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2008年11月 アーカイブ

2008年11月07日

しばらく気絶しているうちに

ヘタすると2年たってしまうというのもシャレにならないし、でも誰も見ていないとは思うけどボチボチ書いてみようかなと。
気絶している間に色々ありましたねぇ。
もちろん、今年もカミさんの誕生日にはワイン飲んでますし、ウィンウッドの新譜も出てるし、ウィウッドといえば、マジソン・スクェア・ガーデンでのクラプトンとのライブ。
ジェフ・ベック来年来日(平日だけどがんばって遠征します。)決定とか、追っかけて色々書こうと思いますんで、話題的には結構古いかも、とか思うと書く気持ちが弱くなったり(^^;
まあ、とりあえずの生存宣言と復活宣言はしておきます。

2008年11月08日

再開はまずこのアルバムから

ナイン・ライヴズ(初回生産限定盤)(DVD付)ナイン・ライヴズ(初回生産限定盤)(DVD付)
スティーヴ・ウィンウッド

曲名リスト
1. アイム・ノット・ドロウニング
2. フライ
3. レイジング・シー
4. ダーティ・シティ
5. ウィアー・オール・ルッキング
6. ハングリー・マン
7. シークレッツ
8. アット・タイムス・ウィ・ドゥ・フォーゲット
9. アザー・ショア

1. BONUS DVD

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やはり、このアルバムの紹介から始めなければいけないでしょう。 とはいっても、ずいぶん前に発売されたものですが…… DVD目当てで国内盤を買いましたが、ジャケットの色は輸入盤の方が綺麗ですね。 Nine Lives

前作、アバウト・タイムと似た編成ではあるものの、こちらの方が若干先祖帰りしたというか、手馴れた音作りに帰っています。
アバウト・タイムはそれまでウィンウッドのキャリアにはなかったバンド編成と、オルガンとボーカルに徹してピアノもギターも弾かないアルバムでシンプルな曲なのに緊張感があるいいアルバムだった思います。
今回は、ウィンウッドのギターも聞けるし、よりバンドサウンドになったのはいいのですが、その分新鮮さはなくなっていて、この辺が悩ましいところです。
そんな中で、お気に入りの曲は

★今までにやっていそうでなかったアコースティックのブルース I'm Not Drowning クラプトンのようなギターソロはないのですが、ギターのリフもいいし、何より何となくレイ・チャールズの雰囲気もあるボーカルが迫力あります。
このアルバムでクラプトンと共演するなら、この曲が聞いてみたかった。
★何となくアフリカっぽくもあり笛の音はアイルランドあたりのトラッドを思わせる Fly
ゆったりした流れが、DVDに収録されたウィンウッドの住んでいるエリアの景色とダブりますね。
★ブルー・アイド・ソウルというとちょっとハズしているかもしれないけど、私にはそう聞こえます。
ちょっと調子っぱずれなところが、いかにもウィンウッドらしいメロディーだと思います。

もちろん他の曲もいいのですが、この3曲はヘビー・ローテーションとなっています。

DVDの映像を見て、まさかあんなところに住んでいるとは思いませんでした。
出かける準備ができて声をかけると一斉に走り出す2匹の犬がいいです。
で、YouTubeで見つけたこの映像。
また別の角度から、の景色と、始めてみる奥さんや子供の映像、それから何といってもDVDには登場しないもう1匹の白い犬、画面に尻尾だけユラユラしているのがいいです。

2008年11月09日

クラプトンは本当に来日するのか?

巷では、来年2月エリック・クラプトンが来日して、ちょうどその頃来日しているジェフ・ベックと埼玉アリーナで競演、という噂が流れていますが、未だにウドー~会員向けの案内はがきは来ないようだし、もちろんサイトにも載っていません。
国内外のサイトで流れている Tour Dates によれば

Japan Tour 2009 2月12日(木)大阪城H (Osaka)
  13日(金)大阪城H (Osaka)
  15日(日)武道館 (Budokan)
  18日(水)武道館 (Budokan)
  19日(木)武道館 (Budokan)
  21日(土)埼玉SPA With ジェフ・ベック (Saitama)
  22日(日)埼玉SPA With ジェフ・ベック (Saitama)
  24日(火)武道館 (Budokan)
  25日(水)武道館 (Budokan)
  27日(金)武道館 (Budokan)
  28日(土)武道館 (Budokan)

という予定だそうですが、2月のライブなら通常は正式に発表があってもいい頃です。
まあ、ジェフ・ベックも1ヶ月位前に発表されたこともありますから、なんとも言えませんが、どうなんでしょう……
ワタシは2月19日平日に大阪までジェフの最終日を見に行くので埼玉までは行けないし、特に2人が競演するのを見たいとも思わないので別にいいんですけど。
ただ、クラプトンは見ておきたかったので、もし本当にこの日程ならうらめしいところです。

JEFF BECKのCD、DVDリリース

Performing This Week...Live at Ronnie Scott's
Performing This Week...Live at Ronnie Scott's

去年ロンドンの Ronnie Scott's で競演したときのライブが、BBC4で10月24日に放映されたようですね。
恐らくその映像と思われるものがYouTubeに流れていて、クラプトンとの競演映像も見ることができます。
また、このライブは11月17日CDが発売されると、アマゾンでも予約受付中です。
ここのところのオフィシャルブートが、オフィシャルサイトでのリリースから結構時間がたってアマゾンで販売されていたことを考えると、すばらしいことだと思います。
さらに、12月にはDVDもリリースされるようですが、いずれもクラプトンとの競演は収録されていない模様。
収録曲からして、クラプトンが出演しなかった日の方でしょう。
YouTubeの映像を見ると、みんなニコニコとわきあいあいな雰囲気で、ゲストの Joss StoneとImogen Heapと、もちろんEric Clapton の映像も見ることができますが、クラプトンがあんな小さいクラブに出演するのは珍しいんじゃないでしょうか?

収録曲と、バンドのラインナップは以下のようになっています。

1.Beck’s Bolero
2.Eternity’s Breath
3.Stratus
4.Cause We’ve Ended As Lovers
5.Behind The Veil
6.You Never Know
7.Nadia
8.Blast From The East
9.Led Boots
10.Angels (Footsteps)
11.Scatterbrain
12.Goodbye Pork Pie Hat / Bush With The Blues
13.Space Boogie
14.Big Block
15.A Day In The Life
16.Where Were You

Jeff Beck with
Tal Wilkenfeld(bass)
Vinnie Colaiuta(drums)
Jason Rebello(keyboards)

2008年11月10日

クラプトン来日続報

2月のライブなら、そろそろ先行予約の葉書が来るはずだけど、とウドーの会員になっているカミさんが言っておりましたが、突然、「そういえば、10月くらいに会員の有効期限が来るはずだった、ヤバい」と叫び大騒ぎで9月に届いたジェフ・ベックの来日告知葉書を見ると……
宛名面に「10月で会員有効期限が切れるので会費の振込みを」とプリントされていたのを発見。(^^;
既に会員ではなかったというオチ。
すぐにライブ仲間で、いつもいい席を確保している人に連絡。
そしたら、その人も会費払い込み忘れという2重のオチ。
その方がウドーに電話したら、会費を払い込めば会員資格は継続するけど、クラプトンの案内葉書は発送済みとのことだった模様。
ということで、クラプトン来日は決定のようです。(これを書いている時点ではウドーのサイトには未掲載)

2008年11月11日

クラプトンつながりでオールマンブラザーズバンド

ウドーのサイトでもクラプトンの告知がありましたね。
う~む、『ウドーで予約して東京公演のオリジナル・チケットをゲットしよう!!』だそうですよ。
まあ、こういうチケットは懐かしいけど、逆に今となっては別に見れればプリントアウトしたものでも同じなかな、とも思います。
それより、ワタシ的には70年代のライブは、座席表を見ながらチケットが買えた、ということのほうが大きいですね。
一人だけで見に行くと、大体2枚ずつ買う人が多いのか、ポツっとひとつだけいい席が空いてたりして、予想しなかったいい席で見れたライブもありました。

で、オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストのひとり、デレク・トラックスについては、デレク・トラックス・バンドの音源を聞いたことはあったのですが、特にオールマンのファンではないので、詳しい経歴などは知りませんでした。
今回調べてみると「オリジナル・メンバーであるブッチ・トラックスの甥」ということらしいでね。
ご存知のように、前回クラプトンが来日した時メンバーとして来日しています。
ところで、Gyaoをご存知でしょうか?
USENが運営している、無料テレビ放送というようなサイトですが、ここでオールマン・ブラザーズ・バンドのライブを配信していました。
現在は検索してもヒットしないので、既に配信は終了しているのでしょうが、いまどきオールマン・ブラザーズ・バンドのライブ、しかも2時間以上ある映像を配信するとは、中々やるなと思います。
デレク・トラックスのボトル・ネックは、ライ・クーダーのような渋さはありませんが、スピード感のあるいい演奏を聞かせていました。

2008年11月12日

オールマン・ブラザーズ・バンドつながりでGov't Mule

Live...With a Little Help from Our FriendsLive...With a Little Help from Our Friends
Gov't Mule

曲名リスト
1. Thorazine Shuffle
2. Dolphineus
3. War Pigs
4. 30 Days in the Hole
5. Mr. Big
6. Look On Yonder Wall

1. Soulshine
2. Mule
3. Sad And Deep As You
4. Devil Likes It Slow
5. Cortez the Killer
6. Afro-Blue

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オールマン・ブラザーズ・バンドのもう一人のギタリスト、ウォーレン・ヘインズのいるバンドです。
アルバムはたくさんありますが、ワタシはこのライブアルバムが一番好きです。
年越しライブのようで、1曲目が終わりカウントダウンのタイミングを計るようなDolphineus~カウントダウン、で、新年の1曲目がWar Pigsですよ。
夕食のとき一緒に聞いていたカミさんは「新年最初曲がサバスかい!」(関西人です)と叫びました。(^^;
はっきり言って、このバンド演奏テクニックはすばらしいのですが、どうも曲が書けない。
確かに、ギターのリフやソロはいいんですが、続けて聞くと退屈するというパターン。
そのせいか、ゲストがいるせいか、War Pigs、30 Days in the Hole、Mr. Bigとカバー曲連発していますし、またこれがいい演奏なんです。
更に、このバンドが好きなのは、基本的にはサザンロックベースのバンドだと思うのですが、ギターソロがブルース一辺倒になることがなく、ジャズっぽいスケールで弾いていたり、アレンジがジャズっぽかったり、まるで70年代のバンドのように長い演奏があったり、ちょっと冷めた部分がある点です。
70年代のバンドは、ライブではレコードの片面全部使ったような長い演奏が多かったですよね。
さてと、つながりシリーズはこれでネタ切れです。(^^;
あとは、もう一度オールマン・ブラザーズ・バンドつながりに戻して、Susan Tedeschi(デレク・トラックスの奥さん)かとも思ったんですが、ワタシ何曲か聞いたことがあるだけで、この人のことはあまりよく知らないので……

2008年11月13日

今年の誕生日ワイン

更新をサボっている間にも、それまでと同じようにワインも飲んでますし、食事のBGMも、週末の映画も変わらず続けています。
今回は、毎年恒例のカミさんの誕生日に空けたちょっと贅沢なワインについてです。
今年のワインはこれです。

1級に格上げすべきとロバパカ氏が言う、ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド(Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande)です。
2005年など、最近のワインは異常な高騰ぶりなので、80年代のものが手ごろな価格で今はちょうどいいのではないかと思います。
ヴィンテージは1987年とボルドーでは余りよくなかった年だと思いますが、ロバパカ氏がボルドー 第3版 で書いているコメントによると、「気品あるビロードのような舌触り」で「豊かな、カシスの香りと味わいのする果実味」があって「サテンのようにつややかなフィニッシュ」だそうです。
ちなみに、楽天では一番高くでも1万円台半ばで買えるワインですから。

更に、「このシャトーの求めるワインのスタイルに忠実にできている。」また、「香りの華やかな、ビロードのような一口を与えてくれる」とも書いているので、非常に期待を持って購入しました。
ただ一点気になったのは、最終試飲月が1998年4月ということで、「このワインは、直ちに飲んだ方がよい。このヴィンテージの私の好きなワインのひとつで、まだまだおいしいが、だんだん脆(もろ)くなってきている。」という点です。
実は、エノテカで1997年をグラスワインで飲んだことがあって、複雑さはないけど、香りがすごく立っていて、滑らかなワインでしたが、軽い味わいでちょっと驚いたことがあるので、もろくなっているという言葉が気になったのです。
いつものように、2時間くらい前に開けてパニエに寝かしておいたんですが、これが飲んでみると、思ったよりはるかに若い感じで、色もまだ元気な色だし、味わいもしっかりしていました。
全然脆さはなく、ワタシにはまだ若く感じられくらい。
このワインが、もっと熟成してキノコっぽい土臭い香りになるとしたら、あとどれくらいかかるか……
という感じで、かなり予想とは違ってがっしりとして濃いワインでした。
もちろん、喉越しはスルスルと滑らかで混じりっけのない味はさすがスーパーセカンドの貫禄という感じ。
ふっと思ったのが、5級ながら2級に格上げすべきと言われるランシュ・バージュと既に2級で1級に格上げすべきと言われるラランド。
同じヴィンテージを飲んでいる訳ではないし、同時に飲んでいる訳でもないのですが、何となく貫禄の差というか、ラランドの方がよりスケールが大きく味わいも純粋な感じがしました。
シャンパンは、重くなく軽くもなくというのを期待して、ブルーノ・パイヤールを。
味わいはまさに期待通り、ただハーフだったので、一度フルボトルを飲んでみたいと思わせてくれるシャンパンでした。

2008年11月16日

デス・プルーフ・イン・グラインドハウス

デス・プルーフ プレミアム・エディション
デス・プルーフ プレミアム・エディション

この映画はしばらく前に見たもので、ウィークエンドシアターとして今週見た映画ではありませんが、たまったものを少しずつ書いていこうと思います。
タランディーノといえば、ワタシはパルプ・フィクションで、スピード感とストーリーの新鮮さに驚かされたものです。

久しぶりにタランディーノの映画を見ましたが、期待はしてなかった分十分に楽しめました。
グラインドハウスという場末の映画館で2本立てで上映されていた映画云々ということですが、ワタシが住んでいる田舎町では子供の頃から映画は2本立てでは当たり前で、あちこち巡回してきたと思われるフィルムは「雨が降っている」状態で、途中フィルムが切れたりする場面に遭遇したこともあります。

そんなわけで、やはり「雨の降る」画面と、どぎつい色彩など、懐かしい気分で見ました。
内容的にも、ケバいオネーさん連中がどぎついことをやって、見終わった後はスッキリ。

何といっても映画の中で使われている音楽がいいですね。
ベイビー・イッツ・ユーはビートルズ版もありますが、このスミスのバージョンではボーカルのゲール・マコーミックが抑えにに抑えた後、最後に「バイビー・イッツ・ユー!」(ワタシにはバイビーと聞こえるのです。)のシャウトがすばらしい。
ナマで歌うのを見たいと思い、以前YouTubeを検索した時には、スタジオ版の口パクしか見つかりませんでしたが、今回検索したらありました、さすがYouTubeです。

ナマとはいっても、この時代は生放送で演奏しながら歌うということは殆どなくて、事前に録音しておいたものをバックに、ボーカルだけナマというパターンが殆どです。
この映像もどうやらそういう感じで、ホーンが入っているので、演奏はナマではないでしょうが、フェイドアウトしないで終わっているので、番組用に録音されたものでしょう。
何となく、ボーカルのゲール・マコーミックはカントリー畑の人かという雰囲気ではあるんですが、これだけ歌えれるのなら、いい曲さえあれば「一発屋」と言われるようなことにはならなったかと……

更に、車の中でかかる「ホールド・タイト」、映画では DAVE DEE, DOZY, BEAKY, MICK&TICH と正式名で呼んでいましたが、私は覚えることができません。(^^;
日本ではデイブ・ディー・グループと呼ばれていました。
実は、このバンドはリアルタイムで聞いていて、しかも結構好きなグループだったのです。

これが持っているシングル盤です。(クリックすると別窓で大きい画像が表示されます。)
このバンドは曲によって、マリアッチぽかったり、アフリカ風だったりするのが特徴だったのですが、ワタシが一番好きな曲は多分ヒットはしなかったと思われる、なんとなくミステリアスな雰囲気のある「ソーホーの夜」です。

映画の中で話題になっていた「バニシング・ポイント」も、同じようにスピード感とバイオレンスな感覚の映画でした。
「バニシング・ポイント」でも音楽的に中々レアな映像を見ることができます。
主人公コワルスキーが立ち寄る、キャンプ(?)のシーンで歌っていたバンドはデラニー・アンド・ボニー&フレンズで、リタ・クーリッジがボーカルで参加しているのが映っています。
この時期のリタ・クーリッジの映像はYouTubeでも見つからなかったので貴重なものだいえるでしょう。

2008年11月18日

Performing This Week...Live at Ronnie Scott's

ライブ・ベック3~ライブ・アット・ロニー・スコッツ・クラブライブ・ベック3~ライブ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ
ジェフ・ベック

曲名リスト
1. ベックス・ボレロ
2. エターニティーズ・ブレス
3. ストレイタス
4. 哀しみの恋人達
5. ビハインド・ザ・ヴェイル
6. ユー・ネヴァー・ノウ
7. ナディア
8. ブラスト・フロム・ジ・イースト
9. レッド・ブーツ
10. エンジェル(フットステップス)
11. スキャッターブレイン
12. グッドバイ・ポーク・パイ・ハット/ブラシ・ウィズ・ザ・ブルース
13. スペース・ブギー
14. ビッグ・ブロック
15. ア・デイ・イン・ザ・ライフ
16. ホエア・ワー・ユー

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先週オーダーしていた新譜が発売日にきっちり届きました。(上の画像は日本盤ですが、ワタシはイギリス盤をオーダーしました。)
いいぞ、amazon。
で、レーベルはEpicではなく、 Eagle Rock Entertainment です。
ライブものを中心にリリースしているレーベルのようですが、Epicとの関係はどうなっているんでしょうか。

ジェフ・ベックは2007年11月27日から12月1日まで、ロンドンの Ronnie Scott's Jazz Club に出演しましたが、このCDはその内11月30日の模様を録音したものです。

巷では、Exhaust Noteというブートが出回っていて、11月29日の演奏も収録されています。
29日はゲストとして、 Imogen Heap、Joss Stone、そして Eric Clapton が出演していますが、さすがにこちらはリリースできなかったのでしょう。
30日は、前半が Crazy Legs との競演で、後半がこのCDに収録されているというわけです。

Exhaust Note はキーボードの音量が若干低いものの、ライン録音のような高音質で、今までリリースされたオフィシャル・ブートと比較しても遜色のないものです。
ひょっとして、今度のアルバムもオフィシャル・ブートくらいの音質か?
と思っていたのですが、これが大外れ。
ちゃんとスタジオでリミックスされたものになっていて、バランス・音質的には比較にならないくらい高音質です。
しかも、ギターの音が痩せたりしないで、しっかりライブの雰囲気も伝わります。

何より、演奏がすばらしくジェフのギターはますますシャープでソリッドで、しかも Where Were You は今までのライブの中でも最も繊細に演奏していると思いますが、全体的にもライブとしては最高レベルの演奏だと思います。
ギターとキーボードのハモり、短いけどドラムソロ、ベースソロもあってバンドとしてのサウンドになってきているのが分かります。

よく考えたら、ジェフ・ベックがソロでちゃんと製作された単独のライブ盤というのは初めてではないでしょうか。
こうなると、12月にリリース予定というDVDも期待していいでしょう。

2008年11月19日

007ジェームス・ボンドといえばボランジェとマティーニ

ボランジェ&007 コレクター・ブレット

ジェームズ・ボンドがシャンパンを飲むシーンではボランジェを飲んでいます。
調べてみると、最初にボランジェが登場したのは「ムーンレイカー」で、これは1979年の作品で,
監督はルイス・ギルバート、ボンド役はロジャー・ムーアでした。
次回作はカジノ・ロワイヤルと同じくダニエル・クレイグ主演でタイトルは「007 慰めの報酬 (Quantum of Solace)」だそうです。

Wine Cellar KATSUDAのメールマガジンで知ったんだけど、ボランジェも中々商売上手というか、コラボレーションの記念とかで「ボランジェ&007 コレクター・ブレット」というシャンパンが発売されるようです。
当然限定品で 肝心のシャンパンは「ラ・グランダネ 1999」のマグナムボトル。
これが、シルバーの弾丸(ブレット)型ケースに入っているそうです。

このケースはもちろんボンドが使っている「ワルサーPPK」の弾丸がモチーフになっていて、シャンパンを飲んだ後は、鍵付きの収納ケースとしても使えるっていうけど、形が使いにくそうですなぁ。
全世界で207本限定、日本では20本の発売だそうですが、価格もすごいです。
まあ、興味ある方は画像をクリックするかこちらをごらんになってみてください。
007・ボンドファン=シャンパンが好きってこともないだろうし、単なるコレクションとして買う人はいるのだろうか?

2008年11月20日

昨夜の夕食BGM:Moments from This Theater - Dan Penn & Spooner Oldham

Moments from This TheaterMoments from This Theater
Dan Penn & Spooner Oldham

曲名リスト
1. I'm Your Puppet
2. Sweet Inspiration
3. Cry Like a Baby
4. Do Right Woman, Do Right Man
5. I Met Her in Church
6. Lonely Women Make Good Lovers
7. It Tears Me Up
8. Dark End of the Street
9. You Left the Water Running
10. Out of Left Field
11. Memphis Women and Chicken
12. Woman Left Lonely
13. I'm Living Good
14. Ol' Folks

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ウチは夕食時にテレビを見るという習慣がなく、常に何かCDをかけています。
昨夜は、ワタシは Dark End of the Streetくらいしか知らないけど、このテのジャンルが好きな人たちからは絶大な支持を得ていると思われる、ダン・ペンのアルバムを聴いていました。

ライブ、しかもアコースティク・ギターとエレピ(ウーリッツアーだそうです)だけの14曲。
どんな音なのか期待と、眠くなってしまうかもという不安と半々でした。
もう1曲目からシブい、シブい。
シンプルな演奏とボーカルながら、ぐっとひきつけて離さない感じ。

こんなに味のあるボーカルは久しぶりに聞きました。
ウィンウッドの新譜も中々味わい深いボーカルを聞かせてくれますが、これはもう別格。
なんというか、大人の男が椅子に座ってバーボンを飲みながら、ちょっと酔っ払って淡々と話している感じ?

こういうのをビルボードライブで見たら、またいいんだろうなぁ。
さて、今夜の夕食BGMはなににしようかなっと。

2008年11月24日

最近ののど飴

歳のせいかどうか(^^;
何となく喉がいがらっぽいときがあって、仕事中に電話でゲホゲホするのもどうかと思い、最近はのど飴を常備しています。
ここ何ヶ月間で色んなものを試していて、ミルクとミントののど飴というのが結構変わった組み合わせでで面白かったり……
で、いま使っているのが、この写真の2種類。

大抵はノンシュガーのものを選んでいて、右のフルーツのど飴の方がそう。
4種類のフルーツ味で、青りんご、グレープ、レモンはよくあるんだけど、ルビーグレープフルーツは珍しいと思う。
それぞれの味、香りもよく再現されていると思うし、甘すぎないし後味もスッキリしていて結構気に入っている。
ただ、こののど飴は材質が硬い、昔ながらの飴玉の硬さに似ている。
だもんで、小さくなったら噛んで食べるのが好きなワタシは最初思いっきり噛んでびっくりしました。
もうちょっと、カリカリっといって欲しいなぁ。

で、昨日見つけて買ってきたのが左の「紫の野菜キャンディー」というもの。
これは特にのど飴とは謳っていないけど、少々ハーブが入ってどうのこうのは関係なく、なめて唾液が出てくればそれでいいということで。
ノンシュガーでないのがちょっと残念。
味はちょっと変わっていて、基本はカシスっぽいのかな?
何となく野菜の香りがするような気もするし、結構濃厚な味の割には甘すぎず、後味もスッキリしていて中々いいんじゃないでしょうか。
小さくなって噛むと、理想的なカリカリ感ではないものの、一応カリカリっと砕けて気持ちよい。
ひとつ残念なのは、下触り。
表面がザラザラした感じで、舐めていて感触がよくない。
やっぱり表面はツルツルに仕上げて欲しいなぁ。

ということで、ここしばらくはこれを使いましょうかね。

2008年11月27日

やっと見れた「バニー・レークは行方不明」

ずいぶん前に書いた記事で紹介した映画、「バニー・レークは行方不明」が11月22日WOWOWで放送されたので、録画していたものを今日見ました。
ストーリーはほぼ記憶どおりで、途中の場面とか結末なんかもおぼろげながらに記憶にあったとおりでしたが、何となく無駄なシーンがあるし、ストーリーの詰めが甘いのがちょっと残念。
展開がゆっくりしているのは時代を感じさせます。
それでも、モノクロで陰影を活かした映像など、中々いい雰囲気でした。

アメリカのアマゾンにはDVDがありましたが、日本ではDVDがリリースされていない模様で、これを放映したWOWOWには天晴れ、でかしたぞ、と言いたいと思います。

製作・監督:オットー・プレミンジャー
出演: ケア・ダレー
    キャロル・リンレイ
   ローレンス・オリヴィエ
1966年イギリス

2008年11月30日

ピンク・フロイド Household Objects の音源 これはガセネタ? まあ当然そうでしょう

ネットをウロウロしていたら、ピンク・フロイドが The Dark Side Of The Moon の次に予定したいたものの製作に至らなかった、又は製作を中断したと言われる Household Objects の Track1だという音源にぶち当たった。

音自体は噂さされていたような現実音を使ったものではなく、全体に「吹けよ風、呼べよ嵐」に使われた風のような、シンセのノイズにフランジャーを効かせたような音が最初からずっと続くのをバックに、テープの回転を遅くしてピッチを落としたような人の声のようなものや、更に何らかのノイズ(ラジオをチューニング中の音のようにも聞こえる)がミックスされた、どう見てもフロイドっぽくはない音。

ネットに溢れている、ファンが作った音源なのだろうとは思うけど、やっぱりこういうタイトルがついていると聴いてみたくなるのがファンの心理というもの。
あちこち見たけど、フロイドは色々準備はすすめていたものの、製作そのものは中断して元々音源はない、というのが正解なのかな?

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