
確かに価格的には毎日のワインが3、4本は買えるか???
というものですが、値段なりによくできています。
まず、このグラスはカタチがいいです。
中間部が膨らんでいて、飲み口がきゅっと締まっています。
口径がちょうどいい大きさにできていて、ワインを飲むときに鼻も一緒にグラスの中に入るサイズです。
ですから、飲みながら香りも嗅ぎやすくなっています。
これは非常に大きいポイントです。
(この写真はワタシが撮影したもので、クリックすると大きい画像がご覧になれます。)
それから、この写真のように飲み口が非常に薄いです。
ここに厚みがあると、唇に当たる感触がなんていうか、違和感があります。
その点、このグラスは非常に繊細で刺激がないのです。
ワインが口中に入ってくるときとてもスムーズな感じがします。
更に、このグラス結構重いです。
高さ的に低くて、それなりに重さがあるので重心が低く、35mmくらいの深さまでワインを注いでも持ち上げたときにとても安定しています。
もう少し脚が長くて軽めのグラスも持っていますが、これだと思わずグラっと傾くこともあります。
薄いと、洗うのが怖い!
という心配もあるでしょうが、実際に使ってみると、結構丈夫です。
日常の食事ですから、手を伸ばして物を取ったりすることも多々あります。
そんな時に思わずグラスをかすめて、クワ〜んといい音がしたりもします。(^^;
いや、本当にいい音がしますが、今までこれで割れたり、かけたりということはありません。
更に、グラス洗い担当としては時々蛇口やホーローのシンクにベースの部分をぶつけますが、これまた意外に大丈夫なものです。
いいグラスだと、毎日のデイリーなワインでも、おいしく、気分よく飲めますので、とりあえず1脚だけでも試してみてください。
ワイングラスでワインの香りや味わいが変わるのはちょっと新鮮な発見になると思います。
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