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2005年10月 アーカイブ

2005年10月01日

ぺログビ秋一番のスペシャルセット











う〜ん、久しぶりのような、カーヴドリラックス

の、ぺログビセット



今回のウリは、お店のページにも書かれていますが、シャンパーニュが入っていることですね。



最近価格が高くなっているような気がするシャンパンが税送料込10500円のセットに入っているというのは、ちょっと驚きです。

というか、この価格帯のセットでは見たことないような……

単品では表記が少し違いますが、同じ生産者、ヴィンテージのヴァザールコカール ブランドブラン97の単体価格が、4,680円ですから。



それで1本当たり、875円ですよ。



確かに、どれとはいいませんが、過去のセットにも入っている安ワインもあります。

しかし、どう考えてもこれは安いと思うのでした。



先に紹介した『お手軽ワイン館』のセットは思わず、ポチっとしてしまいましたが、結果は大当たりで、税送料込1本約626円とは思えないしっかりしたワイン達でした。



初回販売の時は結構安ワインが揃っていて、特に必要とはしていなかったので見送ったんですが、最近在庫も少なくなってきて内容と価格を考えると……考えてしまいますね。



やっぱり、ポチっとしてしまうんでしょうか。(^^;

ハーヴェイ・カイテルがシブい SMOKE

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ハーヴェイ・カイテル

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ブルックリンの街角の煙草屋を中心に、その店のオヤジ、客で奥さんが事件に巻き込まれて亡くなって以来書けなくなった作家、ふとした偶然からヤバい金を持逃げした少年とそれぞれに絡む人々のドラマを淡々と描いた映画。

これらの登場人物にまつわるいろんな出来事が描かれていますが、どれもカメラが深入りするのではなく、あくまで傍からそれを見ている感じ。
そんなわけで、それぞれのドラマの結末はあいまいなまま。
例えば、街を歩いてい通りすがりに見た光景のような感じ?

ハーベイ・カイテルとウィリアム・ハートの淡々とした友情が中々いい感じで最後、食事をしながら語るクリスマスの物語が素晴らしい。
ただ、この物語も事実なのか虚構なのかは分かりません。

ストリー的にはいろいろな出来事が起こるものの、特にワクワクハラハラというのではなく、このゆったりとした時の流れが、見終わった時に何となく心和ませるような映画でした。
全体的に見る側の想像力に任せるような作り方と思うので、最後のクリスマス物語実写版はなくてもよかったかな。

2005年10月04日

今日の夕食BGM

B000003OZRRhythm of the Soul
The Dave Weckl Band

曲名リスト
1. Zone
2. 101 Shuffle
3. Mud Sauce
4. Designer Stubble
5. Someone's Watching
6. Transition Jam
7. Rhythm Dance
8. Access Denied
9. Song for Claire
10. Big B Little B
11. Good Night

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チック・コリアのバンドで名を馳せたドラマー自身のバンド。
大体、ワタシ的にはドラマーのアルバムはハズレが多いというか、基本的に曲がかけてないというか。

まあ、これはドラマーのソロに限ったことではなく、ロンリー・ベアーズ、ボジオ・レヴィン・スティーヴンス、リキッド・テンション・エクスペリメント等もメンバー的には凄い組み合わせながら、やっぱり曲が書けていないというか、演奏だけにフォーカスしたというか、要するに聞いていて面白くないわけです。

その点、このアルバム、曲はすべて Dave Weckl 本人と、キーボードの Jay Oliver が書いているんですが、どの曲もスリリングでドライないいい曲がかけています。

バラード風の曲でも決して甘くならないし、ドラムだけが目立つことも埋もれることもなく、バックに回っても小技を効かせて存在感はあるし、さすがにリズムがよくて食事しながらでも上半身が動く感じ。

更に、どの曲もギターがそこそこメインになっていて、ワタシの好きな Buzz Feiten が弾きまくっているし、もう一人の Frank Gambale も弾きまくるし、メンバー全員がお互いに競っている感じなのが緊張感ある音につながっていると思います。
食事時にかかる頻度が高いアルバムです。

2005年10月06日

甘いものが好き、辛いものも好き









京・丹波 彩里 いろどりという店の『丹波大納言 あん栗 最中』



楽天カードの利用明細についていたショップ紹介パンフで見つけたんですが、これは美味しそうですね。

サクっとした皮の感触を思い浮かべました。



タイ料理やカレー系、タバスコ、ハラペーニョ系の辛いもが大好きなんですが、実は甘いものも大好きなので、この画像にはピクっときました。



ポチっとしますかねぇ。

今日の夕食BGM

B000000ORXNight Ride Home
Joni Mitchell

曲名リスト
1. Night Ride Home
2. Passion Play (When All The Slaves Are Free)
3. Cherokee Louise
4. The Windfall (Everything For Nothing)
5. Slouching Towards Bethlehem
6. Come In From The Cold
7. Nothing Can Be Done
8. The Only Joy In Town
9. Ray's Dad's Cadillac
10. Two Grey Rooms

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ある時期を境にジョニ・ミッチェルはジャズに傾倒していって、その頂点が Mingus だと思うのですが、その後もジャズをベースに独自の世界に浸っていたように思います。

が、1996年のこのアルバムで、先祖帰りというか原点回帰というか、アコースティックな音をベースに変に気負わない、かつての自然な歌い方になっていて、きっと本人もやっていて気持ちいいのではないかと思うような音に仕上がっています。
特に、1曲目がいいです。
虫の声のSEが入っていて、いかにも今のちょっと肌寒い夜の雰囲気を思い出せます。
輸入盤を買ったので歌詞の内容までは分かりませんが、4th of July と言う歌詞も聞こえるし、内容が気になるところです。

ほんとに、ジョニ・ミッチェルは、いいシンガー、ライターですね。
何より、親しみやすさがあるのに、曲というかメロディーは意外ととっつきにくい部分があって、それが何回聞いても飽きない、聞くたびに新鮮な気持にさせてくれるのでしょう。
Shadows and LightミンガスTaming the Tiger

2005年10月08日

ジョニー・デップがドブロ ショコラ

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ジュリエット・ビノシュ

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血筋による宿命として北風に吹かれて色んな国の街から街へ移り住むヴィアンヌと娘がフランスの小さな村に現れ、チョコレート屋を開くもものの、支配する伯爵によって古い習慣、因習を引きずりながら生活を営んでいて、最初は中々店に寄り付かなかったそれぞれ問題を抱えた住人たちも、ふとしたきっかけで店に来るようになり、ヴィアンヌが一人一人の好みのチョコレートを薦めていくと、心を和ませ表情も和らぎ、抱える問題も解決していって……というような、おとぎ話のような映画。

とにかく、派手な映像効果や音響効果もなく、スリルもサスペンスも冒険も魔法もないにもかかわらず、2時間をあっという間に見せてくれました。
この映画を見た日は寒くて、風の強い日でしたが、映画にピッタリでちょっとだけ暖かい気分になれたかな。

ジョニー・デップは最初のクレジットでも and として紹介されていたとおり、出番はとても少なくて端役的な扱い、にもかかわらずで主人公以外が霞んでしまいそうな凄い存在感、たいした役者です。
まあ、何でフランスが舞台なのにみんな英語をしゃべっているのか(見るまではフランス語の映画かと思ってました。)など突っ込みたい気もしますが、おとぎ話だからいいんです。

音楽は、ちょっとジプシーっぽい味のある音楽とフレンチ・ジャズと言っていいかも。
ジャンゴ・ラインハルト、ステファン・グラッペリのマイナー・スィングとか。
ジョニー・デップがドブロを弾くシーンが、いい音で中々よかった。
指使いを見ると、ほんとに弾いているように見えましたが、ラストクレジットにちゃんと本人演奏のクレジット。
ブルースっぽい曲を弾いてましたが、ロバート・ジョンソンの They'er Red Hot という曲のようです。
音楽的にも、中々楽しめました。

それにしても、チョコレートは美味しそうでした。
トロトロのチョコレートに指を突っ込んで舐めてみたくなります。

2005年10月12日

3連休は大阪

3連休を利用して、カミさんの実家に遊びに行ってました。



1日は外で食事をしようということになったんですが、いつもの場所に行く予定にしていたので、下調べは全くしていない状態でした。

ぶっつけ本番で探そうと思うと、本屋立読みしか方法がなく、気軽に持ち運べるノートがほしくなりました。

携帯があるではないか、という突っ込みもあるでしょうが、私達の機種ではコンピューター用のサイトをそのまま表示できるような機能がないので、とても実用的とはいえません。

こういう時にぐぐってポンといかないのはとてもストトレスが溜まります。



とりあえず、立読みで見つけた店の前まで行ってメニューを見ると安いと思った2千円台のメニューはパスタに前菜、デザートがつくという、「パスタセット」のような内容でがっかり。

そもそも、ワインを飲みたいと思っているので、スープは必要ないし。

結局は料理メインかワインがメインかという選択になり、1万円程度という予算で結局いつものエノテカに。



エノテカは本来はワインショップなんですが、大阪ハービス店ではちょっとした食事のできるビュッフェのようなスペースがあるので、ブルーノートでライブを見る時など、ここで軽く食事とハーフのワイン+グラスワインでいい気持ちになってから見に行くというのが最近の定番になっています。



今年の春頃から指定ワイン以外は持込料が1000円かかることになったのは残念です。

まあ、その代わりといっては何ですが、ワインをちゃんとサービスしてもらえるのはちょっとレストラン気分で、そのサービス料と思えば納得できます。(でもやっぱり気軽さ気分の点ではマイナスですが。)



で、今回はサントネィ “レ・コルニエール” / ジャン・マルク・モレ20013300円が持込料なしのコーナーにあったので、迷わずこれにしました。



iconicon



グラスシャンパンはブリュット・プルミエ / ルイ・ロデレール



 



で1400円は当たり、次いで白ワインのグラスはイタリアの白、これはたいしたいことないです。

本命のサントネーは何と、リーデル/ ブルゴーニュ(マシンメイド)のグラスでいただきました。

これ、同じ系列で地下にあるレストラン、ブルディガラでも使ってません。



これは凄く嬉しかったです。

普段使っているグラスで飲んでいると、気分もリラックスできて最高でした。

ワインは透明感があって、グラスを透過した光がテーブルに落ちて赤い色がゆらゆらしてとても綺麗でした。

味は、軽すぎず、重すぎず最初に甘みが感じられ、酸味はそれほど強くなく最後にかなりのタンニンが残って、ワタシ的には大好きなタイプ。



料理は、パテ、チーズ盛り合わせにエポワスを追加。

トロトロでスプーンでひとすくいという感じ。

前回のラミ・デュ・シャンベルタンに比べると香りが弱めで塩味が強く、ミルクっぽさがマスクされる感じはあるものの、ワインにはよく合っていました。



ここの料理は電子レンジと割り切っているので、料理メインの店としては使えませんが、ワインを飲むためならかなりお勧め度が高いです。

ただし、ショップに併設されている店なので、サービスの質に期待してはいけません。

手酌でなく飲めるということで、ワタシ的には必要十分です。



今回はこの内容で、10365円。

これだけ飲んで、ほぼ満腹になる感じで食べて一人約5000円なら素晴らしいと思います。

2005年10月13日

今日の夕食BGM

B0002MONCCザ・ロッターズ・クラブ(紙ジャケット仕様)
ハットフィールド&ザ・ノース

曲名リスト
1. シェアー・イット
2. ラウンジング・ゼア・トライング
3. ビッグ・ジョン・ウェイン・ソックス・サイコロジー・オン・ザ・ジョー
4. カオス・アット・ザ・グリージィ・スプーン
5. ザ・イエス・ノー・インタールード
6. フィッター・ストーク・ハズ・ア・バス
7. ディドゥント・マター・エニウェイ
8. アンダー・ダブ

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今日の夕食時のBGMの1枚目は、準備中からカミさんがかけていた Hummingbird 1975年の1stアルバム。
最近日本のバンドで同名のバンドがあるようですが、こちらは元第2期Jeff Beck Groupの、Bob Tench(Vocal)、Max Middleton(keyboard)、Clive Chaman(Bass)、Bernie Holland(Guitar)、Conrad Isidore(Drums)にゲストとして今週土曜日に大阪ブルーノートでライブがある、Linda Lewis がボーカルで参加しています。

元々このバンドは Linda Lewis のアルバムでバックをつとめたことがきっかけで結成されたとのことで、今回のライブには2ndから参加しているギターの Robert Ahwai、ジェフ・ベックの Blow By Blow、Wired で演奏していたドラムスの Richard Bayley が参加しています。
とても見てみたいのですが、3連休に大阪で遊んできたために、どう考えても無理です、残念。

で、ワタシが2枚目に選んだのが、コレ。
Richard Sinclair(Bass/Vocal), Phil Miller(Guitar), Dave Stewart(Keyboards), Pip Pyle(Drums)という、ゴング、キャラバン、エッグというカンタベリー系バンドのメンバーが結成し、先週東京でライブを行った、Hatfields & The North の1975年の2ndアルバム。

当時このアルバムを初めて聴いた印象は、とにかく曲想がコロコロ変わって、眩暈がしそうな感じ。
脱力なボーカルに、とりとめのないギター、ハモっているようでハモっていないようで、やっぱりハモっている女性コーラスにフリージャズっぽい演奏も加わり、淡くカラフルな音に圧倒されました。
なんといってもギターが素晴らしいんですが、ボーカルもスルメ的な味があります。
Fender Rohdesの音が綺麗だし、今聴くと、どことなく Return to Forever の影響もある感じ。

輸入盤にはボーナストラックが入っていますが、オリジナルのままの国内盤がいいと思います。
ワタシのCDもボーナス入ってますが、終わったあとの余韻もなくボーナストラックにつながるのは無意味でもったいない。

リリースから30年経った今聴いても、全く色褪せない内容、ワタシにとってジャケット共に完璧な1枚です。

2005年10月14日

今日の夕食BGM

B00005R6QCSLOW
リッチー・コッツェン

曲名リスト
1. オハイオ
2. スケァード・オブ・ユー
3. ゴールド・ディッガー
4. ジ・アンサー
5. スロー
6. ドント・ウォンナ・ライ
7. ガット・イット・バット
8. アイ・キャン・メイク・ユー・ハッピー
9. サファイア
10. カム・バック(スウェアー・トゥー・ゴッド)
11. リライ・オン・ミー
12. レッツ・セイ・グッドバイ
13. コンフリクテッド
14. コンフリクテッド(リプライズ) ※〈初回のみCDエクストラ〉内容:ドント・ウォンナ・ライ(プロモーション・クリップ)

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元ポイズン、元ミスター・ビッグのギタリスト、Richie Kotzen 2001年のアルバム。
もうそんな前のアルバムだったんですね。
当時結構この人のギターにハマっていて、大阪でライブも見ましたが、コレでもかというくらいギターを弾き倒しました。

ボーカルもドスが効いた、いい声をしているし、ちょっと進行がワンパターンながらいい曲を書いているし、いいアルバムです。
ただ、何でもできるぞ、というか、あれこれ手を出しすぎて散漫になりかかる部分もあります。
まあ、それもアリかなと。
次々とアイディアが浮かんできて、アレもコレもという感じです。

これ以降のアルバムは、試聴した曲も、実際アルバムを買った人の話を聞いても、ギターの比重が小さくなって、AOR的というか、そんな路線に変更している様子。
これだけのギタリストですから、インストアルバムもちょっと退屈かもしれないけど、あれば聞いてみたいものです。

2005年10月15日

16歳のボーカル ザ・コミットメンツ

ザ・コミットメンツザ・コミットメンツ
ロバート・アーキンズ, アラン・パーカー

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2008-04-16
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アイルランド、ダブリンの若者が結成したバンドの物語、と一言で言ってしまえる映画ですが、バンドメンバーの募集、楽器やアンプの調達、練習場所の確保、メンバーの脱退などバンドが出来上がっていく過程からメンバー間のゴタゴタ、金の問題等がうまく描かれています。 メディアの注目を集め始め、小さいレコード会社の契約まで後一歩と言うところで壊れてしまうまで、とその後もチラっと描かれています。

演奏自体もメンバーの表情も最初は自信なさげなのが、ステージを経験するにつれ自信にあふれた表情になり演奏もうまくなるし、バンドのドキュメンタリーとしても面白く見れます。
オーディションにイーリアンパイプ奏者がきたり、トラッドを演奏するバックで家族が踊っていたり、細かいシーンまでよくできています。

このテの映画ではスパイナル・タップを思い出します。
いかにも実在するバンドのドキュメンタリーのように作られているものの、いろんなバンドのパロディー(初代ドラマーは●ロを詰まらせて死んだとか。)を寄せ集めた架空のバンド(アルバムは出ていますが)のお話でした。

で、この映画はいかにも架空のバンドの物語のように作られていますが、ザ・コミットメンツは実在していて、現在もツアーしています。

オフィシャルサイト

ライブシーンも実際ににライブをやって撮影したというだけあって、音が生々しいし、結構熱くなります。
演奏している曲も、Dan Penn の Dark End Of The Street など、中々渋い選曲になっていて、ちょっとジョー・コッカーの雰囲気もあるボーカルがいい味出しています。
このボーカルが当時16歳というのも驚き。

この映画に関する情報を検索していてみつけた、【シネマで UK & Irelandを感じよう】が素晴らしい。
この映画の舞台となったアイルランドのことや、この映画について興味深い内容があります。
コアーズとこの映画の関係なんて全然知りませんでした。

2005年10月16日

今日の夕食BGM

B00004GOXSTwo Against Nature
Steely Dan

曲名リスト
1. Gaslighting Abbie
2. What a Shame About Me
3. Two Against Nature
4. Janie Runaway
5. Almost Gothic
6. Jack of Speed
7. Cousin Dupree
8. Negative Girl
9. West of Hollywood

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スティーリー・ダン、2000年のアルバムです。

今聴いても、非常に新鮮で、硬派、ソリッドかつデジタルな音です。
デジタルとは言っても、別にコンピューターミュージックではありません。
それぞれの楽器は人間が演奏していますが、全てをデジタル化してスタジオで
組み合わせた感じ、というんでしょうか。

それなのに、ドナルド・フェイゲンのボーカルはウマいとは言えないものの、
温かみが感じられていいです。
それにしても、愛想のない突き放した感じのメロディー、ボーカルです。
逆に、だからこそ聞き飽きないし、聞くほどに味が出てくるのだと思います。

それにしても、何ともありきたりなジャケット。
ネットでも同じような写真を見たことがありますし、ワタシもカミさんと同じような影の写真を撮ったことがあります。(^^;

ちなみに、このアルバム2001年のグラミー賞、いくつかとってます。

Album of the Year
Best Pop Performance by a Duo or Group with Vocals
Best Pop Vocal Album
Best Engineered Album/Non Classical

2005年10月18日

イトーキ トリノチェア

コンピューター用にはトリノチェア

を使っています。



もう何年か前、この椅子は元々カタログで見つけ、スプリングやフォームウレタンなどではなくプラスティックに特殊な切れ込みを入れたものでクッションを確保するという構造に惹かれたものの、実物を置いているところが近くになく、当時事務所によく来ていた事務機屋のセールスの人にその話をしたところ、やはりショールームくらいしか見れるところはなくて、更にショールームは日曜日休みとのことで、流しかけていました。



そうしたら後日、そのセールス氏がやってきて、営業所の人が近くに来る時に現物を持ってきてくれる、との知らせ。

なんと熱心な、と思いましたが、現物を見て座ってみて非常にいいと思い、即座に注文しました。



構造は、メーカーのサイトで見て下さい。

こんなシンプルな構造なのに、座った時にぴったり合う感じで、仕事柄長時間据わっていることも多いのに全然お尻も腰も痛くなりません。

この椅子を使うまでは、1日に何回も立ち上がって、腰を伸ばしてということをやっていたのに。



コンピューター用、仕事用の椅子を探している方は是非選択肢に入れてみてください。



TRINO
右の写真はワタシが実際使用しているものです。ご覧のとおりクッション部分はそれほど厚みはなくて硬めなのですが、しっかりフィットします。(クリックで大きい画像を表示します。)

2005年10月21日

今日の夕食BGM

B00004TKRLUniverse
Planet X

曲名リスト
1. Clonus
2. Her Animal
3. Dog Boots
4. Bitch
5. King of the Universe
6. Inside Black
7. Europa
8. Warfinger
9. Chocalate
10. Pods of Trance
11. 2116

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前にも書きましたが、このテの演奏主体で曲が曲になっていないようなバンドは苦手です。
というわけで、本来ならこのバンドも苦手の部類に入るハズなのですが……

アルバム全体としては曲調が似通っているとか、夕食のBGMとしては微妙なバランスではあるものの、唯一トニー・マカパインのギターが時折見せる泣きの部分、これが乾いた曲調にひと花添えているというか、それで聞きとおせる感じ。
曲も、このジャンルのバンドにしてはよく書けている方だと思うし。

残念ながらオフィシャルサイトの情報を見ると、現在はトニーはいないようです。
それにしても、かつてブルー・ノートにマカパインが出演したというのは驚きですが、それを見たカミさんによるとフュージョンで、ソロも殆ど弾かなかったのでメタラーとしてはストレスが溜まったようです。

2005年10月23日

今日の夕食BGM

B000002BASRaoul and the Kings of Spain
Tears for Fears

曲名リスト
1. Raoul and the Kings of Spain
2. Falling Down
3. Secrets
4. God's Mistake
5. Sketches of Pain
6. Los Reyes Catolicos
7. Sorry
8. Humdrum and Humble
9. I Choose You
10. Don't Drink the Water
11. Me and My Big Ideas
12. Los Reyes Catolicos (Reprise)

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今や Roland Orzabal のソロ・プロジェクトになった、Tears For Fears 1995年のアルバム。

それぞれの曲が短いインターバルで続くことからもコンセプトアルバムであることが分かります。
アルバムタイトルからスペインの王家にまつわる内容かと思うと、そうでもないようで、訳詩を読んでも内容が今ひとつ分からないというのはロックにはよくあることで、本人もそういう線を狙っているよう。

ポップな面もあるけど Sowing The Seed Of Love のラブ&ハッピーなサウンドではなく、もっと内向的な感じで構成もよく練られているので聞き飽きないし、オーケストラを使用し、スケールの大きさも感じてワタシ的には十分プログレとして聞くこともできます。
ギターの比重が大きいのも、ワタシ好み。

このアルバム、スーパーに入っていたCD屋の特価コーナーで、新品1枚350円くらいで買ったこともあり、満足度は高いアルバムです。

2005年10月26日

今日の夕食BGM

B00067Z32MBlue Moon Swamp
John Fogerty

曲名リスト
1. Southern Streamline
2. Hot Rod Heart
3. Blueboy
4. Hundred and Ten in the Shade
5. Rattlesnake Highway
6. Bring It Down to Jelly Roll
7. Walking in a Hurricane
8. Swamp River Days
9. Rambunctious Boy
10. Joy of My Life
11. Blue Moon Nights
12. Bad Bad Boy
13. Just Pickin' [*]
14. Endless Sleep [*]

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ジョン・フォガティー1997年のアルバム、ってもうそんなに前のアルバムになってしまったのかぁ。
あのCCRの、と言っても今ピンとくる人がどれだけいることか。
ま、CCRのスージーQなんかのイメージで聞くと、ガックリくる人が多いかも。
声だって、あの絞り出すようなダミ声と全然違ったナチュラル、カントリーな声だし、曲調もカントリー、スワンプ、少しブルース。

でも、ワタシ的にはギター至上主義的はバッチリ守備範囲です。
なんといっても、このギターの音質がいいです。
ワタシ的はストラトなのですが、ジャケットを見るとテレキャスも写っているし。
いずれにしても、クリアトーンの張りがあってビンビン鳴って、かつ低音から高音までバランスのいい音は、これこれ、フェンダーは、という感じで気持ちいい。

2005年10月28日

ブラザー複合機DCP-1000J使用感

以前紹介したブラザーのデジタル複合機DCP-1000Jも使い始めてそろそろ5ヶ月になりますので、使い勝手など紹介してみようと思います。



写真のように、後部には用紙トレイ、前部には用紙排出トレイが突出しているので、設置設置面積は思った以上に広くなります。

置き場所をあれこれ考えた結果、箱の収納場所も必要になることを考えて、そのまま箱の上に置いて使っています。

この箱のサイズが約58.5cmX57cmですから、写真から実際の設置スペースの感じは分かっていただけるのではないでしょうか。



画像をクリックすると別ウィンドウで大きい画像を表示します。
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それぞれの機能についての印象ですが、

コピー
 スリープ状態から1枚だけをコピーすると、原稿が排紙されてからコピーが始まる感じになりますが、複数枚コピーする場合はさほどスピードは気になりません。

通常の状態からならストレスなくコピーされますし、この価格で電子ソーター機能もあって不便は感じません。
スキャナ
 写真をスキャナするような用途では使用頻度が低いのですが、書類のPDF化のために多用しています。

予想通りADFは非常に便利で、ほかの仕事をしている間に数十枚の書類をスキャンさせるような場面では大変重宝しています。

欲を言えば両面スキャン機能か、両面スキャンできるソフトがあればと思います。

両面スキャンできるシェアウェアのプラグインも見つけたのですが、Acrobat5.0のみ対応かつ試用もできないので、あきらめました。
プリンタ
 プリンタとしては、厚みのある封筒なども問題なくプリントできますし、スピードも問題ないと思います。

好みの問題でしょうが、数字のフォントに若干特徴があります。

以下に、Canon B406GIIと本機のフォントのサンプルを掲載します。

サンプルはいずれもプリントアウトしたものを、DCP-1000Jを使用し1200dpiでスキャンし、それを300dpiに変換しています。

漢字、かな、カタカナ、アルファベット、全角の数字はほぼ好みの問題と言える範囲内の相違だと思いますが、半角の数字はだいぶ雰囲気が変わります。

ご覧のように、全体に丸く縦方向が少し短く感じます。

実際に大雑把ですが物差しで計ってみると12ポイントの印字結果では1mmも違いませんが、少し縦方向が短めです。

実用的には、例えば請求書をプリントした時には数字が小さくてインパクトに欠けます。


という感じですがトータルでは全く問題なく使えますし楽天でも最安値が19,800円(税別)です!(この価格での在庫店はこれを書いている3日ほどの間に2店ほど減りました。)

上段がキャノン、

下段がブラザーのサンプルです。

クリックすると別ウィンドウで大きい画像が表示されます。
ひらがな・カタカナ
kana
漢字
kanji
アルファベット
alphabet
全角数字
number
半角数字
number_half

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