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2005年09月 アーカイブ

2005年09月02日

だったんソバ

この Blog に表示させている Google の広告で「だったんソバ」というのが表示されていますが、ワタシは初耳です。

そこで、ぐぐってみました。

だったんというのは漢字では、韃靼と書くそうです。

テレビというのものを殆ど見ないので分からないのですが、とあるサイトには「TV等で大反響!」と紹介されています。



巷で話題になっているのでしょうか?



いろいろ調べてみると、苦味成分が多い、ケルセチンという物質が苦味の元で生活習慣病に効果がある云々。

まあ、効能は別としてソバは大好きなので、一度食べてみたいものです。

2005年09月03日

ベーシストのアルバムですが

B0000069N8Sound of Summer Running
Marc Johnson Pat Metheny Bill Frisell

曲名リスト
1. Faith in You
2. Ghost Town
3. Summer Running
4. With My Boots On
5. Union Pacific
6. Porch Swing
7. Dingy-Dong Day
8. Adventures of Max and Ben
9. In a Quiet Place
10. For a Thousand Years

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ベーシスト、マーク・ジョンソンのアルバムで、パット・メセニーとビル・フリーゼルという、どういう結びつきがあるのか分からない2人のギタリストがメインです。
タイトルがサマーになっているように、夏向きの脱力サウンド。(いい意味で言ってます。)

ギターの音質はおなじみのサウンドで、音楽的にはパット・メセニーのテリトリーとはちょっと違う感じだけど、存在感は十分です。
ビル・フリーゼルにはもっとウネウネとした変なフレーズを期待しましたが、パットと似たようなスタイルでいまひとつ押しが弱い感じ。

夏爽やかに聞けます。

スピーディーでクール ボーンスプレマシー

ボーンスプレマシー  (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)
ボーンスプレマシー

前作に比べて、ストーリーが練れている感じがします。
いずれは、続編もできるのでしょうから、それを前提とするなら1作目は物語のイントロとして当然なのかも。

展開がスピーディーなのと、主人公が超人的なパワーや武器や特別な車などを駆使するのではなくて、その状況において何をすべきかを得られる情報から的確に判断して素早く迷いなく冷静に行動するのは、妙な痛快感があります。
ボーンが見せる人間離れしたクールさがいい。

例えば冒頭のシーンでも、マリーが助からないと見ると迷わず次の行動に移るし。
その対比で、記憶を取り戻したあと娘に謝罪に行くそのシーンが、これから先のボーンの変化を暗示しているのか?

最後の派手なカーチェイス、メイキングを見ると生々しさの理由などが納得できましたが、特に必要でもなかったかな。
もっと暗く静かに進行する映画でもいいんではないかと。

2005年09月04日

これ安いかも?

お手軽ワイン館のインポーター在庫処分品というこれは、税送料込3,129円って安いんじゃないでしょうか。







1セットポチっといこうかと思ってます。

ここはいつからか、かつて6本だった送料込セットが価格そのままで5本になったりとか送料別になったりとか、メールマガジンでもちょっと高めのワインが紹介されていたりとか、ちょっと方針が変わった?

と思っていましたが、最近また安いセットも増えてきたようで、これはワタシ的にはヒットしました。



12本まで同梱可能ということは、税送料込5,229円のこれ







と組み合わせても、1本あたり税送料込約836円、いいかもですね。

2005年09月05日

岩城の芋けんぴ

imo

愛媛県の岩城という島で作られた芋けんぴ

です。(リンク先では作り方が紹介されています。)

写真はクリックすると大きいサイズで表示されます。



かつては亡くなった伯母がよくお土産に持ってきてくれたのですが、ここ何年か食べることもありませんでした。

たまたま、仕事関係の方から頂いて久しぶりに食べると、やっぱりこれは芋の香りがよくておいしいですね。



ボール紙の箱に半透明のビニール袋というのも、昔そのまま。

味も、スーパーなどで売っているものと違って、見てのとおり砂糖がしっかりまぶしてあって濃厚な味がします。

ぐぐると、いもけんぴ同盟 なんてものも。



困るのは食べ始めると止まらなくなるのと、つい食間につまんでしまうのでお腹がすかないこと。

エスプレッソメーカー



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ドイツ人デザイナー、リチャード・サパーがデザインしたALESSIのエスプレッソメーカーで、ニューヨーク近代美術館永久所蔵作品だそうですが、ワタシはかつて雑誌でこれを見た瞬間、形と金属的な輝きに惹かれました。



友人と電話しているときに「すごくいいデザインのエスプレッソメーカーを見つけた。」というようなことを言うと、彼もソニービルで見かけてすごく気に入ったと言うじゃありませんか。

ちょうど、その友人は結婚することになっていたので、迷わずこれを結婚祝いとして贈りました。



これは3カップ用ですが、他に1カップ用、6カップ用、10カップ用があります。

自分用としてはもちろん、プレゼント用にもいいんではないでしょうか。

2005年09月07日

Terje Rypdal

B0000073ICAfter the Rain
Terje Rypdal

曲名リスト
1. Autumn Breeze
2. Air
3. Now and Then
4. Wind
5. After the Rain
6. Kjare Maren
7. Little Bell
8. Vintage Year
9. Multer
10. Like a Child, Like a Song

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Norwayのギタリスト、 Terje Rypdal 1976年のアルバム。

構成はTerje Rypdaのギター、キーボードとInger Lise Rypdalのヴォイスとシンプルですが、それがこの人のギターの個性を際立たせています。

ギターはストラト、ボリュームペダルを効果的に使って、透明感のある演奏。
音もジャケットもいかにも ECM。

中でも、アルバムタイトル曲 After The Rain は秋または冬に降った雨の水溜りに光が反射するようなイメージで、今でも夕食時のBGMとして聞きますが、空気が一瞬冷たくなる感じです。

これからの季節に気持ちいいと思います。

2005年09月09日

Farscape

速度測定して豪華賞品をGET!



最近、USEN が全番組無料放送を謳い文句に提供中のパソコンTV『GyaO』で放映中(?)のオーストラリア製SF-TVドラマ、Farscape にハマっています。

基本的には1話完結の連続もので、ストーリーは概ね次のようなものです。



宇宙飛行士クライトンは地球で小型シャトルをテスト中にホワイトホールに飲み込まれ、別の宇宙にたどり着く。

乗っていたシャトルは、正体不明の飛行物体と衝突し、生きている宇宙船に収容される。

その宇宙船「モヤ」で逃亡中のワケありクルーたちと一緒に、追っ手ピースキーパーの手を逃れながら、宇宙をさ迷う過程で、あちこちの惑星に上陸したり、未知の宇宙人や現象に遭遇するというような感じ。



ワタシ的には一見して、宇宙大作戦(スタートレック)の現代版(?)な感じですが、なんといっても宇宙船モヤ自体が生きているというのが今までになかった設定で、パイロットが宇宙船と一体化しているという設定により、いろいろネタを仕込めるのがストーリーを複雑にする要素になっていて、プラスに働いています。



加えて、モヤの乗員が非常に個性的でアクが強いのが特徴的です。



スタートレックにほぼなかった色恋ごとと、出てくる宇宙人のドギツさが今風。



TV版の宇宙大作戦が大好きだったので、ハマります。



それにしても、こんなものがコンピューターでオンライン無料で見れるようになったとは、凄いです。

長年、ブロードバンド、ブロードバンドと言われ続けてきましたが、やっとこういうものが出てくるようになったか、という感じです。

とはいっても、768Kbpsですが、実用上十分な画質。

次々と続編がアップされるのもありがたいことで、現在は2ndシーズンが送信されています。

もちろん、1stシーズンも見ることができます。



それにしても、このGyaOというサービス、始まった頃は成り立っていくものかと思いましたが、続くもんですねぇ。

以前は、Arms Concertもやってましたし、DVDでレンタルしたニコール・キッドマン主演のドッグヴィルを流してたり。(WowWowでも放映しましたけど。)

TVに出力して、サラウンドで音を出せたらいうことなしです。



実際見て異常に便利だと思ったのは、当たり前ですが、途中で中断しても何回でも最初から、あるいは、中断した箇所から見ることができる。

これはホントに凄いです。



初期費用がぜ〜んぶ無料 USEN光ファイバ

2005年09月10日

フィリップ・シーモア・ホフマンの迫力 フローレス

フローレスフローレス
ロバート・デ・ニーロ, ジョエル・シューマカー

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-11-02
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デ・ニーロの映画を選んだつもりが、役柄のせいもあってか完全にフィリップ・シーモア・ホフマンのための映画になってます。
この人初めて見ましたが、化粧してゲイとなっている時の強さ、化粧してないときの弱さ、更には男の姿に戻ったときのボロボロの感じ、と、いい味出してます、というかやりたい放題。

クレジットはないながらデ・ニーロが製作にもかかわっているという情報もあり、それで脇役のような感じで出演していたのかもしれませんが、存在感は十分ありました。見終わった後、何となく暖かい気持ちが残るのもいいです。
それぞれタイプは全く違うのにこれと同じような後味の映画ディナーラッシュ、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズには、映画の中のいい人間がむやみやたら死なない、殺されない、というのが共通する部分のような気がします。

2005年09月11日

今日の夕食BGM(その1)

B0000062SADopamine
Mitchell Froom

曲名リスト
1. Tastes Good
2. The Bunny
3. Kitsum
4. Dopamine
5. Watery Eyes
6. Monkey Mind
7. Noodletown
8. Wave
9. I'd Better Not
10. Permanent Midnight
11. Overcast
12. Fruta Prohibida

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by G-Tools久しぶりですが、今日の夕食時のBGMを紹介します。
プロデューサー、Mitchell Froomのアルバム。
アマゾンのレビューでは散々ですが……

型にはまらない音でいつもと違う脳の部分が刺激される感じで気持ちいいです。
例えば、こういうメンバーならこういう音でなければとか、そういう意識があるとゲストミュージシャンに目が奪われてしまうかもしれませんが、ワタシはそもそもこの人に関しても、参加ミュージシャンに関しても殆ど予備知識なく聞いたので、音だけで十分楽しめました。

前半中近東サウンドかと思うと、フランスジャズ小唄っぽくなったり、みんながそれぞれ得意な音を出してまとめたらこんな感じ?
みたいなアルバムで、まあ、じゃあ、いったい誰のアルバム?
と問われれば答えに困るかもしれませんが。(^^;

気持ちいい音が出ていればいい、という向きには好みが合えばお勧め。

BGMは毎日聞いていますが、つい書くのを忘れてしまうという……

今日の夕食BGM(その2)

今日のもう1枚のBGMはこれです。

B00005B7FGEye of the Zombie
John Fogerty

曲名リスト
1. Goin' Back Home
2. Eye Of The Zombie
3. Headlines
4. Knockin' On Your Door
5. Change In The Weather
6. Violence Is Golden
7. Wasn't That A Woman
8. Soda Pop
9. Sail Away

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先の1枚とは全然違う、いつもの脳の部分が刺激される音。

スワンプっぽい曲あり、モータウンっぽいのあり、ライクーダー風の曲あり、Wasn't That a Woman は、リズムはピーガブのスレッジハマー風だし。

だけど、この人は何をやってもバタ臭さい音になるのが最高。

CCRの影を吹き飛ばそうとしたのか、ただ単に好きな音を選んだ結果か分かりませんが、骨太でゴリゴリした意欲的なサウンドに仕上がっているし、声もあの声がしっかり出ていて力作。

2005年09月13日

ラミ・デュ・シャンベルタン





香りの強いチーズが苦手という人は多いのかも知れません。

実は、カミさんもあまり香りが強いのは苦手そうです。



この、ラミ・デュ・シャンベルタンも結構強い香りがあります。

日本人の感覚では漬物っぽいというか、そうとしか表現できません。

名前のとおり、シャンベルタン村で作られるウォッシュチーズで、シャンベルタンによく合うそうです。

去年、確かルカサーのライブの前、軽い食事に行ったところでチーズセットを頼んだら、「今日はラミ・ドゥ・シャンベルタンがございますが」といわれ、一発でオーダーとはいかず、「これを追加すると、おいくらですか?」と聞く小心者です。



「価格は同じです。」と言われ即決しましたが、ちょっとにやりとしながら言われたので、内心では「そんなにあからさまに表情に出さなくても」と思ったわけです。



で、出されてきたチーズは、熟成しているらしくトロトロで、スプーンですくったまま皿に乗っていました。



香りは思ったほどではなく、ちょっとガッカリ(^^:、ですが味はとろみが合ってミルキーでとても美味しかったです。

ジュヴレ・シャンベルタン

ラミ・デュ・シャンベルタンと合わせるなら、ジュヴレ・シャンベルタンということで、以前飲んでとても美味しかった2本です。



左はロベール・グロフィエのワインです。

ワタシが飲んだのは2000年なので全く同じではないでしょうが、果実味がしっかりしていて噛み応えがあるような、そんなワインでした。



右は、クリスチャン・セラファンのもので、私が飲んだのは1991年という確か余りよくないヴィンテージのものでした。

こちらはグロフィエのものと違って、とても繊細な感じで綺麗なガラス細工のようなイメージ、でもその中に色っぽさも感じさせてくれるいいワインでした。

「とても綺麗な女子高生、だけどっちょっとエッチ。」とネットで紹介されているのを見たことがありますが、なるほどと思いました。

2005年09月15日

リーデル(Riedel) のグラス

Riedel <ヴィノム> ブルゴーニュ 6416/7

毎日のワインには、このグラスを使っています。

リーデル(Riedel)の ヴィノム ブルゴーニュです。
毎日飲む安いワインだからショップのおまけのグラスで十分。
と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?。

安いワインは一部例外を除いて、大抵は香りが弱いです。
白ワインに至っては、頭がクラクラするくらい嗅いでやっと微かに香るというものも少なくありません。
赤ワインも同じような傾向があります。
だからこそ、大きいサイズのいいグラスを使いたいと思うのです。
大きいグラスだと、空気と接触す面積が広くなるし、このグラスは形によって香りが逃げにくなっています。
それから、空気とワインがうまく溶け合うせいなのか、小さいグラスで飲むより味がまろやかになる傾向があると思います。
更に、以下のようなわけでワタシは、これを使っています。

確かに価格的には毎日のワインが3、4本は買えるか???
というものですが、値段なりによくできています。
まず、このグラスはカタチがいいです。
中間部が膨らんでいて、飲み口がきゅっと締まっています。
口径がちょうどいい大きさにできていて、ワインを飲むときに鼻も一緒にグラスの中に入るサイズです。
ですから、飲みながら香りも嗅ぎやすくなっています。
これは非常に大きいポイントです。

Riedel

(この写真はワタシが撮影したもので、クリックすると大きい画像がご覧になれます。)


それから、この写真のように飲み口が非常に薄いです。
ここに厚みがあると、唇に当たる感触がなんていうか、違和感があります。
その点、このグラスは非常に繊細で刺激がないのです。
ワインが口中に入ってくるときとてもスムーズな感じがします。

更に、このグラス結構重いです。
高さ的に低くて、それなりに重さがあるので重心が低く、35mmくらいの深さまでワインを注いでも持ち上げたときにとても安定しています。
もう少し脚が長くて軽めのグラスも持っていますが、これだと思わずグラっと傾くこともあります。

薄いと、洗うのが怖い!

という心配もあるでしょうが、実際に使ってみると、結構丈夫です。
日常の食事ですから、手を伸ばして物を取ったりすることも多々あります。
そんな時に思わずグラスをかすめて、クワ〜んといい音がしたりもします。(^^;
いや、本当にいい音がしますが、今までこれで割れたり、かけたりということはありません。
更に、グラス洗い担当としては時々蛇口やホーローのシンクにベースの部分をぶつけますが、これまた意外に大丈夫なものです。

いいグラスだと、毎日のデイリーなワインでも、おいしく、気分よく飲めますので、とりあえず1脚だけでも試してみてください。
ワイングラスでワインの香りや味わいが変わるのはちょっと新鮮な発見になると思います。

2005年09月17日

DVD化希望 バニーレークは行方不明

中学生の頃、昼下がりに自宅に帰ってテレビをつけると、どのチャンネルだったか忘れましたが、古い映画ばっかりやっている放送局がありました。

ここ名作シネマ.comを見ると、さすがに古い映画が充実していて、その頃見たかタイトルだけ知っている映画がたくさんあります。

で、その頃見た映画で是非もう一度見てみたいものの、DVD化されていない映画『バニーレークは行方不明』というのがあります。
調べてみると、1965年の映画で初公開が1966年7月だそうです。
オットー・プレミンジャー監督で主演がキャロル・リンレーとローレンス・オリヴィエという、中々いい配役です。

ストーリーはこんな感じ。
主人公を演じるキャロル・リンレーは確か離婚したかで引っ越してきて娘を連れて学校に行きますが、おりしも新学期で学校は大騒ぎで、あたふたと手続きを済ませ娘を置いて帰ります。
学校が終わる時間になって娘を迎えに行きますが、見つかりません。
学校の先生にも聞いても皆記憶に残っていない。
そこで、警察に連絡して捜査が始まるのですが、誰もバニーの記憶がなく、ほんとに娘は存在したのか、という展開になり……

というような内容で、中々いいサスペンスだったと記憶していますが、何せビデオもDVDもないようなので、記憶を確認するためにも是非DVDかビデオでもいいので、見てみたい1本です。

あと、日本ではまだDVD化されていないので是非お願いしたいのが、ゴールディー・ホーン、故ダドリー・ムーア主演の『ファール・プレイ』です。
1978年頃の映画でしたか。
サスペンスとしてよくできているし、ゴールディー・ホーンの演技もしっかりしていたんではないでしょうか。
ワタシ的には彼女らしさが発揮された素晴らしい映画だと思います。

ダドリー・ムーアの怪演が凄かったですが。

2005年09月18日

Jeff Beck Yardbirds時代の動画(メモ)

Jeff Beckの動画をぐぐっていてたどり着いた、平凡で音楽でギターなblogここで。

・ヤードバーズの動画1

 Jimmy Page時代のライブ映像(Jeffはいません)。

 弓まで持ち出して暴れてます。

・ヤードバーズの動画2

 JeffのYardbirds時代のライブ映像が見れます。

探せば色々あるものですね。

Jeff Beckの動く姿を見ることのできるオフィシャル製品
アームズ・コンサート ~三大ギタリスト夢の競演~レッド、ホワイト & ブルースLive By Requestモンティ・パイソン&ザ・シークレット・ポリスマンズ 1976-1991 DVDコンプリート・ボックス

2005年09月20日

パタパタ

先日の明け方、ベッドの頭の方の窓で、パタパタと鳥の羽音。

それにしても、今朝は早くから来るものだなぁ、と思っていると、その羽音が部屋の角を回って、隣の窓の方へ……



寝ぼけた頭で外をグルグル回っているのかとも思ったのですが、よく聞くと意外と近い距離で聞こえているよう……



まさか、と思って脇のテーブルから携帯を取って開いてみても、この明かりではほぼ何も見えず気のせいと思いまた寝ようとすると、またパタパタと聞こえます。

次は懐中電灯で発見。

やっぱり、入ってました、コウモリ君。(^^;



bat
(ほぼ暗闇の中で撮ったので、ファインダーでも液晶モニタでも位置が確認できず適当にシャッターを切ったため、画面中央に入ってないしピントも合ってないひどい写真ですが。)今年2度目です。

というか、前回入ったときに出てなかったのかも……(^^;



しょうがないので、窓を開け放して布団をかぶって寝ました。(さぶ〜)

朝になると、いないようでしたし、これ以後見かけてないのでお帰りになったのでしょう。

一応カーテンは閉まっているので、ごくわずかの隙間から入ってくるんでしょうねぇ。

Pat Methny Group の The Way Up

B00074C4N0ザ・ウェイ・アップ(初回)
パット・メセニー・グループ

曲名リスト
1. オープニング
2. パート1
3. パート2
4. パート3

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グループとしては、3年ぶりになるそうです。

何せ、90年代になってからのパットは大作主義というか、オーケストラを使用しまるで作曲者? アレンジャー?(はライル・メイズか?)、指揮者? とも思えるような作品が続き、ギタリストとして身近に感じられなくなってしばらく離れていました。

4月にライブを見て、やっぱりこの人の凄さを思い知らされて、このアルバムを聞いてみました。
心配は取り越し苦労でした。
ライブで見たとおりの音が出ていて、まるでスタジオライブのような感じ。
そもそも、ライブでは全く乱れないジャストタイミングで全員の音が出るような、聞いていてその音の出方が小気味よかったんですが、それは当然スタジオでも同じなわけで、スケール感がありながら音の構成はとてもシンプルで見透しがいいです。

音的にも、ECM時代のような内向的な感じが漂っていて、ジャズっぽくもあり(個人的にはこのスタイルが好き。)で、長いアルバムなのに全然飽きない。
こういうアルバムは、聞くたびに違ったイメージが湧いてくるので、プログレもそうだけど大好きです。

やっぱりギタリストのアルバムはこうでなくてはいけません。
いろんなスタイルで、いろんなタイプのギターを弾きまくってます。
久々に聞き終わってすっきりしたパットのアルバムでした。

Pat Methenyの動く姿を見ることのできるオフィシャル製品
シャドウズ・アンド・ライト[完全版]シークレット・ストーリー・ライブスピーキング・オブ・ナウ ライヴ・イン・ジャパンモア・トラベルズ

2005年09月24日

ワインオタクの映画 サイドウェイ

サイドウェイ (特別編) (ベストヒット・セレクション)サイドウェイ (特別編) (ベストヒット・セレクション)
ポール・ジアマッティ, アレクサンダー・ペイン

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-11-21
売り上げランキング : 10111
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今週は、ワインオタクの映画ということで気になっていたこの映画、サイドウェイです。

ひとことで言うと、どう見ても冴えない中年の2人組がワインとゴルフと女三昧を目指すロードムービーでしょうか。
片や、結婚を一週間後に控えながら女・女で、トラブルになるし、片や離婚して2年になりながら元妻に対する未練で一種の引きこもり状態。

一見どうしようもない2人のストーリーながら、実際には人生どうしようもない部分というかしょうがない部分、あきらめなければならない部分というのがあると思うし、そこを通過する2人の生き様が面白いです。

ワインに関しては余り私の知らないカリフォルニアのワインがメインで期待したほどではないですが、ステファニーがリシュブールを大事にしているとか、ワインの飲み方とかに笑えたり、やっぱりこの辺に少しでも足を踏み入れいていると楽しめる場面が散りばめられています。

マヤが言うように、ワインは人の一生に似ていると思います。
最初は、酸味、渋みが強くて尖っているワインもワインによっては歳とともに柔らかくなり、果実の香り・味が少なくなる反面すべてが一体化し水のようにスルスルとした喉越しになって、最後は土っぽくなって……
別のワインは最後まで尖ったまま薄くなっていくということもあるようですし。

ワタシ的に突っ込みどころとしては、最後に開けるシュヴァル・ブランというワインですが、もちろん有名で高いワインなので飲んだことはありません。(苦笑)
サンテミリオンのワインなのでメルロー主体かと思って調べてみると、カベルネ・フランが66%、メルローが34%と、変わったブレンド。

翌日起きてから気づきましたが、ステファニーのいるワイナリーでは「カベルネ・フランから偉大なワインは生まれない。ピンボケで締りのない味だ。」ダブルデートの夜には「メルロー種は大嫌いだ、死んでも飲まないぞ!」と叫んでました。
どう見ても偶然の一致ではなく、意図したもののように思えます。
で、そのココロは?

むしろ、あれだけピノ・ノワールを絶賛していたわけですから、最後にとっておくのはDRCかDRCのどれかのワインであったらバッチリだったと思うのは、勘違いなんでしょうか?
更に、それを最後はマヤと飲んで欲しかったというのはデキ過ぎですかね。

余談ですが、サンテミリオンにはシュヴァル・ブラン(白い馬)の他

シュバル・ブラウン(茶色の馬)

シュヴァル・ノワール(黒い馬)

というワインもあります。

2005年09月27日

今日の夕食BGM(1)

B00009WKQJホエン・ジ・イーグル・フライズ(紙)
トラフィック

曲名リスト
1. サムシング・ニュー
2. 夢みるジェラード
3. グレイヴヤード・ピープル
4. ウォーキング・イン・ザ・ウィンド
5. ロックン・ローラーの追憶
6. ラヴ
7. ホエン・ジ・イーグル・フライズ

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トラフィックのメンバー、ウィンウッド、キャパルディー、ウッドの3人が揃った最後のアルバム。

いまや、ウィンウッド一人になってしまい、事実上トラフィックの再編成はなくなりました。

このアルバムでは、シンプルな編成でメロトロンの何か引きずるような暗い音がかもしだす暗くジャズっぽい演奏が光っています。
そんな中で、タイトル曲の When The Eagle Fliesは最後まで抑えた歌い方で、最後の一瞬に声を張り上げるのがとても効果的で印象に残ります。

地味な、一般的にはそれほど評価の高いアルバムではないかもしれませんが、ワタシ的には噛み応えのある、長く聞き続けることのできるアルバムです。

今日の夕食BGM(2)

B0000062UWPilgrim
Eric Clapton

曲名リスト
1. My Father's Eyes
2. River of Tears
3. Pilgrim
4. Broken Hearted
5. One Chance
6. Circus
7. Goin' Down Slow
8. Fall Like Rain
9. Born in Time
10. Sick & Tired
11. Needs His Woman
12. She's Gone
13. You Were There
14. Inside of Me

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新譜では、幸せそうなハッピーサウンドだったクラプトンですが、このアルバムは聞き取れる範囲でも暗くて、大げさに言えば苦悩するクラプトンの姿が見えるような感じ。

でも、ワタシ的にはこちらのほうがきっと長く聞き続けることができるでしょう。
食事時にかかる割合も多くなるような気がするし。
ギターの音もクライベイビーを半分踏んだような感じのこもった音がいいし、ソロをしっかり聞かせてくれるのもいいです。
ただ、囁き系のボーカルより、最新作のコブシの回る方が印象に残って、やっぱり新譜はボーカルアルバム。

2005年09月29日

今日の夕食BGM

B000001YOWSignify
Porcupine Tree

曲名リスト
1. Bornlivedie
2. Signify
3. Sleep Of No Dreaming
4. Pagan
5. Waiting Phase One
6. Waiting Phase Two
7. Sever
8. Idiot Prayer
9. Every Home Is Wired
10. Intermediate Jesus
11. Light Mass Prayers
12. Darkmatter

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今日の夕食のBGMはイギリスのバンド、Porcupine Trees の1996年のアルバムです。
このバンドは、ネットで知り合ったイギリスのミュージシャンに教えてもらったもので、一緒にバンドをやっていたという、Richard Barbieli という人がキーボードで参加しています。

音は聞いてすぐにイギリスのバンドと分かる、湿った暗い音。

でもピンクフロイドのような、湿ったいわゆる叙情的な音ではなく、欝な感じの音に Ozric Tentacles に共通するようなアンビエントっぽい音が入るのが特徴になっています。

よくできたアルバムですが、難点がひとつあるとすれば、核になる部分、泣きのギターとかキーボートのソロとか、その辺が弱いところでしょうか。

どうやらギターとプロデュースの Steven Wilson という人がリーダー格らしくて、この人は、やはり同じ人に教えてもらった No Man というバンドもやっていますが、こちらはもっとシンプルで暗い感じの、音は違うものの Japan にも通じるような雰囲気も持っています。

Porcupine Tree のその他のアルバム
Sky Moves SidewaysDeadwingUp the DownstairOn the Sunday of Life
Coma DivineVoyage 34: The Complete TripLazarus

No Man のアルバム
SpeakFlowermouthTogether We're StrangerCarolina Skeletons

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