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2010年02月 アーカイブ

2010年02月07日

グラミー賞(Grammy Awards)2010 Part1

先日、グラミー賞(Grammy Awards)2010が発表されましたね。
ワタシが興味あるジャンルをピックアップしてみました。
ビヨンセ(Beyonce)のステージは予想外の迫力です。
ボーカルもさすがディスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)からうまい人だと思っていましたが、貫禄さえありますね。

ということで、ワタシが興味あるジャンルをピックアップしてみました。

■Record Of The Year - Kings Of Leon(キング・オブ・レオン)
Use Somebody
これは意外、ワタシが知らないだけで日本でも人気があるんでしょうか?
1枚だけ、Youth & Young Manhoodというアルバムは持っていますが、この時はまるでウッドストックに出演していてもおかしくないくらい、荒削りで乾いたのアメリカンロックという雰囲気でしたが、この曲はずいぶんイメージが違ってます。。

■Album Of The Year - Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
Fearless
カントリーということですが、普通にポップな音です。

■Best New Artist - Zac Brown Band(ザック・ブラウン・バンド)
The Foundation
え~っと、このバンドも知りませんでしたが、やっぱりカントリーっぽいですね。
アメリカではカントリーがリバイバルしてるんでしょうか?

■Best Pop Instrumental Performance - Béla Fleck(ベラ・フレック)
Throw Down Your Heart
Béla Fleck(ベラ・フレック)はエレクトリックバンジョー奏者です。
バンジョーソロ楽器としてはマイナーな楽器かもしれません。
このアルバムは、Béla Fleck(ベラ・フレック)が各地でその土地々々のミュージシャンとのセッションを行いながらアフリカの音楽を紹介するアルバムだそうです。
YouTube(ユーチューブ)の映像を見ましたが、これは中々いいです。
ワタシ好み。
音だけより、映像がある方が絶対に楽しめそうだと思いますが、Amazon(アマゾン)で調べてみると、輸入盤しかないんですね。
グラミー受賞を機に日本盤が出たら見てみたいものです。

■Best Pop Instrumental Album - Booker T. Jones(ブッカー・T・ジョーンズ)
Potato Hole
うわぁ、これは懐かしい人が。
相変わらず、ハモンド(Hammond B3 )です。
曲は派手目になっていますが、地味なオルガンはBooker T's MG'sの頃と全く変わっていません。
まあ、これは凄いというかシブいというか、もう伝統芸能の世界です。
でも、ワタシは好きです、こういうの。

■Best Solo Rock Vocal Performance- Bruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)
Working On A Dream(ワーキング・オン・ア・ドリーム)
この辺りを押さえてくるのはさすがというか。
でも、音はいつものとおりです。

Bruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)Working On A Dreamオフィシャルビデオ¥

長くなったので続きます。

グラミー賞(Grammy Awards)2010 Part2

さて、長々と何をやっているのやら……
で、ここからはロック系の部門です。

■Best Hard Rock Performance - AC/DC
War Machine
来月の来日に併せてちょうどよいプロモーションの材料になりますね。
まあ、そんなことしなくても関係ないでしょうが。
はっきりいって、ワタシはこのアルバムはが好きではありません。
前にも書きましたがAC/DCはもっとシンプルで、薄っぺらく、リフリフリフでないと。
でもライブではお馴染みの曲中心になるでしょうから、十分楽しめるでしょう。

■Best Metal Performance - Judas Priest(ジューダス・プリースト )
Dissident Aggressor
これまた、大御所が出てきたものですね。
ライブアルバム、A Touch of Evilからの曲です。
来日は一昨年でしたっけ?
特にファンではないワタシとしては、ノストラダムスにはちょっと笑ってしまいましたが、カミさんによるとライブはそれなりによかったそうです。

■Best Rock Instrumental Performance - Jeff Beck(ジェフ・ベック)
A Day In The Life
で、長々と書いてきましたが、結局紹介したかったのはこのJeff Beck(ジェフ・ベック)です。
でも、これには強く抗議したいですね。
なぜ、初の映像作品でもある、Performing This Week...Live At Ronnie Scott'sでの受賞ではないのか。
確かに、小さいクラブでの演奏なので、スケール感などには欠けるし、かなりおとなし目というか、丁寧にというか、といういう演奏ではありますが、それでこのアルバムの評価にとってマイナスとは思えません。
4月12日には新譜、Emotion and Commotionも発売されて来日という、ひょっとしてJeff Beck(ジェフ・ベック)にとって初めてかもしれない、新譜と同時来日。
最近は、このアルバムにも参加している、アイルランド出身のロカビリーっぽいシンガーImelda May(イメルダ・メイ )と競演してますね。
How High The Moonです。
Jeff Beck(ジェフ・ベック)がちゃんと、レス・ポール(Les Paul)風なスタイルで演奏してます。

2010年02月08日

Jeff Beck(ジェフ・ベック)の新譜 Emotion and Commotion

エモーション・アンド・コモーション

遂に、Jeff Beck(ジェフ・ベック)のスタジオ盤、
Emotion and Commotion(エモーション・アンド・コモーション)が発売されますね。
前作は、……としばらく考えないと思い出せないくらいですが、2003年の Jeff でした。
7年前ですか、その間にもライブを見たり、オフィシャルブートやDVDがリリースされているので、そんなに長い時間が立っている気がしませんでしたが、確かにスタジオアルバムはありませんでした。

収録されている曲は

1 Corpus Christi Carol
2 Hammerhead
3 Never Alone
4 Somewhere Over The Rainbow
5 I Put A Spell On You
6 Serene
7 Lilac Wine
8 Nessun Dorma
9 Pristine Delusion
10 Elegy For Dunkirk

という10曲です。
プロデューサーが、Trevor Horn(トレヴァー・ホーン)とスティーヴ・リプソンだそうです。レコーディングはSarm Studiosということなので、ZTT Recordsからリリースされてもよさそうな。
そういえば、レーベル変わったんですよね。
輸入盤はRhino、国内盤はワーナーミュージック・ジャパンです。

で、Somewhere Over The Rainbow、Nessun Dorma、Elegy For Dunkirkがオーケストラ入りだそうですが、何年か前、オーケストラと共演作をレコーディング中とか何とというニュースを聞いたことがあるような。
まあ、昔から Charlie Parker with Strings など、ストリングスものは昔からありますからそういうのをやりたかったのかも。

女性ボーカルも入ってます。

Lilac Wine(Imelda May
Elegy For Dunkirk(Olivia Safe)
I Put A Spell On You(Joss Stone

何と言ったらいいか、久しぶりのアルバムではありますが、ワタシ的にはこの辺でちょっとテンション下がります。
DVDでも同じような感想を持ったのですが、やっぱり、Jeff Beck(ジェフ・ベック)にボーカルは必要ないと思うのはワタシだけでしょうか?

それぞれのボーカリストはよいと思いますし、Joss Stone(ジョス・ストーン)は結構好きなシンガーです。
でも、ワタシはJeff Beck(ジェフ・ベック)のアルバムはJeff Beck(ジェフ・ベック)だけ聞けたらと思います。

まあ、実際に聴いてみないと何とも言えませんけど……

YouTube(ユーチューブ)を検索すると、このアルバムの3曲は色々なライブで演奏した映像を見ることができます。

■Corpus Christi Carol

■Lilac Wine

■Nessun Dorma

ところで、CCR(Creedence Clearwater Revival)等が演奏している、I Put A Spell On You(アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー)ですが、Joss Stone(ジョス・ストーン)でも、やっぱりオリジナルのScreamin Jay Hawkins(スクリーミン・ジェイ・ホーキンス)のこの迫力にはかなわないと思います。

完全に話は横道にそれてますが、更にヨタは続く……
Screamin Jay Hawkins(スクリーミン・ジェイ・ホーキンス)といえば、名曲Constipation Bluesですよ。
このバージョンでは、延々とキバってます。(^^;
しかも、Serge Gainsbourg(セルジュ・ゲンズブール)との共演ですから、凄いです。

どんどん横道にそれそうなので、ヨタもこのへんで。

2010年02月21日

Jeff Beck(ジェフ・ベック) with Strings

ネットの情報では、Jeff Beck(ジェフ・ベック)は新譜Emotion and Commotion(エモーション・アンド・コモーション)で、Somewhere Over The Rainbow、Nessun Dorma、Elegy For Dunkirkがオーケストラ入りということですが、YouTube(ユーチューブ)で2010年2月13日ロンドンのO2 Arena(O2アリーナ)でのライブ映像を見つけました。
この映像では、Jeff Beck(ジェフ・ベック)が小規模なストリングスをバックに演奏する様子を見ることができます。

バイオリン奏者が加わりますが、青いバイオリンなので、ひょっとして同じブルーのフィドルがトレードマークのEileen Ivers(アイリーン・アイヴァース)かと思ったんですが、演奏後に紹介を聞くと、なんとSharon Corr(シャロン・コアー)でした。
久しぶりにコアーズを思い出し、Andrea Cor(アンドレア・コアー)はどうしているのかと、ぐぐってみたら、2009年8月に大金持ちの息子Brett Desmondと結婚したそうです。

そういえば、一緒に演奏しているバンド、最近のメンバーではないですね。
どういうラインナップなんでしょう?

それにしてもこの映像、HD camcorderで録画したというだけあって、暗い部分にもノイズが無く綺麗な映像です。
凄い時代になったものです。
ただ、音がいかにもオーディエンスものというが残念です。
これが今後の課題でしょう。(って、そういう目的に使うものじゃありませんね。)

最近のブートCDでは、ワイヤレスのモニターヘッドセットの音と会場の音をミックスしたとかいうもののあるようですが、ワイヤレスの電波をジャックしているということでしょうか、何でもありの世界ですね。

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