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2009年01月 アーカイブ

2009年01月03日

新年あけましておめでとうございます

年末から昨日まで、例年通りカミさんの実家に行っておりました。
年末は22時前から初詣に出かけました。
そんなに早くから……と思われるかもしれませんが、毎年ワタシとカミさんと義父と3人で出かけますが、義父は今年で89歳!
数年前は白い帽子をかぶっていて「見失わないようについてきぃや」とすごい速さで歩いていた義父もさすがにしんどそうなので、そのペースにあわせてゆっくり上っていくために早めに出かけるわけです。
でも、今年も何とか本堂にたどり着いてカウントダウンをして新年を迎えてきました。
大したものです。
私なんかあの歳になったとき、ちゃんと歩いていられるかどうか。

1日前の大晦日は、カミさんの実家で3時間は焼き続け、食べ続けるお好み焼き(^^;

その前、30日はぐるなびで調べて15%OFFのクーポンもあった梅田にある、Nord WINE WARE HOUSE(ノールワインウェアハウス)というところに行ってました。
ここは、心斎橋にあって私もよく利用するBon repas(ボン・ルパ)心斎橋店というワインショップと同系列の店です。(31日はお好み焼き用にワインを仕入れに、この店に行きました)
このワインショップはかつてもっとよく利用していて、メンバーズカードも持っています。
リーズナブルなワインから高いワインまで扱っているショップですが、以前の「酒市場マルシェ」から名前が変わってから、どちらかというとミドルレンジからの品揃えが中心にになった模様。

事前にぐるなびで調べていたのですが、何となくイメージとして大和実業系の「ザ・ワインバー」に近いのかと想像していました。
店の雰囲気はカジュアルな感じで中々いいですが、やっぱり「ザ・ワインバー」っぽいかな。

ぐるなびでは400種類のワインが揃っているということでしたが、ワインリストは確かにたくさんのワインが載っています。
価格はこのテの店ではごくまっとうな価格だと思いました。
そんな中で目に付いたのは、ジョセフ・ロティのマルサネ1998が6800円というもの。

ソムリエさんも「この価格はお得だと思います」とのことで、これをお願いしました。
状態をチェックされて「もし硬く開きそうでなかったらデキャンタしようかと思いましたが、十分いい香りと味なので、このままゆっくりとお楽しみ下さい」とのことで、テイスティングしてみると、香りは果実+若干の土+若干のキノコという感じで、熟成しないと出てこない香り、味は酸味がしっかり、甘みと旨みもある、いかにも古風なブルゴーニュで軽やかなワタシの好きなタイプ。
グラスは当然リーデルでないけど、大振りでよく香りも出そうなものに、25mmくらい(適当な目測です)の深さについで頂きました。
これは結構重視していることなんですが、大降りのグラスでもなみなみと注いでいただく店もあります。
ワタシ的にはこれくらいの量が香りも立つし、味も柔らかくなって一番いい塩梅の量です。
思わず「ありがとうございます、これくらいの量ついで頂けるところは中々ありそうでないと思います。」というと「時と場合によっては居酒屋的になみなみと注ぐこともありますが、これくらいがいいのではないかと思いますので、スタッフにもそう言っておきます。」とおっしゃったのがすごく嬉くて、気分よく過ごせました。
料理はレストランとはいきませんがが、ザ・ワインバーとは違い居酒屋的でもなく、ごくカジュアルなビストロとして見ればまずまずではないでしょうか。

帰り際には、記念にとエチケットを剥がしてくださいました。
フレンドリーでいい距離感のあるサービスを提供されるソムリエさんだと思いましたが、名刺を見るとソムリエで店長さんでもあるんですね。
ワタシらのようなシロウトの話にもちゃんと付き合っていただき、ありがとうございました。

帰ってきて、ジョセフ・ロティのマルサネ1998を調べると、楽天に出店しているやはり同系列のWine-netでは、送料別で6000円、ということは店頭価格とほぼ同額ってこと?
う~む、このテの店では、店頭価格の倍くらいが普通だとすると、かなりのお買い得?
いずれにしても、気楽にワインを飲んで楽しめる、いい店を見つけました。
次のチャンスにには、カード会社の雑誌に載っていた、系列店で700種類のワインが揃っているという、「わいん家」に行ってみようかと思います。

2009年01月08日

1TBハードディスクを買いました

Seagate 3.5インチ内蔵HDD 1TB 7200rpm S-ATA/300 32MB ST31000333AS
Seagate ST31000333AS

年末年始は例年どおりカミんの実家へ行っていたわけですが、31日は日本橋をブラブラして、予定どおりハードディスクを買ってきました。
SeagateのST31000333ASで、容量は1TBです。
PC1'S(ピーシーワンズ)で7940円でした。
SATAのパーツは初めて使いますが、ケーブルが細くて取り回しが楽なのはいいのですが、ケーブルをコネクタにに挿した感じが頼りなく、実際ちょっとケーブルに手が当たって引っ張った感じになると抜けてました。

接続して起動すると、BIOSでもちゃんと認識するし、起動時にも型番が表示されるもののエクスプローラーからは見えない。
う~む、これは一体……
しょうがないので、

1.スタートボタンをクリック
2.マイコンピューターを右クリック
3.管理を左クリック

で、「ディスクの管理」を左クリックしたら、フォーマットメニューが起動。
やれやれ。
これくらい容量があると少々ロスは大きくても関係ないと思い、豪快にワンドライブでフォーマット……が終わるまで3時間くらい(?)かかりました。
これで無事に1TB(931.51GB)が利用できるようになりました。
さすがにこれくらいのサイズだと、キャプチャしたデータやら編集した音楽データなどで一杯一杯だった他のドライブのデータを大量に転送しても、まだ875GBも残っています。
凄い時代になったもんです。
凄いといえば、1GBのDDR2を890円くらいで売ってました。

今使っているCPUはPentium4 631(Ceder Mill)なんですが、リテール版にはグリスが付いてなかったし、ヒートスプレッダも付いてるし、そんなもんかと思って使ってましたが、何となくファンの音が大きめで回転数も若干高め。
それで、色々高いものがあるシリコングリスの中から、フロアーに置いた段ボール箱の40円のを買ってきました。
ヒートシンク・ファンを外して薄くグリスを塗って再度ヒートシンク・ファンを取り付けて起動すると、をを、格段に静かになって効果てきめん。
カミさんも、こんなに変わるものかと驚いていました。

ということで、久しぶりのPCいじりもドツボにハマることなく(^^;、無事終了しました。

2009年01月12日

今夜の夕食BGMは Live Flames Snowy White and the White Flames

Live FlamesLive Flames
Snowy White and the White Flames

曲名リスト
1. I'll Be Moving On
2. That Ain't Right
3. What I'm Searching For
4. Land of Plenty
5. Time Waits for No Man
6. Miracle I Need
7. Wintersong
8. Emmerpeirissa Express
9. Whiteflames Blues
10. American Dream
11. Long Grey Mare
12. That's When I'll Stop Loving You

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今夜の夕食BGMはスノーウィー・ホワイトのアルバムです。
スノーウィー・ホワイトはピンク・フロイドのステージギタリストとして知られていますが、元シン・リジーでもあります。

この人の特徴は、何と言っても哀愁を帯びた声と、それを活かしたメロディーにありますが、こうして聴いていて、歌い方は何となくロジャー・ウォータースにちょっと似ている気もします。
どの曲もブルージーで、適度にギミックのあるギターが素晴らしく、バンド自体もそれぞれがのパートがいい音を出しています。(ベースはフレットレスかな?いい味出してます。)
キーボードも中々やるではないか、と思ったらはマックス・ミドルトンだし。
録音も秀逸で、それほど大きくないと思われる会場の雰囲気がよく捉えられていて臨場感あります。

ライブ映像や写真をみると、ゴールドのレスポール・デラックスを使っていることが多いように思いますが、このアルバムでも、これこれ、レスポールの音ってこれですよ、という感じでよく鳴っていると思います。
聴いていてなんか身をよじらせて聴くような、そんな粘りのあるギターが素晴らしい。
ベースとドラムスのソロもかなり聴かせます。

う~ん、こういうのをビルボード・ライブで見たいなぁ。

2009年01月14日

今夜の夕食BGMはThe Beautiful SouthのQuench

Quench [12 inch Analog]

最近このアルバムが気に入ってよく聴いています。
イギリスのバンド、ザ・ビューティフル・サウス(The Beautiful South)の1998年のアルバム、クエンチ( Quench)です。
多分バージン・メガストア当たりで試聴して買ったんだと思いますが、実は買ってから最初に聞いた印象が余りよくなくて、そのままず~っと、聴いてませんでした。
それが、いつかのウィークエンド・シアターの帰りに実家から持ってきて夕食のBGMとして聴いてみたら、中々いいではないですか。

ひとことで言って、ヘナヘナのブルー・アイド・ソウルというか、何となくヘタウマな演奏に男女のボーカルがハモるんですが、このヘナヘナ感が酔っ払って聴いていると、結構気持ちいいんですな。
歪んだエレピの音、大してうまくないギター、ちょっとキキ・ディーの雰囲気もある女性ボーカル。
こうして書いていてもよさが伝わらないだろうなと思うんですが、ちょっと60年代っぽいモンドな雰囲気もありで、う~、うまく表現できないけど気持ちいい、そういうアルバムです。
まあ、しばらく聴いたら飽きそうな音ではありますが……(^^;

当然、メタラーなカミさんにはウケません。

2009年01月18日

久しぶりにTangerine Dreamの名前を見かけた

先週の月曜日(13日)、休みということもあって昼間からビールを飲みつつ、Gyaoで何か面白そうな映画はないかと探していると、トム・クルーズのデビュー作、卒業白書をやっていたので、適当なタイトルが面白そうで見てみました。
内容は、まあ、どう見ても現実的でない、しかも適当にでっち上げたようなストーリーでしたが、ほろ酔い気分で見るなら全然問題にはならない感じ。
で、トム・クルーズより、適当なストーリーより驚いたのは、最初のクレジットで音楽がタンジェリン・ドリームだったということ。

う~む、まさかこんなところで名前を見かけるとは。
よく考えて見ると、ウィリアム・フリードキン監督のリメイク版『恐怖の報酬』(1977年)のサントラもタンジェリン・ドリームでしたっけ。

もうこの時点では、名作Rubyconの面影はありませんが、それでも中々いい雰囲気を出していたと思います。
Rubycon

今はどうしているのかと思って、ウィキペディアで調べてみると、かつての中心メンバーだったエドガー・フローゼが息子のジェローム・フローゼと2人でまだやってるんですね。

で、Gyaoでレビューした人のひとりは「テクノ」だと書いているし、アマゾンのレビューでは「アンビエント・ミュージックの傑作」と書いている。
ちょっと待ってくださいよ、それを言うならRubyconは「ジャーマン・プログレの名作」でしょう、やっぱり。
いや、まあ、今聴けばそういう音楽のジャンルになるだろうというのは分かりますが、このアルバムがリリースされた1975年にはそういう言葉はなく、やはりプログレということになるだろうし、あえて言えばミニマルミュージックってとこでしょうか。

このアルバムと、一つ前のフェードラはこのバンドにとっても、ジャーマン・プログレにとっても、ひとつのピークと言ったら大げさ?
かつては、この曲に合わせて作られたアニメーションがあって、中々いい雰囲気だったのですが、YouTubeにもないようですねぇ。

タンジェリン・ドリームが登場したついでに、プログレのカテゴリーも作ってしまおう。

2009年01月23日

ギター小僧発見

まあ、ネット、特にYouTubeを見ていると、ギター小僧は山ほど見つかります。
その中でも、特にフュージョン系やスティーヴ・ヴァイに関しては、Cesar Huescaという人が中々いい演奏をしています。
と思って、久しぶりにYouTubeを見たら、CDデビューしてたんですねぇ。

で、最近、ユーチューブ見つけたのがこの人
ギター小僧、小僧というと少年というイメージかもしれませんが、女性です。
女性に対し使う「小僧」に当たる言葉は何か、思い使いないので、こう呼ばせていただきます。

赤いストラトとゴスロリ風コスチュームとアクションがナイスでしょ?
ギターも中々いい音で鳴っていると思うし。
この曲なんか弾いている人は一杯いるんですが、この人は音のキレがいい感じです。
他にも色々「メタル布教活動」として弾いてます。

この人のYouTubeチャンネルを見ると、Favoritesにラリー・カールトンが!
やっぱりギターが好きだっていうが何となく伝わりますね。

2009年01月27日

Seagate製HDDの一部モデルに不具合というニュース

秋葉原では1月19日(月)にSeagate製HDDの一部モデルの販売が一時中止され、その後ほぼ再開されるという騒ぎがあったようです。
どうやら、SeagateがHDD不具合告知を公表したためのようで、その後Seagateが「発生する可能性は非常に低く、通常の故障率の範囲内」と説明したため、販売が再開されたというニュースなんですが、Seagateのサイトを見ると、先に紹介した私が買った1.5TBもリストに入ってます。

しかし、メルコの子会社CFD販売では「自社およびメルコグループに納品された製品には不具合該当品がない」とサイトでアナウンスしているということで、CFDのを買った私はひと安心。
実は、50円くらい安いバルクもあったんですが、まあこれくらいの差なら代理店扱いの方がいいかと思いCFD販売のものにしていて正解だったということでしょう。

それでも症状が出たという話はネットにあるようなので、該当するシーゲートのハードディスクを使っていて気になる人はファームウェアをアップデートした方がいいかもです。
ファームウェアは上記リンクのリストから。(まあ、ファームウェアのアップデートは自己責任ということで)

2009年01月28日

今日の夕食BGMはIan Gillan & Roger GloverのAccidentally on Purpose

Accidentally on PurposeAccidentally on Purpose
Ian Gillan & Roger Glover

曲名リスト
1. Clouds and Rain
2. Evil Eye
3. She Took My Breath Away
4. Dislocated
5. Via Miami
6. I Can't Dance to That
7. Can't Believe You Wanna Leave
8. Lonely Avenue
9. Telephone Box
10. I Thought No
11. Cayman Island
12. Purple People Eater
13. Chet

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以前から断片的には曲を聴いたことがあったIan Gillan & Roger GloverのAccidentally on Purposeのアルバムです。
1988作ですが、当時はまったく知らなかったアルバムで、恐らく当時はまったく評価されなかったのではないかと思います。
何しろ、ディープ・パープルのボーカルとベーシストのアルバムですから、ファンは当然ハードロック系の音を期待するでしょう。

ところが、出てくるのは、ロカビリー、レゲエ、AOR、具体的には、まるでピーター・ガブリエルのアルバムにでも入っていそうな曲や、ジェネシス風、ロバート・パーマー風、プレスリー風と、とにかくバラエティーに富んでいます。
しかも、それぞれがちゃんと、しっかり歌えているのは意外と言っては失礼ですが、さすがにウマい人だなぁと思います。
というか、正直言って、こんなにウマい人だとは思いませんでした。

ただ、当時も、ひょっとして今でも、このアルバムの評価は低いのでは、と思ってしまいます。
私も含め、およそバンドのファンというものは、熱烈なファンであればあるほどソロ・プレジェクトにおいても同じような音楽性のアルバムを望む傾向があると思うからです。
その点、このアルバムのどこからもディープ・パープルの色は感じられません。

確かに、アルバム全体では統一感がない、音楽性がばらばらと言われればそうですが、ワタシ的にはとにかく、バラエティーに富んで楽しいアルバムです。
2人のミュージシャンが好きなタイプの音楽をやりたい放題にやりまくっている、そんなアルバム。

いやぁ、特に、軽く酔っ払って聴くと最高に気持ちよくて、楽しいアルバムです。

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