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2009年02月 アーカイブ

2009年02月02日

書き忘れのネタ

B00006LY0Pソードフィッシュ 特別版 [DVD]
ジョン・トラボルタ, ヒュー・ジャックマン, ハル・ベリー, ドミニク・セナ
ワーナー・ホーム・ビデオ 2002-10-04

by G-Tools

だいぶ前にGyaoで見た映画、ソードフィッシュについて書こうと思って忘れていたのを思い出したので、ここで書いておきます。
この映画は何と言っても、トラボルタの存在感が凄い、怪演という感じ。
それから、ハル・ベリーが中々かっこいい。
で、何を書こうと思って忘れていたかというと、ツッコミどころ2点ほど。
まあ、このテの内容はどうでもよく、ストーリのアイディアとテンポが勝負の映画にあれこれ言うのはどうかという気もしますが、ちょっと気になったので。

まず、伝説のハッカーをアジトにつれてきて、案内したコンピューターがまあ、豪華なこと。
それを見て「ワオ」というハッカーもなんだかなぁ。
本物のハッカーなら大掛かりで、しかもDSL回線が引いてあるシステムは使わないんじゃないだろうか。
しかも、監視している警察は「最近DSLを引いている」とか何とか言っていて、バレてれば当然モニターされてるだろうし。
もし、伝説のハッカーなら、ネットトップ、いや、Nokia N810とか携帯に便利でシンプルなものを使うんじゃないだろうか。
回線も速度を必要としないと思うので、誰も使っていないようなさびれた電話ボックスとか、アパートの回線を使いそうだけど。

それから、腕前のテストとはいえ、いきなり政府機関の正面玄関からIDとパスワードでは入らんでしょう。
ログに足跡が残るし。
ワタシなんか安直に考えると、ポートスキャンで開いているポートを調べて、そこから浸入したり、ワームを送り込んだりとかするんじゃないでしょうか?

ところで、顧客データが流出したサウンドハウスでは、その詳細を公開しています。
PDFはこちら
別に事件を面白がっているとか、そういうわけではないのですが、これを読むと現実は映画よりもっと複雑で緊迫した内容になっていて、映画どころではなくスリルがあります。

後もうひとつは、主役のスタンリー(ヒュー・ジャックマン)がワインを飲んでいるシーン。
空になったワインと同じワインを探しに、巨大な部屋全体がセラーになっている場所に行くんですが、その隅に死体が隠してある、というシーン。
ワインは冷やして保存するもの、だからセラーは低温、という発想なんでしょうか?
大体セラーの温度って14℃くらいで、湿度は70%以上にはしておくんじゃないかなぁ。
そういうところに隠したら、熟々になってしまいそうな……
例えば、こちらの方は家庭用ワインセラーでクワガタの幼虫を育てていらっしゃいます。(^^;

2009年02月05日

これはつまらないと思う

ポイント交換サイトPexでYahoo.co.jpの「話題のキーワード」を見ていたら、妄撮というのが目に止まったので、ぐぐってみたら、写真集なんだけど、部分的にページがめくれたようなデザインになっていて、その下の画像が妄想したように見える、というものだった。
何でも、「発売から1カ月初版の1万5000冊が即売り切れ」(日経トレンディ2008年07月24日)なんだそうで、なんだかなぁ。

妄想は自由だし、脳で妄想しているから面白い、とワタシは思うんだけど……
それが画像になったら妄想じゃなくて現実のものだから面白くない。
やっぱり、妄想は妄想のままシャッターを切って、メモリーカード代わりに脳細胞に記録しておくというのがいいんではないかなぁ。

2009年02月11日

2009年グラミー賞 Robert Plant & Alison Krauss が5部門受賞

Raising Sand

2009年2月8日グラミー賞の受賞者が発表されましたが、ロバート・プラントとアリソン・クラウスのコラボレーションアルバム、Raising Sandが5部門で受賞しました。

■ Record Of The Year
Please Read The Letter
■ Album Of The Year
Raising Sand
■ Best Pop Collaboration With Vocals
Rich Woman
■ Best Country Collaboration With Vocals
Killing The Blues
■ Best Contemporary Folk/Americana Album
Raising Sand

ロバート・プラントのグラミー賞受賞は、何となく嬉しいです。
しかも、Record Of The YearとAlbum Of The Yearというグラミーでも注目される部門での受賞は、素晴らしいと思います。
ツェッペリン後の音源は殆ど追っかけていなくて、ソロはまともに聴いたアルバムなし、という私が言うのもなんですが……
正直、このアルバムも全部は聴いていないんですけど、肩の力の抜けた「ロバート・プラントに期待する音」とは違う音になっているのがいいのではないかと思います。

2009年02月12日

2009年グラミー賞 個人的に注目している John Mayer

ContinuumWhere the Light Is: John Mayer Live in Los Angeles

■ Best Male Pop Vocal Performance
Say
Track from Continuum
■ Best Solo Rock Vocal Performance
Gravity
Track from Where the Light Is: John Mayer Live in Los Angeles

ジョン・メイヤーはバディー・ガイなどとも競演する、最近のミュージシャンにしてはブルースを感じさせる、いかにもアメリカンロックといった音を出す人です。
この結果を見ると2つの部門で、別々のアルバムで受賞しているのが面白いですね。
Where the Light Is: John Mayer Live in Los Angelesでは、ジミ・ヘンのカバーもあって、ギター弾きまくりということです。
私はすっかり見逃しているアルバムなので、これは聴いてみないわけにはいきません。

受賞は逃してしまいましたが、

Best Pop Collaboration With Vocals(Alicia Keysと)
Best Song Written For Motion Picture, Television Or Other Visual Media

にもノミネートされていました。
サントラ部門にノミネートされた曲はSay (From The Bucket List)となっていて、「The Bucket List」というのは、モーガン・フリーマン、ジャック・ニコルソン主演の映画「最高の人生の見つけ方」ですね。
なにしろ、この2人ががっちりと組んだ映画なので、ハズレな訳がありません。
ヘタに作ると涙の物語になりそうなテーマを爽やかに、ジワ~っと見せてくれます。

まったくの余談ですが、ジョン・メイヤーといえば、アメリカのシットコム、フレンズに出演していた、ジェニファー・アニストンと付き合っている、別れた、と話題になりましたね。

2009年02月13日

2009年グラミー賞 ネットでは受賞が大きく取り上げられている Coldplay

Viva la Vida

■ Song Of The Year
Viva La Vida Guy Berryman, Jonny Buckland, Will Champion & Chris Martin, songwriters (Coldplay)
■ Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocals
Viva La Vida Coldplay
■ Best Rock Album
Viva La Vida Or Death And All His Friends Coldplay

色んなサイトを見ると、このコールドプレイの受賞がよく取り上げられているようです。
殆ど知らないバンドなんで、ユーチューブで映像を見てみました。
なるほど、いかにもイギリスやアイルランドのポップ系のバンドという感じで、受賞曲のViva La Vidaもいい曲ですが、何となくU2、何となくレイディオヘッドという感じがあって特に新鮮でインパクトのある音ではないです。
1997年結成ということで、もうベテランと行ってもいいキャリアなので、落ち着いた安心して聴いていられるバンドですね。
ところで、プロデューサーがブライアン・イーノですよ。
久しぶりに名前を見たら、なぜかロバート・フリップとのアルバムNo Pussyfootingを久しぶりに聞きたくなりました。

ワタシ的にはBest Rock Albumではなく、Best Alternative Music Album で受賞してもいいかなという音です。
ちなみに、このカテゴリで受賞したのは In Rainbows Radiohead なるほど。
レイディオヘッドはますます凄いバンドになってますね。
これを書きながらBGMにしていますが、こうして聴いてみても、このバンドの音世界にはグッと引き込まれるものがあります。

2009年02月18日

最近ののど飴は扇雀飴本舗の「緑茶のど飴」

最近は、扇雀飴本舗の「緑茶のど飴」が気に入ってリピートしています。
扇雀飴本舗の「緑茶のど飴」はノンシュガーなので、毎日食べていても余り気にならないし、何より味が気に入ってます。
最初口に含むとお茶の香りと味がほのかにします。
でも、味も甘みも強いわけではなく、最初食べたときには何となく頼りない感じがしたのですが、これくらいが後味がいいし、飽きないと思う。
ス~ッとする成分もあって、まだまだ乾燥していて喉がイガらっぽい日もあるので、重宝しています。

2009年02月20日

遊び心があって楽しかった Jeff Beckのライブ

行ってきました。
単独では今回のツアー最終日です。

ジェフは、機嫌もコンディションもよさそうででした。。
「を、ここでこうくるか」みたいな、予想できない音は健在で、楽しませていただきました。
更に、今回ちょっと驚いたのは、ハーモニックスでのミストーンというか、ほかの弦の音が混ざったり、綺麗に音が出なかったり、ピッキングの音が大きかったり、そういうことが全然なくてとてもうまくコントロールできていると感じました。

しかし、足元にエフェクターボードがあったのはちょっと残念というか、1999年の頃のように足元には何もなく、ストレートなギターの音でいいのではないかと思います。
全体の音のバランス的に、ベースがちょっと大きめだったかな?
もっとギターの音を大きくして、耳が痛くなるくらいに「キュイーン」と聞かせて欲しかった。
と、まあ細かいことは色々ありますが、素晴らしいライブを堪能しました。

Tal Wilkenfeldは、ユーチューブに転がっている客席映像を見て、なんか撮影のアングルのせいかと思っていたのですが、実際見てみるとベースと同じくらい?
確かに、うまい人です。
でも、まだ、これがTal Wilkenfeldの音、というものはない気がするので、これからですね。
ひとつ気になったのは、音数が多いこともあってジェフの音に被ることがある点。
それと、Cause We've Ended As Loversのベースソロは、ジェフの音楽世界とちょっと違う感じで馴染まないような気がした。
まあ、そんなのは細かいことで、とにかく見た目もリアクションもかわいい人で、バンドに華を添えてました。
ジェフのアクションに反応して、「キャー」という叫び声をあげたりしていて、それがナマで聞けたのは今回の5列目という席のメリットでした。
ベース二人羽織ソロも笑いながら見てました。

キーボードのDavid Sanciousは、以前エリック・クラプトンのライブで見ましたが、中々牧歌的でいい音を出していたので、ジェフ・ベックとは風に絡むのかという興味があったんですが……
ミキシングのせいもあるかもしれないけど(音量小さめ)残念ながら、殆ど存在感なく、キーボード抜きのトリオでも問題ない感じ。
むしろ、小さい音で割りとシンブルなシンセの音が鳴っていると耳障りにも聞こえました。
うまいとかという問題でなく、前任者のJason Rebelloの方がスタイル的に合っていた気がします。
そもそも、ジェフ・ベックに合うキーボードって難しいと思います。
やっぱり、ヤン・ハマーか訳の分からないトニー・ハイマスあたりがいいんだと、最近は思っています。

ドラムスのヴィニー・カリウタは、相変わらず全開で頑張っていました。

今回も立って頑張るぞ、と思ってたら、皆さんの座りのままおとなしくお聞きになっていて、ちょっと残念。
まあ、聴き方は自由ですが、あれだけの演奏を聴きながら体ひとつ動かさない人が殆どだったのは不思議です。
じっと演奏を、指を見ていらっしゃるのかもしれませんが、バンドの音が流れれば自然に体がリズムをとるものだと思っている私とカミさんは完全に浮いていたと思います。
最後になってやっと立てたので、まあよしとしましょう。

セットリストは
1. Beck's Bolero
2. The Pump
3. Eternity's Breath
4. You Never Know
5. Cause We've Ended as Lovers
6. Behind the Veil
7. Blast from the East
8. Stratus
9. Angel
10. Led Boots
11. Nadia
12. Snake Oil
13. Goodbye Pork Pie Hat / Brush with the Blues
14. Blue Wind
15. A Day in the Life
- - - - - - - encore - - - - - - -
16. Where Were You
17. Big Block
18. Scottish One
19. The Peter Gunn

ウドーのサイトを元にしてますが、こんな感じ?
Where Were Youもいいけど、やっぱりOver The Rainbowを聞かせて欲しかった。
ここで終わりと思ったら、続きがあって驚いた。
どっかで聞いたことのあるような、TVドラマの曲のような、The Peter Gunnは、調べてみると1958から1961にアメリカで放映された、元祖私立探偵テレビ・シリーズだそうです。
Audio-Visual Triviaに詳しい解説があります。
この曲が楽しくてよかった。

また、来年もきてください、お願いします。

2009年02月23日

ジェフ・ベックのレアなライブ映像

なにがレアといって、これはないでしょう。
3分あたりからの映像に注目!!!
一瞬ですが、誰からの着信かだけチェックした感じですね。

それ以降なにかキョロキョロ落ち着かないし、電話がかかってくるのを待っている雰囲気。
オークションで落とした車の出品者からのメールを待っているとか……
子供の具合が悪いとか……
なにかとても気になっているご様子。
でありながら、すぐに演奏に復帰してしっかりした音を出しているのはさすがというべきか……

ちなみに、まだ頭の中でジェフ・ベック音が鳴っています。
土曜日は起きたときからベックス・ボレロが鳴っていて、何となく口ずさんでいたらカミさんが「あ、まだ音が鳴ってるんや」とすかさず。
きっとカミさんも何かの曲が鳴っていたんでしょう……

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